2012年7月14日土曜日

ちょっとうれしかったこと ―アウトキャンパススタディのバス車中の会話―

昨日は大学の大型バスでアウトキャンパススタディに出かけました。

バスのなかで、耳に入ってきた学生の会話のヒトコマ・・・
学生たちは体形のことについて話をしていました・・・

「・・・子どもを産むと太ったりするじゃない!」
「そうそう、よくそう聞くよねぇ。太るといやだなぁ。子どもを産む前にやせておこっと!」
「でも、やせ過ぎるのって、よくないっていうじゃない?!」

「そうだよねぇ。やせ過ぎるのはよくないんだよね!」

そうです。長野県でも全国的な傾向と同様、働き盛りの男性で肥満が問題となる一方で、20歳代、30歳代の若い女性にはやせ傾向が見られ、健康上の課題と言われています。
通常、BMI(=体重kg÷身m÷身長m)が18.5kg/m・m 未満をやせの区分としますが、平成22年度長野県県民健康・栄養調査結果によれば、20-29歳女性のやせの割合は30.0%、30-39歳では22.8%と高くなっています。
そして、疫学研究レベルでも、やせ傾向の女性は低出生体重児を産む傾向があり、小さく生まれた赤ちゃんは将来、生活習慣病などを発症するリスクが高くなるということが言われるようになってきています。

彼女たちは、大学の講義などでそのような話を聞いているのでしょう。
若い女性のやせ志向をどのように改善すればよいのか、難しいテーマだと思っていますが、ちゃんと学べば、そう考えてくれる若年女性も多いのかもしれない・・・彼女たちの会話を聞きながら、なんだか「ホッ」としました。

彼女たちが気づいていることを、周りの女性たちに伝えていってほしいと思います。

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