2013年12月31日火曜日

ありがとう!! 2013年

もう数時間で2013年も終わりとなります。
この1年、私のblogをお読みいただいた皆様、目を留めてくださった皆様、ありがとうございました。

松本大学健康栄養学科に関連した様々なことが、少しでも皆様に届いていればうれしく思います。
独りよがりで読みにくいこともあったと思いますが、お許しいただければ幸いです。

午年の次年度も、よろしくお願い致します。
目標に向かって、駆け抜ける年になるのでしょうか?

皆様、どうぞよいお年をお迎えください!!

2013年12月29日日曜日

もう、四半世紀

平成25年の年末にあたり、平成の四半世紀を振り返り、現在を考える報道番組が放送されています。
片付けをしながら、垣間見ていました。

昭和が終わろうとするとき、私はスキー場にいました。
バブリーな時代でしたねぇ。
あれから25年も経ったのですね。四半世紀も前のこととは思えません。

番組に登場する場面や人物を通して、いろいろなことを思い起こしました。振り返れば25年はやはり長いということですね。

大学生は、社会人経験などのある一部の学生を除くと、皆、平成生まれ。昭和も遠くなりにけり・・・です。
今年は、例年に増して、学生たちと波長が合わないなあと思う場面がありましたが、それは、当たり前のことなのでしょう。

時代と向き合いつつ、できることをしなければ・・・ともあれ、大掃除です!

2013年12月28日土曜日

年忘れパーティ!

12月27日(金)、松本大学も仕事納め。
夕方から、松本市内のホテルブエナビスタで大学教職員の忘年会が開催されました。

教職員クラブ会長、住吉学長、藤原理事長のごあいさつがあり、1年間のいろいろな場面を思い出しました。
いろいろ課題は積み残していますが、なんとか無事に2013年の業務が終わり、ほっとします。
(実は、今日もこれから大学に向かいますが・・・)

昨夜は忘年会パックでホテルに泊まりました。やるべきことはたくさんあって迷いましたが、少し自分にもご褒美です。
ブエナビスタは朝食ビュッフェがすばらしいのです。

ホテル最上階から…
今朝、最上階のレストランに行って朝食をいただいていると、長野県学校給食会の皆さんにお会いしました。今年も学校給食コンクールでお世話になった皆さんです。
やはり昨夜、同じように忘年会だったのだそうです。

最上階から、松本市内をパチリ。
西側の雲が低く、北アルプスが見えないのが残念です。

さて、大学に行って、区切りのいいところまで、仕事を進めてきます。

2013年12月26日木曜日

2013年 最後の授業

あっという間にクリスマスが過ぎて、今日は年内最後の授業日。
私は、4時限目に栄養教諭の教職関係の演習・・・これが、2013年最後の授業でした。

栄養教諭免許取得の教育実習を終えた4年生はずいぶん成長してくれたと、実感しました。
そうでなくても時間割が混み合っている健康栄養学科ですから、たいへんだったと思います。

長野県では、今のところ、栄養教諭の任用は学校栄養職員からの任用替えのみです。
4年生が卒業時に採用試験に臨むことはできないのですが、近いうちに新任としての採用も行われるようになるのだろうと思います。

少しでも早く、栄養教諭免許を取得して卒業する学生が、新任教員として採用される体制が整いますように!!

授業終了後、Kids Cooking 教室の後、研究室前の廊下に飾っておいたクリスマスツリーを片付けました。

大学の正面玄関には、例年のように、大きな1対の門松が飾られました。

お正月モードに切り替わり、一気にあわただしさが押し寄せてきました。

2013年12月23日月曜日

2013年度卒業研究発表会

今年最後の連休最終日。
天皇誕生日の本日、2013年度健康栄養学科卒業研究発表会が開催されました。

口頭発表は各研究室1つずつの11演題、ポスターは45演題。

ゼミごとに、一人1テーマのところもあれば、グループで1研究をまとめたところもあります。
私のゼミは毎年一人で1テーマの卒業研究をまとめることになっています。
4年生にとっては大学で学んだことの集大成です。
今日までよく頑張りましたね!

ゼミを代表する口頭発表はいずれもよくまとまっていて、質問にも精一杯、応答し、りっぱでした。

これから卒業研究に取り組む3年生、このあとゼミ決めをする2年生に加え、1年生も何人か出席していたので、ポスター発表時の会場は人だかりができていました。

それぞれ関心のあるテーマについて尋ねたり、ゼミの活動や研究について質問したりしていたようです。
下級生にとっても実りある発表会になったと思います。

発表会終了後、私のところの4年生は松本駅付近で打ち上げ。
誘っていただき、皆と楽しく、打ち上げ会+クリスマスパーティ+忘年会。
皆、肩の荷をおろしたことでしょう! 

このあとは・・・国試に向けて、一丸となって頑張りましょうね!

2013年12月22日日曜日

Kids Cooking 教室

“おうちで作ろう! 野菜でクリスマス☆” 
12月22日・・・このテーマで、3年ゼミ生といっしょにKids Cooking教室を実施しました。

夏にもお世話になった松本市内のレストラン、ヒカリヤニシの田邉真宏シェフにご指導いただきました。
最初にごあいさつ

13:30にスタートする教室に参加してくれた小学生は11名。
4~6年生を対象として募集しましたが、お姉ちゃんと一緒に参加してくれた小学3年生の男の子も1名加わりました。

子どもたちもゼミ生もコックコートに、コック帽・・・シェフ気分で野菜ペーストを混ぜた生クリームのロールケーキと、野菜のブーケのクレープづくりにチャレンジしました。

6年生くらいになると、シェフからの指導の後、「じゃ、やってみよう!」といっても無邪気に「私がやりたい!」という感じではなく、引いてしまうので、なかなか難しかった・・・ゼミ生の感想です。それをどんなふうにリードしていけばいいのかを考え、学習する場をいただいたということでしょう!

試食のあと、野菜に関する栄養教育もセットしていましたが、その時も元気に手を挙げて答えてくれたのは、3年生の「やまと」君でした・・・しっかり答えてくれて、ありがとう!!

予定時刻をオーバーして、やっと完成。やはり、皆、うれしそうでした。
長い時間お待ちいただいた保護者の皆さんにも加わっていただき、「いただきます!!」

終わったあとに子どもたちからいただいた「また、やってね!」は、ゼミ生にとって、うれしい言葉だったと思います。

調理室のふきん類を選択して、すべてを片付け終わった学生たちが大学を後にしたのは、19時半近く。
お疲れ様でした。

明日は、4年生の卒業研究発表会ですから、また登校ですね。
忙しい年末ですが、頑張りましょう!!

2013年12月21日土曜日

Kids Cooking の準備と Birthday

松本は晴れでした!?
雪降りの長野の朝
12月21日土曜日。
明日はKids Cookingの開催日のため、3年ゼミ生とその準備をすることになっており、松本に向かいまいした。

長野は今シーズン最も多い積雪をなりましたが、松本は晴れていました。この時期、本来の冬型の天気です。

11時に明日ご指導いただくヒカリヤニシの田邉シェフが食材等を運んできてくださいました。
皆で手分けして、調理実習室と実習食堂の準備を整えました。

Birthday Cake
実習食堂には、この教室のために購入したクリスマスツリーも飾り付け、気分が盛りあがりました。

その後…ゼミ生メンバーが3年生ゼミ長のBirthdayのお祝いをしようと準備していることを知りました。

ゼミ生の一人がケーキを購入してきてくれることになっていたようですが、なかなか到着せず、皆でヤキモキ・・・。

皆の首がながくながーくなってしまった頃に到着。
ささやかなささやかなBirthday  Partyが開かれました。。

21歳のお誕生日おめでとう!!

さあ、明日も楽しく進めましょう!

2013年12月20日金曜日

「食育情報リンクネットながの」の総会・情報交換会

12月19日は「昔語りの会」に出席したあと、長野市に向かいました。
平成25年度の「食育情報リンクネットながの」の総会・情報交換会が開催されることになっていたためです。

私は同会の世話人をしているのですが、ここしばらく、世話人会のある日は講義日で出席できませんでした。
久しぶりです。

参加された皆さんが、自己紹介を兼ねて、現在取り組んでいる食育活動について紹介してくださいました。
いろいろな切り口の食育活動が実施されていて、興味深く聞かせていただきました。

もちろん、私もゼミの活動を中心として紹介させていただきました。
「食育情報リンクネットながの」のHPはこちらをご覧ください。 →http://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/nagano/syokuiku/rinkunetnagano/syokuiku-top.html

総会の議題として、県の健康福祉部から、来年、長野県で実施される「第9回食育推進全国大会」のアナウンスもありました。

私はこの全国大会の実行委員会メンバーでもあり、松本大学として、どのような参加形態をとるか、いろいろ企画を考え中です。

ご出席の皆さんも前向きに考えていてくださるようでした。実行委員としてはうれしいことです。

このblogをご覧の方で、ご興味のある方は、http://www.syokuiku2014.jp/ をご参照ください。
開催は来年の6月です。(6月は食育月間のなのです!)

2013年12月19日木曜日

12月の「昔語りの会」はクリスマスパーティ

毎月1回のペースで続けてきている安曇野市豊科地区で開催される有限会社 創生活環境運営の好例者くらぶの集い「昔語りの会」。

12月は19日の開催でクリスマスパーティ!!

スタッフの方たち手作りのスポンジが用意され、私も加えていただいて、参加者全員でケーキの飾り付けをしました。

ホワイト、イチゴ入りの薄ピンク、チョコレート色の三種類の生クリームがホイップされていたので、それぞれに工夫を凝らしてデコレーション・・・。

グループになったメンバーによってにぎやかなケーキ、おしゃれなケーキ、おしとやかなケーキなど、見かけは多様なケーキが仕上がりました。

学生が作ってくれた
洋なしのタルト
(これを20個
作ってくれました)

キウイとイチゴをたっぷり使ったゴージャスなケーキです。

完成後、ケーキカットのセレモニーをして、その後、皆で「いただきまーす!!」
カレーの会のときにもいただいたスリランカの紅茶とともにいただきました。

私は、ゼミの4年生が焼き上げてきてくれた「洋なしのタルト」を持参しました。
とてもお菓子作りが上手なのです。
参加者の皆さんからもケーキ屋さんになれそう・・・と、「おほめの言葉」をいただきました。
ゼミ生に 「Thanks a lot !!」  
皆さんに喜んでいただけて、よかったです。

皆さんから、いろいろなお話もうかがい、楽しく実りあるひと時を過ごしました。
私がこの会の皆さんとお会いするのは年明けになります。
「よいお年を!」です。

2013年12月16日月曜日

イルミネーションが灯りました

大学のイルミネーションライトの飾り付けが行われていると報告したのは、12月10日でした。

学生たちの話では、本日がイルミネーションの点灯式とのこと・・・5時限目にあったゼミナールの時間を終えて、中庭を通りかかると・・・イルミネーションがきらめいていました。

真ん中にベンチが置かれているので、仲間と記念写真を撮っている学生たちもいました。

きっと、来週のクリスマスまでは、灯っているでしょう。
しばらく楽しみたいと思います。
皆様も、写真ではありますが、ご覧ください!!

2013年12月15日日曜日

怒涛の1週間が終了

師走中旬の日曜日の朝。長野市では、雪が少し積り、家々の屋根が白くなっています。

私にとっては、久しぶりにおだやかな日曜日。
このところ、土日もずっと大学や栄養士会の仕事、学会参加などで休日気分ではありませんでした。

そして・・・
この1週間は4年生の卒業論文に追われた日々でした。
1期生のときには、この時期、目のトラブルで眼科医のお世話になったことを思い出します。
今年も、毎日、原稿と向き合っていて目も気持ちも疲れました。

一人ひとりペースは異なりましたが、4年生もこの1週間集中し、卒業論文をまとめきることができました。
お疲れ様でした。
自分の立てた仮説や取り組んできた活動と向き合って、得た結果や成果について考えていくには、通常の授業とは異なった力が求められますし、ある種の根性も必要になります。
この経験を、卒業後の様々な場面で活かしていってほしいと思います。

昨日の土曜日は、午前中は2年生の補講、午後は本学の山田教授が企画された特別公開講演会。
東北大学病院産科長 ・ 特命教授 杉山 隆先生に「妊産婦の栄養・糖代謝異常妊娠と関連して」というテーマでお話しいただきました。
学外から、助産師さんや管理栄養士さんも参加されていました。

杉山先生には、今年、私がいつも参加する学会自由集会で初めてお目にかかりました。その折に、とてもお世話になりましたので、講演前にごあいさつさせていただきました。
・・・というわけで、1週間が終わりました。

今日は夕方から、健康づくりの活動を進めているNPOの理事会です。それまで少しゆったりと雑用を進めたいと思います。

2013年12月13日金曜日

クリスマス前のキッズクッキングに向けて

私のゼミナールでは、今年の夏に、初の試みとしてKids Cooking教室を開催しました。
松本市にあるレストラン ヒカリヤの田邊シェフにご指導いただき、いっしょに運営させていただいたのです。

その様子はこちらをご覧ください→ http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2013/07/blog-post_9134.html

12月22日(日曜日、4年生の卒業研究発表会の前日です)に2回目の教室を開催することにして、ただいま準備中です。

今回はクリスマス直前ということで、“野菜をケーキにしちゃおう!”がテーマです。

3年ゼミ生は、11日にヒカリヤさんにお邪魔して、シェフから直接ご指導いただきました。
私は、講義があり、行くことができませんでした(とっても残念!)。

← 写真のようなケーキと
       クレープ→
をつくるようです。ケーキはどこに野菜を使っているかわかりますか?

12月22日(日曜日)は、小学校4年生から6年生までを対象として、午後に開催。
この教室用に買い揃えた子ども用コックコートを着て、Cookingにチャレンジ・・・です。

参加者募集中。
詳細等の問い合わせ、お申し込みは大学の代表番号で廣田までご連絡ください。
参加費(材料費等)500円で、先着20名様までです。

それにしても、ヒカリヤさんで直接、田邉シェフからご指導いただくことができるなんて・・・学生たちはとても貴重な機会をいただいたと思います。
私はヒカリヤさんに伺うことができなかったので、ゼミ生に「写真を撮ってきてね」とお願いしていました。

今日、3年ゼミ生の一人がカメラを研究室に持ってきてくれました。
SDカードから画像を保存してくださいと彼女が出してくれたのは、“カメラのバッテリー”でした。
いっしょにいたゼミ生ともども、久しぶりに大笑い!!

さっそく、思いだし笑いをしながら、写真を使わせていただきました。

楽しいCooking教室になりますように!!

2013年12月10日火曜日

松本大学がふもと 2本のレインボー

発達中の低気圧の影響で、全国的に荒れ模様のようです。
明日は雪になるのかしら?

今日の松本は雨が降ったり、青空が見えたり・・・めまぐるしい天気でした。
4年のゼミ生と卒業研究論文執筆作業をしているときに、教室の窓の向こうに大きな虹が見えました。
左に薄い副虹があるのがわかりますか?
ダブルレインボーです。
皆でひとしきり見入ってしまいました。

このように2本の虹が見えるとき、明るい虹を「主虹」、少し薄い色になっている虹を「副虹」と呼ぶのだそうです。
この二つの虹は色の並びが逆になっているんですって!

見ている時には気がつきませんでしたが、写真をよく見ると、確かにそうですね。

そして、この主虹のふもとは、松本大学のように見えたのです。
ゼミ生の一人が・・・
「虹のふもとには宝物が埋まっているっていいますよね。捜しに行かなくっちゃ!」と。

ちょっと和やかな気持ちになって・・・さあ、卒研のラストスパート、頑張りましょう!!

今日、雨の中、学内でイルミネーションの飾り付けの作業をしている方々がいました。
いつから点灯するのかしら? 楽しみに待つことにしましょう!

2013年12月7日土曜日

師走に入って1週間!

先週開催された日本ヘルスプロモーション学会の2日目に、2013年の師走がスタートしました。
あっという間に、1週間・・・。

4年生は、卒業研究の執筆真っ最中。4年間の最後のまとめです。
我がゼミの卒研生も、ラストスパート。
毎年、この時期に赤ペンの消耗が激しくなりますが、修正するたびに内容がしっかりしてくる論文を読むのはうれしいものです。

ガンバレー!!

私もなかなか進めることができなかった報告書の原稿をまとめ中。
どうまとめようかと悩んでいて、なかなかスタートを切れなかったのですが、ようやくPCで入力し始めました。
そして、私、やはりデータを見ながらまとめるのが好きなのかも・・・と思ったりしています。

でも取り掛かる前のつらさは・・・やはり“クルシイ”ですね。

ゼミ生の卒研執筆スタイルは個性的です。皆、締め切りに間に合わせましょうね!

そう・・・健康栄養学科の学生には、その後に管理栄養士国家試験という難関が待ち受けているのです。
3月の試験日まで、しっかり進んでいきましょうね!!

今日はこれから長野県栄養士会の研修会、勉強してきます。

2013年12月2日月曜日

ヘルスプロモーション学会2日目

第11回日本ヘルスプロモーション学会2日目。

午前中はシンポジウムが2本予定されていました。

最初は松本大学人間健康学部長の等々力賢治先生がコーディネータを務められ、スポーツ健康学科の根本賢一先生もシンポジストに加わって、「自治体・大学・企業三社による健康支援の環境づくり」というテーマで行われました。

次のシンポジウムのコーディネータを務めることになっていたのですが、等々力先生がコーディネータとしてずいぶん丁寧に説明なさったので、私も長くお話しないといけないのかと少々あせりました。
根本先生の発表をお聴きしたところで、シンポジストの方々と打ち合わせをするため、一旦会場を出ました。面白うそうなシンポジウムだったので、少し残念でしたが・・・。

私が進行を務めたシンポジウムは「笑顔が生まれる“食からのヘルスプロモーション”」というテーマにさせていただきました。
長野県の長寿の一因かもしれないといわれている草の根レベルでの活動について、長野県保健補導員会等連絡協議会の森理恵子会長さんと長野県食生活改善推進協議会の六波羅弘美会長さんに日頃の活動等についてお話いただき、さらに、長野県歯科医師会・地域保健担当常務理事の井口光世先生に歯科保健分野のヘルスプロモーションである8020運動などについてお話いただきました。

最初のお二人は学会での発表などのご経験はほとんどないと思いますが、お話はよくまとまっていて、3人の方のお話から、長野県の特徴ある活動をつかんでいただくことができる発表だったのではないかと思います。

フロアとのディスカッションの時間をあまりとることができなかったのは、残念でしたが、無事大役を果すことができました。

閉会式
午後は、市民公開講座の形で特別講演が2つあり、こちらもたいへん興味深く聴かせていただきました。

その後、第11回日本ヘルスプロモーション学会の閉会式。
次回は、浦安市で順天堂大学医療看護学部の櫻井しのぶ先生が大会長を務められ。開催されるそうです。
前日の懇親会の折に、櫻井先生は、「松本は松本城がすばらしかったのですが、来年はシンデレラ城がお迎えします」とご挨拶されていました。ディズニーランドか・・・。

2日間、裏方として会の運営を支えてくださった皆様、ご苦労さまでした。
どうぞ、ゆっくり休んでください。

第11回日本ヘルスプロモーション学会初日

11月30日~12月1日まで、松本大学を会場として、第11回日本ヘルスプロモーション学会が開催されました。

社会医療法人城西医療財団総長の関健先生が大会長、松本大学の住吉廣行学長が副大会長を務められ、「地域社会におけるヘルスプロモーションの展開」をメインテーマに実施されました。

住吉先生のほかに、本学から4名の組織委員が出ており、私もその1人でした。

城西医療財団のスタッフの皆様が準備を進めてくださり、当日に向けては、スポーツ健康学科の学生の皆さんが活躍してくださったのでしょう・・・私が受付に行くと、すっかり準備が整っていました。
皆さん、ご苦労様でした。

初日の30日。
ますは、学会長である順天堂大学スポーツ健康学部教授の島内憲夫先生のごあいさつから始まりました。ヘルスプロモーションに関する先生の思いがこもったお話で、すーっと頭に入ってくる感じがしました。

続いて、菅谷昭市長の「『松本のまちづくり』~健康寿命延伸都市・松本の理念~」という特別講演。松本市の取り組みについて紹介してくださいました。長野市に住む私としては健康づくりに関する松本市の取り組みがうらやましく感じられました。
午前中の最後は、大会長の関先生の「私のヘルスプロモーション」という大会長講演。関先生が取り組んでこられた様々な活動やお仕事についてお話してくださり、医療人という立場から、どのようにヘルスプロモーションを志向してきたのかについて、お話してくださいました。

午後は、ポスターによる研究発表。私のところの大学院生のほかに、長野県栄養士会にも発表をお願いしました。それぞれ、質問もいただき、今後の研究や活動のブラッシュアップにつながると思います。
スポーツ健康学科の卒業生の皆さんがたくさん発表してくださいましたが、立派に成長していることを頼もしく思いました。

その後は、シンポジウムが二つ。「多様なパートナーとともに広げる健康なまちづくり」と「ヘルスプロモーションに基づく政策づくりへのチャレンジ」
前段では、松本市と諏訪市の行政の保健師さんが、後段では、長野県健康長寿課長の小林吉清先生がシンポジストに加わって、全国から参加された会員の皆さんに、それぞれの立場から、現状、成果、課題について紹介してくださいました。
千葉県白井市の市民大学校に関する発表、島根県の健康なまちづくりの推進に関する政策的取り組みの発表も興味深く聞かせていただきました。

18:30までの盛りだくさんのプログラム。
その後は会場を豊科カントリークラブに移して、懇親会となりました。
こういう形での懇親会というのもめずらしいと思いますが、すばらしいお料理をたくさんいただくことができ、皆さん満足そうなご様子でした。

送迎は大学のバス。懇親会後は、和気あいあいの感じでバスに揺られて松本に戻り、学会初日が終了しました。

2013年11月30日土曜日

ぎっくり腰

ぎっくり腰になったのは、27日の水曜日。

午前中は長野県栄養士会の役員会があり、長野で会議をしていました。
15:10から講義でしたし、水曜日は2年Bクラスの給食管理実習で今期最後の食事提供でした。試食チケットをいただいていたこともあって、昼前に、栄養士会の会議を退席させていただきました。

大学にきて給食をおいしくいただき、部屋にもどって座ろうとした途端にギクッ!
しばらくの間、まったく立ち上がることができず、授業に行くことができるのか不安でした。

よくやく何とか立ち上がり、そろそろと教室に向かいました。
ぎっくり腰になってしまったので、板書などがうまくできないかもしれないと、学生たちに謝り、なんとか授業は終えることができました。

終わった後、前日の世界健康首都会議でいっしょにお弁当を販売した学生が「先生、昨日、無理なさって、そんなことになってしまったのではないですか」と心配してくれました。

たぶん、それが理由ではないと思います。日頃の姿勢の悪さとか運動不足による筋力のアンバランスとかが原因なのでしょう。
学生に心配かけてしまって、申しわけなく思いました。

車の運転が大変です。乗り込み時には足が上がらず、降りてしばらくは腰が伸ばせません。

とにかく、急性期は安静にして冷やすのがいいらしいと教えていただきましたが、安静にしているというわけにも行かず・・・木曜日も、研究のフィールドとなっている中学校に依頼していた調査データの回収にいくことになっていたので、なんとか運転していきました。
お世話になった養護の先生にも同じような対処を教えていただき、養生してきました。

今日から2日間の予定で開催される日本ヘルスプロモーション学会では、シンポジウムのコーディネータを務めなければなりません。なんとかやり遂げたいと思います。

さて、立ち上がってっと・・・「イタッ!」

ゼミの「試食」学習会

健康首都会議でお弁当を販売した11月26日(火)は、私のゼミナールの「食べて学習」の会の予定になっていました。

今年の7月に「すこやかまつもと『食』フェスタ」が開催されたのですが、その時に私がコーディネータを務めさせていただいたシンポジウムのシンポジストのお一人が、松本市内にある韓国料理店「やんちゃ坊」の調理長様でした。
私は、以前からお世話になっているのですが、そのフェスタの時に食育SATシステムのブースを運営していた私のゼミの学生たちもお会いしており、いつかお店に行こうということになっていたのです。

学生たちは「これ、おいしい!」「う~ん、辛っ!」と言いながら、チヂミ、チャプチェ、スンドゥブチゲ、プルコギなどの定番料理に舌鼓。

そして、健康栄養学科の学生たちということで、特別に韓国薬膳料理である「熟地黄栗かぼちゃ豚カルビチム」というメニューを出してくださいました。
種の部分をくりぬいたカボチャの中に、豚肉ほか薬膳らしいいろいろな食材を入れたお料理でした。
お心づかいをうれしく思いました。

最後に石焼ビピンパッをいただき、おなかはいっぱい! 
「試食」の学習会は、無事、終了しました。いつかこの学習の成果を活かしてほしい・・・です。

2013年11月29日金曜日

報告が遅くなりました-世界健康首都会議でのお弁当販売

水曜日に、腰が「ギックリ」となり、そろそろと歩いています。

なんだか根気が続かず、ご報告が遅くなりました ― 11月26日(火)に松本市のMウィングで開催された「第3回世界健康首都会議」で学生たちの提案した健康弁当が販売されました!!

これまでにも報告してきましたが、今年の7月から指導していたプロジェクトの成果です。

【信州SUN(産・太陽)弁当】 信州の豊かな自然が育てた自慢の食材(地産)と、栄養やおいしさがつまった乾物(太陽のめぐみ)を使った野菜たっぷり16品目彩り弁当。
【ぎゅう~っと信州お宝丼】 牛肉と野菜のうま味がぎゅう~っと凝縮。1日に必要な野菜の1/3の量を摂ることができる丼。
の2種類でした。

販売コーナーの手前に、お弁当についてアピールするポスターを掲示し、午前の会議のプログラムが終了したところで、会場のステージ上で、学生がお弁当についてプレゼンテーション。
私はステージ脇で付き添っていましたが、上手に発表でき、売り場にもどると長い行列ができていました。

多くの方にお買い求めいただきました。
皆様、ありがとうございました。

学生たちは3時限目に授業があり、12時半過ぎには大学にもどってしまいました。
会議初日の25日に基調講演をされて、この日の午後のパネルディスカッションにも登壇されたドイツのフライブルグ・カイダル・ミネラル・サーマル・スパ 代表取締役 ヘルベルト・レン氏が、学生の去ってしまった売り場にきてくださって、“delicious!”とおっしゃってくださいました。
提案した学生たちが、直接聞いたら、どんなにうれしかったことでしょう!

ご指導いただき、当日のお弁当をつくってくださった株式会社王滝の皆様、実行委員会のご関係者の皆様に、特別にご配慮いただいたことはたくさんありましたが、学生たちは今後に向けて多くのことを学んでくれたことと思います。

私は、本学の等々力賢治人間健康学部長もパネラーを務められた午後のパネルディスカッション「健康に生きるとは何か、何によって支えられるか 治療から予防へ ~運動・食・交流・ポジティブシンキング~」を拝聴し、結局、閉会式の住吉廣行学長のご挨拶も聞いて、大学に戻りました。

とても充実した内容のパネルディスカッションでした。

2013年11月23日土曜日

松本大学で長野県栄養士会の研修会

4年生は、本日、管理栄養士国家試験の模擬試験日で登校しているはず・・・。

私は、(公社)長野県栄養士会医療事業部の研修会があり、大学に来ました。
先ほど終了したところです。

医療事業部の研修会ということで、直接、関係はないのですが、糖尿病食事療法のための食品交換表が改訂され、それにあわせての糖尿病食事指導の学習会だったため、出席させていただきました。
・・・とともに、この交換表を松本大学生協購買部で取り寄せていただいたので、その受け渡しなどをしないといけないこともありまして・・・。
たくさんの参加者で、用意した交換表は全て売り切れ。

バタバタする中、発注など、事前にいろいろ調整があってたいへんでした。
皆さん、満足してくださったかなと思いますが、事前の苦労をわかっている人は、ごく少数でしょうね、きっと。
水面下の仕事というのはそんなものだと思います。

本学の学生たちには、いろいろな場面で、そうした表に見えない仕事に思いが至る人として育ってほしいと思います。
そういえば、昨日、追加で発注した交換表を台車で運んでいるときに、エレベーターが点検中で使用できず、階段で運ぼうかとチャレンジしていました。結局、点検が終わるまで待つことにしたのですが、そのときにいったん通り過ぎようとした学生がもどってきて「先生、お手伝いしますか!」と聞いてきてくれました。
「大丈夫、あとで運び上げることにするから」と伝えましたが、うれしかったです。ありがとう!!

さて、4年生の試験の出来ばえはどうだったかしら?

2013年11月22日金曜日

11月の昔語りの会

毎回お邪魔している「昔語りの会」。
安曇野市豊科地区で開催される有限会社 創生活環境運営の好例者くらぶの集いです。

11月例会の開催日は今日。
お餅つきをすることになっていたのですが、私は、いろいろ取り込んでしまって、欠席させていただきました。
お餅について何か話してほしいといわれていたので、資料だけはつくってありました。
朝、それだけお届けにあがりました。

10月の「信州の食を育む県民大会」のときに、シンポジストのかたから教えていただいたことがありました。

鏡餅は年神様の神霊が宿る聖なる供物。お正月には年神様が来てくださるというわけです。年末から床の間などに鏡餅を飾るのは、年神様を迎えるため。
クリスマスに、サンタクロースが来ることを知っている子どもたちは多いが、お正月に年神様がいらっしゃることを知っている子どもたちは少ない。お米を大切にしてきた日本人の文化が消えつつある・・・なんだか、胸にグッとくるお話だったのです。

・・・というわけで、今日はお餅を題材にそのような日本の伝統文化をシニアの方々から若い人たちに伝えてほしいとお話しようかなと思っていたのです。
お渡しした資料でその思いが伝わったかしら?

夕方、「昔語りの会」を主催されているお二人が、大学にお餅を持ってきてくださいました。
私の都合で欠席したのに、申しわけないですね。

マメなどを入れた「変わり伸し餅」(左の写真)と、搗き立てを丸めた「きな粉餅」、枝豆をつぶしてペーストにしたものをからめた「ずんだ餅」も届けていただきました。
恐縮しつつ、でもうれしく頂戴いたしました。

2013年11月20日水曜日

第3回世界健康首都会議の「健康弁当」完成披露

プロジェクトの学生たち
(blogに載せてもいいと言ってくれました)
今朝の新聞に、松本大学人間健康学部健康栄養学科の2年生4名の写真が掲載されました。
昨日、19日(火)はこの写真の学生たちが提案した「健康弁当」の完成披露会だったのです。

この健康弁当は、11月25日・26日に松本市で開催される「第3回世界健康首都会議」で販売されるものです(販売は26日のみ)。
健康弁当の中身を
個別に盛り分けてみると・・・

 本学の地域健康支援ステーションに会議の実行委員会から依頼があり、学生と教職員でプロジェクトチームを作って検討を重ねてきました。
以前にも、このblogで報告させていただきました・・・。
 
この日は、プレス発表のための完成披露会が開催され、報道機関の方々が取材に来てくださいました。

会議当日、実際にお弁当を作って販売してくださるのは株式会社王滝さんですが、その関係者の方々も同席してくださり、本番に向けてのバトンタッチとなりました。

いろいろ苦労して頑張ってきた学生たちも誇らしげです。こういう学生の顔を見るのはうれしいものです。 
先週の試作会のときよりも、ずいぶん見栄えがよくなっていました。短い時間で検討を重ねてくれたのだと思います。
←販売予定のお弁当をご覧ください。
にぎやかでしょ!

王滝の料理長様とお話しましたが、学生たちの思いを形にするために、特別にご配慮いただくことがたくさんあるようです。

ありがたいことです!!

乾物や信州ゆかりの食材をたくさん用いた「信州SUN弁当」(太陽のsunと信州産の産をダブらせたネーミングとのこと)は1,000円、牛肉とごぼうをたくさん使った「ぎゅう~っと信州お宝丼」(丼の底から長いもをつかったお宝が出てくることになっています)は650円という販売価格になるそうです。

一般の方も購入できます。いかがでしょうか!

2013年11月18日月曜日

空白の時間

土曜日は入試、日曜日は学校給食献立コンクール・・・そして週明けの月曜日。
今日も予定が盛りだくさんでしたが、スポッと空白の時間ができたのです。

3時限目の講義が終わって、研究のための調査をお願いしていた松川村立松川中学校に出かけました。
養護教諭の先生のご協力をいただいて、生徒の皆さんに調査を依頼。放課後に生徒の皆さんが来てくださるということだったので、大学院生に先発で出かけてもらい、私は講義が終わったところで出かけました。

保健室に入ると生徒の皆さんがあふれんばかり。
ポツポツと一人ずつ來室するのかと思っていたのですが、授業が終わったところで皆さん一斉に集まってくださったようです。
養護の先生と大学院生と私の3名で、50名ほどの生徒の皆さんに対応するのはたいへんでしたが、お陰さまで短時間で配布が終わりました。

その後・・・10月に私のゼミの3年生といっしょにサポートした生坂村の通学合宿反省会でした。
私は松川中学校から直行することにし、学生たちはアウトキャンパススタディとして大学の車で反省会開始時刻の19時に間に合うように生坂村に来るという計画になっていました。

松川中学校での仕事が早く終わった上に、松川村と生坂村は思いのほか近く、直行した私は、生坂村に17時頃に到着してしまいました。(びっくり!!)

さて、村にはコーヒーを飲みながら時間調整ができる喫茶店のようなものもありません。
やまなみ荘という宿泊・お食事どころがあるのですが、あいにく定休日でした。
しかたがないので、反省会の会場である生坂村B&G海洋センターに行き、そこにある教育委員会の事務局で待たせていただくことにしました。

・・・というわけで、思いがけず2時間弱の「空白の時間」ができたのです。
教育委員会の皆さんのお邪魔にならないようにして、読みかけの本を読むことにしました。
なんだかとてもゆったりとした気持ちで過ごすことができました。

19時、通学合宿に参加してくれた子どもたち・保護者の皆様、ゼミ生が席につき反省会が始まりました。

アンケート結果が報告され、子どもたちや保護者の皆様からもおおむね高評価が得られたようです。
「大学生をいっしょにお料理をつくるのは楽しかった」、「参加した後の変化として、食事のお手伝いをするようになった」などは、学生や私にとってとてもうれしい言葉でした。
特に、栄養教諭の資格取得をめざしている学生たちにとっては、いい学習の機会になったことでしょう!

今日で一連の通学合宿のプログラムは終了。あとはまとめの作業のみです。
初の試みでしたが、このような活動の機会を提供してくださった生坂村教育委員会、生坂村小学校ほか、ご関係者の皆様にお礼申し上げます。

2013年11月17日日曜日

学校給食献立コンクール

本年も(公益財団法人)長野県学校給食会主催の「学校給食に地場産物を活用した献立コンクール」が開催されました。
初回から審査委員長を務めさせていただき、今回で3回目となります。
アピールを紙芝居でおこなった
チームもありました

会場は昨年と同じ、松本市内の松本調理師製菓師専門学校。
今日は、書類審査で選ばれた10チームが参加し、学校栄養士の皆さんと調理員さんが2人1組で時間内での完成をめざしました。

調理作業に先立ち、献立のアピールタイム。
どのチームもプレゼンテーションがとても上手で、この時点で「今年は審査がたいへんそう!」という予感がしました。
(実際、審査会での採点は僅差で、難しい審査となりました。)

調理時間は60分。衛生管理にも気を配りながら作業するチームワークが重要です。

調理作業終了後は、試食審査。
薄味で素材の味を引き出すように整えられた料理が多く、子どもたちに健康食を伝えようとする学校栄養士さんの思いが伝わってきました。

どのチームにも賞を差し上げたいところですが、最優秀と優秀作品を決めなければなりません。
審査委員の皆さんのご意見をいただいて、なんとか決めることができました。
受賞された皆様、おめでとうございます。

次年度に向けての課題も挙げられました。コンクールを質の高いものへとブラッシュアップさせていくためには重要なことです。

最初のプレゼンテーションでいくつかのチームから、この出場にあたり、地域の生産者のかたが食材を届けてくださったり、学校関係者が応援してくださったりしたというお話がありました。

長野県の学校栄養士と調理員の皆様が入賞をめざし、それが学校給食に関係する皆様の誇りになるコンクールになりつつあることをうれしく思います。

参加された皆様、審査委員の皆様、お疲れ様でした。

2013年11月14日木曜日

くらしのフォーラム2013

朝起きると、家々の屋根は霜がおり、雪が舞ったのかと思うほどでした。

岡谷市にある長野県男女共同参画センター「あいとぴあ」で、(一般社団法人)長野県連合婦人会主催の「くらしのフォーラム2013」が開催されました。
私は、昼前に大学を出て、岡谷市へ・・・そこで講演をさせていただいたのです。

午前中は、会員の皆さんの活動報告などが行われていたそうです。
私の講演は13:00から。今回のテーマは“信濃の国から食と健康を考える ~「食」を通じた「健康づくり」と「地域づくり」~”でした。
壇上はライトが当たっていて、会場の様子ははっきりとはわからなかったのですが、ご参加くださった皆様が熱心に聞いてくださっている様子が伝わってきました。

講演後、連合会の会長様から、たいへんうれしいお礼の言葉をいただきました。
ご参加くださった方々ご自身の健康づくり・元気づくりにつながるものであり、何か得たものを地域での活動に活かしてくださるかたが一人でもいれば、うれしいことです。
初冬の諏訪湖

講演が始まる前に楽屋を訪ねてきてくださった方がいました。

若いころ、スキーに出かけるときによくお世話になった白馬村のペンションの奥様でした。
相変わらずとても魅力的!!
こんな出会いもあるとは思ってもいなかったので、とてもうれしかったのです

講演が終わって湖畔近くに停めた車に向かうとき、目の前に諏訪湖と周りの山々が広がっていました。
冬に向かいつつある気配・・・。

何だか晴れやかな気持ちで松本に戻りました。

2013年11月12日火曜日

世界健康首都会議に向けて

通勤途中の山々の頂・・・白い帽子をかぶっています。
昨夜から今朝にかけて雪になったのです。昨夜は長野道も途中は雪降り。いよいよスタッドレスタイヤにしないといけない「雪の季節」の到来ですね。

松本市では、11月25日~26日の予定で第4回世界健康首都会議が開催されることになっています。
松本大学の地域健康支援ステーションでは、この会議の実行委員会から依頼を受けて、有志の学生たちとこの会議で提供されるお弁当の企画と試作による検討を進めてきました。
当日は、お弁当の専門業者である「王滝」さんが作ってくださるのですが、メニュー提案は松本大学の健康栄養学科ということになります。

4名の学生と教職員からなるプロジェクトメンバーで検討を進めてきました。
今日は王滝さんの総料理長さんと管理栄養士さんに、私たちの提案を当日販売する形でお伝えする日でした。

盛り込む料理数が多いので、作るのがたいへんだったようで、予定よりも仕上がりが遅れました。
私は午後から非常勤講師を務めている信州大学での授業があったので、最後まで立ち会えませんでした。
うまく皆の思いが伝えられたかしら?

ちょっと写真でご紹介します。9マスのお弁当と丼の2種です。
内容がよくわからないかもしれませんが、来週の19日はプレス発表会ですので、そのときに詳しくお伝えできると思います。
お楽しみに!!

販売日は26日のみです。会議に出席なさらない方でもその場で購入できるそうです。
限定300色のみ! お近くにお住まいで、興味を持ってくださったかたは、ぜひお買い求めください。
私も学生の後ろで販売の手助けをしているはずです。

2013年11月8日金曜日

長野市にて開催「長野県栄養改善学会」

長野市のホテル国際21を会場として、第36回長野県栄養改善学会が開催されました。

午前中は式典と講演会。
保健衛生関係功労者知事表彰、学会賞、長野県栄養改善賞の表彰式が行われ、私は副会長として、本年度の学会賞の選考経過について報告させていただきました。

こうした表彰が栄養士・管理栄養士の皆様や地域における食生活改善活動のリーダーの皆様にとって、ますますご活躍いただくためのインセンティブになれば、うれしいことです。

その後は、特別講演会。信州大学医学部教授の駒津光久先生による糖尿病性腎症に関するお話で、新しい研究成果などを盛り込みつつ、わかりやすくまとめていただきました。
私は、講師紹介とお礼の言葉を申し上げる担当。

午後からは研究発表で、トップバッターが私でした。学校栄養士の皆さんと共同で取り組んだ調査の成果について報告しました。
次のセッションでは座長を務め・・・なんとも出番の多い、学会初日でした。
ふーっ!!

夕方からは賛助会員の業者の皆様にもご参加いただき、情報交換会。
長野県栄養士会のこうした会は、とても楽しいのです! 若いころ、初めて出席して余興の多い懇親会にびっくりしたことを思い出します。

今年は会員の参加者が少なく、余興が3つしかなかったのですが、それでも座はずいぶん盛り上がりました。
今年も楽しかったぁ!!

2013年11月7日木曜日

立冬だそうです

深夜のニュースを聞いていて、今日が立冬と知りました。
今日から冬! 北日本では暴風が吹き荒れて、たいへんなことになっていたようですね。

夕方以降、松本でも木枯らしのような強い風が吹いていました。
雪の季節も間もなくです。
このような時期になると、車のタイヤの履き替えをどうしようかと悩みます。
北海道は明日、雪がかなりふるようです。
スキーに熱中していた頃は、この時期、雪が待ち遠しかったものですが、最近は、長野県の平地の雪はもう少し先であってほしいと考えてしまいます・・・。

今日の昼頃、松本平には大きな虹がかかっていました。アーチのカーブが緩やかな虹でした。
卒研ゼミの直前だったので、早めに教室に来ていた4年生と眺めました。

4年生は、卒業研究のまとめにとりかかり始めました。

私も、明日の長野県栄養改善学会の研究発表のパワーポイントファイルをつくって栄養士会事務局に送り、来週の講演会のレジュメをつくってご担当者に送り・・・押せ押せの仕事をやり終えました。

2013年11月4日月曜日

ユニバーサルデザインキャンプ 2013

11月の3連休最終日。
午前中は長野市にいました。

年に1回担当する信大シニア&長野ウェルネス大学シニア健康教室の調理実習の日でした。
今年は調理実習の受講希望が多く、お借りした長野清泉女学院大学の調理実習室は満杯状態。
本来は私の担当講座なのですが、いつも松本大学地域健康支援ステーションや長野県健康づくり事業団の管理栄養士さん(いずれも私の教え子!)が企画運営してくださいます。

格好よく言えば、私はスーパーバイザー、実質はおまけとしているだけの人なのですが、それでも何らかのお役に立つように心がけてはいます。

今年は「長寿日本一から健康長寿日本一に向けて~野菜摂取と減塩~」というようなテーマとしました。
出来上がりはどうだったかしら?
私、出来上がりまでいることができませんでした。

午後から、松本市市民芸術館で開催されていたユニバーサルデザインキャンプ2013でお話をすることになっており、途中で失礼して松本に向かいました。

私は研究発表として「子どもたちの身体と“心”を育む食育」についてお話させていただきました。
松本大学の住吉廣行学長がまつもとUDネットワーク研究会会長を務められていて、その関連でお話が回ってきたことかと思います。
帯広市嶋野副市長様の講演

今年は全体テーマが「学校のユニバーサルデザイン」ということでした。
最初に帯広市の副市長さんが帯広市での取り組みについてお話されていましたが、その中では、「かたち」「しくみ」とともに「こころ」のユニバーサルデザインも共に進めていく必要があるとお話しされていました。

学校における食育推進をユニバーサルデザインと関連付けて考えてみたことはありませんでしたが、健康づくりとして食育は学校におけるユニバーサルデザインの「しくみ」として考えられるべきだと思いますし、食育は「こころ」のユニバーサルデザインを考える題材にもなります。
そんな視点を盛り込みつつ、お話させていただきました。 
コンクールの表彰式
途中、「ながのユニバーサルデザインアイディアコンクール2013」の表彰式がありました。
子どもたちの応募作品の中から、入賞作品が選ばれたようです。

閉会の辞を述べられた研究会の上村保弘副会長様も触れられていましたが、「きもち・こころ」部門で最優秀を受賞された井口ひまわりさんの主張の中に記述されていた「“心の花”をさかせるために“言葉の水”」が必要」というメッセージが参加された皆さんの心に残ったことと思います。

子どもたちはすばらしいですね。
私も、これからも、子どもたちが輝くことができる食育の場をつくっていきたいなぁと改めて思いを強くしました。

2013年11月3日日曜日

まつもとシニアカレッジ

11月になり、ふと気がつけば、松本大学キャンパス内の木々も赤く色づいてきています。
今年の紅葉は遅いような気がしますが、確実に寒い季節に向かっているようです。

11月の3連休。

3~4日、松本大学で、今年スタートした長野朝日放送・松本大学・市民タイムス主催の「まつもとシニアカレッジ」が開催されました。

私も3日に1講座「キラキラシニアライフを目指すために ~食事について考えてみましょう~」を担当させていただきました。

スポーツ健康学科の根本賢一先生が 「ピンピン☆キラリ」で運動の大切さをお話されると思ったので、それに合わせてテーマ名をつけました(!?)。

運営担当の市民タイムスの方とお話しましたら、「この年になってまたこんなふうに学習する機会をつくってもらってありがたい」という声もあったそうです。

信州のシニアの方は本当に学習意欲が高いなあと感心していました。
・・・というわけで、熱心に耳を傾けてくださる受講生の方が多く、お話のしがいもありました。

キャンパスライフも体感できるように学生食堂もオープンしていました。利用してくださった方も多かったようです。

私も受講後、皆さんに手づくりの認定証をお渡ししました。「地域の中で健康づくりの輪を広げてください人!」の認定証です。
本気ですよ”! 皆さんが得たものを周りの方につないでほしいと思ったのです。それがきっと地域の健康づくりを推進してくれると思います。

2013年11月1日金曜日

進化する学校給食施設

11月に入りました。今年も残すところ2か月。
なんだかあせってしまいますね!

月始めということで、10月分の出勤状況確認の依頼がありました。
10月は出張が多く、振り返って、改めておわただしかった日々を思い出していました。
 
10月最終週の出張。
29日は、長野市が建設を予定している学校給食センターの設計者および厨房機器業者選定委員会でした。
プロポーザル方式で、この日は提案書を提出した業者さんのプレゼンテーションをお聞きして、最優秀を選定することになっていました。

委員として事前に提案書に目を通してはいたものの、直接説明を聞くと書類で考えていた評価とは違ってしまう場合もあり・・・悩んでしまいました。

どの業者さんもそれぞれに特徴があって、それぞれに優れた点がありました。
委員会のなかでも「本当にガチンコになりましたね」という感想が聞かれたほどです。
どこをどう評価するか、委員の考え方も違っていたかもしれません。

長野市が提案した方法でそれぞれの委員の評価がまとめれたのち、最優秀についての審議が行われました。

いろいろな設計ポリシーや新しい厨房機器に関するプレゼンテーションは、私にとってはとても興味深いものでした。
こうした学校給食センター関連の施設・設備は、どんどん進化し続けているのですね。「すごいなぁ!」と感心してしまいました。

選定委員会はこの日で解散ですが、すばらしい学校給食センターの完成を楽しみに待ちたいと思います。

翌30日は(公社)長野県栄養士会の理事会でした。15:10から授業があったので、午前中だけ出席し、大学に向かいました。

10月中の出張は、それで終了!! 

報告が1週間遅れという状況だったこのblogも、やっと今日のできごとを記載できる状況に追いつきました。

2013年10月31日木曜日

本年度の塩尻市ヘルシーフィジカル教室

塩尻市のヘルシーフィジカル教室とは、健康栄養学科1期生が3年生になったときからのご縁です。

少しずつ形を変えてはいますが、私のゼミナールの活動として学生とともに関わっています。ここ数年は、栄養講義と調理実習とバイキング形式による体験型の内容として定着しました。

いつもは8月に実施するのですが、今年は10月の講座となり、日本公衆衛生学会からもどった次の日が実施日でした。

30分ほどで終わる予定の私の講義はやや延びましたが、支障なく調理実習へと移りました。

実習の献立は、受講生の皆さんから寄せていただいた「我が家の自慢レシピ」の一部と、学生が考案したレシピとから、その後のバイキング式栄養講座の題材になるように、主食・主菜・副菜・汁物・デザートを組み合わせたものでした。

調理については、受講生の皆さんのほうがベテランですから、学生は、調理作業について教えていただいただけではなく、レシピの記載内容についてもいろいろご意見をいただきました。


直前に私の出張があったので、試作が十分できなかったことを申し訳なく思います。

受講生の皆さん、適切に対応していただき、本当にありがとうございました。

一人分を小さな単位にしたとはいえ、作っていただいたメニューを全部いただくと本当にお腹がいっぱいでした。

受講生の皆さんも、私たちも身体活動量を増やさなければならない状況でした。

今年も塩尻市のスタッフの皆さん、受講生の皆さんに支えられてなんとか終了しました(ホッ!)。

第72回日本公衆衛生学会総会 最終日

10月25日(金曜日)・・・第72回日本公衆衛生学会総会の最終日

ポスター発表会場で睡眠に関するセッションに参加しました。
長野県から出展しているメーカーさんが睡眠状況も把握できる活動量計を展示し、それを使った研究成果を発表していました。

興味深く、聞かせていただきました。

その少し先にも知っている先生方の発表があり、その発表をお聞きしたところで、学会会場をあとにすることにしました。
台風27号の接近で電車が影響を受ける可能性もありましたし、夕方までに大学に戻りたいということもありました。

名鉄とJR特急しなのと松電を乗り継いで、16時半頃大学にもどりました。

翌26日は、3年ゼミ生と塩尻市のヘルシーフィジカル教室の講座を担当させていただくことになっていたので、5時限目が終了したところで、院生も含めてミーティング。

充実していた学会モードは、すぐに日々のあわただしさに切り替わりました。

第72回日本公衆衛生学会総会報告 2

先週参加した第72回日本公衆衛生学会総会第1日目の様子については、すでに報告させていただきました。

そう! ハーバード大学のIchiro Kawachi先生の講演があったのです!
そして、その後です・・・。

10月24日は台風27号が近づいていましたが、大降りではなくラッキーだったのかもしれません。

この日は、ソーシャルキャピタルに関するシンポジウムや自由集会に参加しました。
これまでも地域づくりの取り組みを進めてきた保健師さんの活動をソーシャルキャピタルの視点で考えるシンポジウムでは、保健師さんたちのパワーに圧倒された感じでした。

また、、自由集会では、ソーシャルキャピタルの醸成をめざした活動とは何かについて考えを深めることができました。
自由集会のあと、いつもお世話になっている研究仲間の鳥取の先生と食事をご一緒しました。

←松阪牛の網焼きをいただきました。プチ(いや、カナリかな?)贅沢に満足!!

たまり醤油を使った伊勢うどんもいただいきました。

式年遷宮の伊勢神宮に参拝することはできませんでした(それに合わせた開催だったのに、残念!!)が、少しだけ、三重らしい雰囲気を味わうことができました。

2013年10月27日日曜日

平成25年度の長野県「県民協働による事業点検」

1週間前のできごとを報告します。
この日は、松本大学は大学祭の真っ最中。雨の1日でした。

私は、県民協働による事業点検に有識者という立場で参加していました。

この事業点検は、長野県が「長野県総合5か年計画2013~しあわせ信州創造プラン~」の着実な推進に資するよう、県民と協働で事業の点検を実施し、将来に向けた事業の改善を図る「県民協働による事業改善制度」に基づいて行うものだそうです。

過日、事前説明会があり、そこで提供された資料をもとに質問事項を提出し、先週末がその実施日だったのです。

私が出席したのはD班。
株式会社エムウェーブ 代表取締役社長の土屋龍一郎様がコーディネータを務めてくださり、決められた時間枠のなかで、適切な進行を図ってくださいました。

D班が担当した分野は、「信州ブランドの確立とマーケットの創出」、「保健活動の推進」、「豊かな心と健やかな身体の育成」の3分野でした。農政部、健康福祉部、教育委員会に関わる一部の事業でした。

午前中はいずれも農政部の事業である下記の3つ。
○信州の伝統野菜認定・支援事業
○信州のおいしい牛肉認定事業
○ 「おいしい信州ふーど(風土)」プロジェクト推進事業

コーディネータを除いた有識者のうち私以外の方は、どちらかというと、この分野の皆さんでしたから、貴重なご指摘が多く出されました。
私は予算額の大きい部分について事前に質問させていただいたのですが、国からの予算との関連で組まれている事業であり、フレキシブルに運用するのは難しい面があるようでした。

県政モニターの皆さんからのご意見も有意義だったと思います。

午後は、保健活動推進と食育に関連する事業でした。
○すこやか信州食育発信事業
○体験的食育推進事業
○学校・家庭・地域全体で取り組む食育推進事業

良く分かっている分野だけに指摘がしにくい感じもありましたが、意見は述べさせていただきました。

資料を見せていただいているときに、予算枠が小さいのに(残念ながら!)、どうしてこの分野が対象になったのかしらと不思議に思っていたのですが、うかがったところでは、同じような事業を担当する部署がたくさんあるので、見直しができないかということだったようです。

食育は間口が広くて、担当部署が多岐にわたるのは、県レベルだけはありませんが、他の分野の皆さんからするとそのあたりに違和感があるようでした。
行政において、一つの事業を部局横断的に進めるのは難しいようですが、食育ではそれが不可欠だと思っています。

この点検を良い機会として、長野県において多面的な食育が一層推進されますよう期待していたいと思います。

ずっと椅座位のままの慣れない業務で疲れましたが、食育に関わる関係者として、皆さんの理解が得られるように活動し、評価し、公表していかなければならないと反省する機会を得たことは、私にとっての収穫でした。

梓乃森祭 2013

10月19日-20日、本年度の松本大学大学祭「第47回梓乃森祭」が開催されました。

19日は、(公財)長野県栄養士会の副会長として、(公財)長野県看護協会が主催する「第34回長野県看護研究学会」の開会式典に出席したあと、大学に向かいました。

既にキャンパスはすっかり大学祭モードになっていました。

1年ぶりに復活した健康栄養学科の「1日限りのレストラン」も順調に進行しているようでした。

お客様のご期待に応えられたでしょうか?

3年ゼミ生は、ORプロジェクトの畑のサツマイモを使って大学芋の販売。ぼつぼつと売れていました。
クラス担任をしている1年生のクラスは、玉コンニャクの販売。少し地味目で心配でしたが、年配の皆さんがよく買ってくださったそうで、3年ゼミ生の店よりも先にソールドアウトになっていました。
よかった、よかった!

キャンパス内のウッドデッキで開催されていた催し物をみたり、あちこち歩き回ったりしている間に、健康栄養学科やスポーツ健康学科の学生たちの模擬店の売り込みに応えてあげていたので、もう、おなかがいっぱい!!

翌20日は、学外業務で不在だったのですが、雨模様のなかお越しくださった方も多く、大学祭は、成功裏に終わったそうです。

おめでとう!! 

「第9回食育推進全国大会」長野県実行委員会

平成26年6月21日(土)、22日(日)に長野市で第9回食育推進全国大会が開催されることになっています。

この大会に向けて長野県実行委員会を設立されることになり、去る10月15日(火)に第1回の会議が開催されました。
遅ればせではありますが、報告します。

当日は、長野県健康福祉部の眞鍋部長様の進行により審議が進められました。
第9回食育推進全国大会長野県実行委員会設置要綱(案)が示され、会長は阿部知事が務められます。
会議の冒頭に、知事のごあいさつがありました。

学校・保育所・幼稚園等関係、医療・保健等関係、農業関係、流通・消費者関係、社会活動・食育ボランティア関係、観光・商工関係などなど、構成関係団体が60を超える実行委員会。
大所帯です。食育関連分野が多岐にわたることがわかります。

私は、松本大学を代表する委員として参加しました。

全国大会を長野県で開催できることはうれしいことです。
内閣府との共同開催ということですが、長野県らしさを組み入れたプログラムで県民の皆様や全国から参加してくださる皆様をお迎えできるよう、考えていきたいものです。

大会の愛称は
しあわせ信州食育フェスタ 2014

大会テーマは
   健康長寿」は食育から
~食べる、学ぶ、楽しむ “信州の食”“日本の食”~

と決定しました。
 
会場は、長野オリンピック記念アリーナ「エムウェーブ」だそうです。
来年のことではありますが、皆さん、ご参加ください!!

2013年10月25日金曜日

生坂村の通学合宿 最終日

10月18日(金) 生坂村の小学生と過ごしてきた通学合宿も、この日が最終日。

学生の考えた朝食はこの日だけパン食でした。

食事のときにいつも私の隣か向かいに座る6年生の男の子は、とてもきちんとした子でした。
兄弟のことを聞いたら、「中学生の兄がいます」と答えるのです。小学生が自分の兄弟をことを語るのに、普通に「兄」なんて言葉が出てくるなんて・・・きちんと育てられているのだろうなぁと思いました。

朝食の片付けが終わると、子どもたちは登校準備。
通学合宿はこれで終了ということで、お見送りをして、お別れしました。

私たちも大学へ・・・。

翌日から大学祭。ゼミ生たちはすぐに模擬店の準備に取り掛かったのでした。
商品は、ORプロジェクトの畑から収穫したサツマイモを使った「大学いも」。

2泊3日の通学合宿のサポート、お疲れ様でした。
子どもたちにとっても、ゼミの学生たちにとっても、今回の合宿経験が成長につながりますように!!

2013年10月24日木曜日

生坂村通学合宿 2日目

10月17日 生坂村通学合宿 2日目。

朝、小学校に向かう子どもたちを送り出してから、私たちも大学に向かいました。
渋滞に巻き込まれましたが、1時限の開始には十分間に合いました。
大学の中型バスに乗って生坂村へ

普通に大学での時間を過ごした後、この日は4時限目が終了したところで、皆そろって、また、生坂村の高津屋森林公園に向かいました。

今日はシューマイをつくることになっていたので、新しくゼミで購入した蒸し器を携えて・・・。

私たちのほうが子どもたちよりも早く到着!
子どもたちのシューマイ包み

子どもたちが到着したところで、夕食づくり。

シューマイの包み方について、私から子どもたちに伝授しました。
こうい作業は子どもたちも楽しそうでした。
手作りのシューマイは食感がやさしくて、おいしいのです。

お家に帰ってもつくってくれたら、うれしいですねぇ。
学生たちが評価のためのアンケートをつくっていたので、回答が返ってくるのを楽しみにしていましょう。
栗名月を観察しました
きれいでした!!

夕食後は生坂中学校の教頭先生による「星観察の学習会」
少し曇っていて満点の星とまではいきませんでしたが、教頭先生が持ってきてくださった望遠鏡で月を観察しました。

中秋の名月のあとの十三夜の月は栗名月といって、見事な月なのだそうです。
17日は丁度その栗名月の夜で、望遠鏡を通してみた大きな大きな月には、思わず歓声をあげてしまいます。

子どもたちも、教頭先生の夜空に関するお話をとてもしっかり聞いていました。
いつもこんなにしっかり授業を聞いているのかしらと感心してしまいました。

素敵な子どもたちです。

この日もまた早々就床。
おやすみなさい!!

生坂村小学生の通学合宿をサポート

先週のできごとのつづき・・・

10月14日(月)は体育の日で休日でしたが、松本大学は月曜授業日となっていました。
パッピーマンデーの関係で月曜日の授業日が少なくなってしまうので、休日返上で授業だったのです。
・・・というわけで始まった週ですが、16日~18日まで生坂村教育委員会が小学生4年生以上を対象として実施した通学合宿のサポートで、ゼミの3年生とともに、生坂村から大学に通いました。

初日の16日。
授業が4時限目に終わる学生は先発隊で出発し、私は夕方に会議が入っていたので、5時限目の授業があった学生2名と遅れて出発しました。

宿泊施設の生坂村高津屋森林公園は、山の上のほうにあります。
1度視察に行っていましたが、暗くなってから登るのは初めてで、道を間違えて遠回り。
一人だったら、さぞ心細かったと思いますが、なんとか到着しました。

ホッ!

到着すると、生坂小学校の子どもたちと、先着の学生たちが夕食のカレー作りの真っ最中。

大きな鍋で加熱するのに、予想外の時間がかかり、夕食後に実施する予定だった食育プログラムを先に実施したとのことでした。

皆の出来栄えを見ることができなくて、残念!!
上出来だったそうです。

ようやくカレーができあがって、子どもたちのリーダーの「いただきます!」に合わせて皆で挨拶した後、夕食をいただきました。

皆、語りありながらおいしそうに食べていました。いい笑顔です!!

テレビもなくタイムスケジュールを守っての生活。
学生たちは階下で、週末にある大学祭の準備などをしていたようですが、私は、階上の部屋で子どもたちと雑魚寝で、滅多にない早い時刻に就床。

さすがに小1時間は眠ることができませんでした。

親元を離れて合宿した子どもたちは、どんな夢を見たのでしょう?

2013年10月23日水曜日

エキサイティング 第72回日本公衆衛生学会総会

先週のできごとに関する報告は、一旦お休みして・・・

津市で開催されている第72回日本公衆衛生学会総会について報告します。
・・・というのも、本日の学会プログラムとして、ハーバード大学のIchiro Kawachi教授の基調講演があったためです。

Ichiro Kawachi先生のお名前は、ソーシャルキャピタルと健康について考えるようになった数年前に知りましたが、私、結構ミーハーなので、ある意味憧れの先生だったのです。

Ichiro Kawachi 教授の基調講演
直前まで自分の発表準備に追われていて、他のプログラムを十分チェックしていなかったので、今日、講演があるとわかって、うれしかったこと! 

ワォーッ!

そして、そのKawachi先生の基調講演は、期待にたがわず、とてもとても素敵で、内容も示唆に富んだものでした。

忙しい中、、出かけてきてよかったぁと幸せな気分でした。

午後は、ポスター発表とその分科会の座長の役目があり、なんとか無事終了。
明日からは気が楽です。

夕方は、毎回出席させていただく自由集会に参加し、ここでも有意義な時間を過ごしました。
これまで存じあげていなかった研究者の皆様とのネットワークを広げることができました。

素敵な1日でした!!

日本ヘルスプロモーション学会第11回学術大会実行委員会

日本公衆衛生学会が開催される津市につきました。

さて、前の記事からのつづきです。

10月12日(土) 明科で開催された「信州の食を育む県民大会」の後、会議があり、松本に戻りました。

11月30日・12月1日に開催される日本ヘルスプロモーション学会第11回学術大会の実行委員会に参加するためです。

松本大学の住吉学長が副大会長を務められることになっていて、等々力人間健康学部長、三村健康科学研究科長とともに、私もシンポジウムのコーディネータを務めることになっていて、実行委員会のメンバーになっています。

県民大会が16時まで。最後のシンポジウムに助言者として加わっていてほしいということだったので、16時から開催される予定の実行委員会には完全に遅刻でした。

会場の松本市城西病院につくと、現時点での演題登録に関する報告、学会プログラム内容の確認などの真っ最中。

栄養関係の申し込みが少ないようでした。私から県内の栄養士会関係の皆さんに声掛けをしないといけません。
3演題ほどはなんとかエントリーできるかな?!

実行委員会の後は、ビールに合うお料理がおいしいバーデンバーデンで懇親会。
私は車を運転して長野まで戻らないといけないので、残念ながらビールはいただけませんでした。(クシュン!)

2013年10月22日火曜日

10月12日「第2回 信州の食を育む県民大会」報告

ワイドビューしなのに乗車し、学会に向かっています。

先々週末から、あわただしい日々で、blogと向き合うゆとりがありませんでした。
この間のできごとをまとめて報告させていただきます。

平成 25 年 10 月 12 日(土)は、明科公民館を会場として、「第2回 信州の食を育む県民大会」が開催されました。
今回の大会テーマは、“ 「信州の食」の魅力を探る ~長野県らしい食育とは~ ”でした。

午前中は、食育活動を紹介したり、健康管理をサポートする関連団体のブースが開設され、私のゼミの3年生も食育SATシステムによる栄養診断のブースを持たせていただきました。

玄関を通って正面のブースだったため、たくさんの方々が来てくだ
さいました。

最初に松本保健福祉事務所長様が来てくださり、その後、長野県の加藤さゆり副知事も来てくださったそうです。

学生たちは、慣れた様子で、訪れてくださる方にに対応していました。成長してくれたことを実感します。これまでの学習と活動の成果ですね!

 午後は大会式典に先立ち、長野県のゆるキャラのアルクマ、農政部の地産地消推進キャラクターの旬ちゃん、安曇野市のゆるキャラの(う~ん、名前を知りません!)と県の管理栄養士さんたちが「信濃の国」のダンスを踊ってくれました。

その後、私は、“健康長寿を目指す信州の食育あれこれ”トいうテーマで基調講演をさせていただき、続いてシンポジウム「みんなで考えよう!『信州の食』の魅力」が開かれました。
安曇野市の保育課の管理栄養士さん、駒ヶ根市教育委員会子ども課の係長さん、NPO 法人ふるさと交流木曽理事長の農村生活マイスターさん、長野県農村文化協会常任委員さんが、長野県健康福祉部健康長寿課の小林課長さんの進行のもとに、それぞれの活動を紹介してくださり、とてもいいシンポジウムでした。

気が重い仕事でしたが、いろいろ考えるいい材料をいただくことができました。

ご関係者の皆様、ありがとうございました。

2013年10月13日日曜日

学校給食献立コンクール1次審査会―うれしかったこと―

先週末・・・あわただしい日々でした。

10日木曜日午前中は、ブログでも紹介した「昔語りの会」。

昼に戻り13:00からはプロジェクト会議・・・松本市から地域健康支援ステーションに依頼をいただいた「世界健康首都会議」で提供するお弁当の検討会でした。

プロジェクトメンバーの学生たちの提案コンセプトが整ってきました。
この日は、実際につくってくださる業者である王滝や松本市のご関係者の皆様にご出席いただいてメニューを決めるための会議でした。

学生たちは、自分たちの提案メニューが受け入れていただけるか緊張していたようです。
私は最初の挨拶の後、退席させていただきました。

13:30から、今年で3回目となる長野県学校給食会主催の「学校給食献立コンクール」の1次審査会が予定されてたいたためです。
毎年、1次審査会は松本大学で開催され、審査員の学校栄養士の皆様などが出席されます。

1次審査は書類審査。

最初に長野県学校給食会参事の先生がご挨拶してくださったのですが、この中にうれしい言葉がありました。

「松本大学の学生の皆さんは、だれかもわからない私たちに、挨拶や会釈をしてくださる人がたくさんいて、とてもいい気持ちがしました。いまどきの学生でもこういう学生がいるのだと感心しました。」と言ってくださったのです。
皆さんは午前中から別の会議をしていらっしゃったのですが、昼食に学食に行く時も、場所を尋ねたら学生が案内してくれたのだそうです。

「松本大学がこういう教育をしていることを知らな過ぎた」とおっしゃってくださったのです。

うれしかったです。
健康栄養学科の学生には「コミュニケーションの基本は挨拶」ということをよく話しますが、他学科の学生たちも本当によく挨拶をしてくれるのです。

やはり、出会いの挨拶というのは人の気持ちを温かくしてくるのですね。
この学風を継続していかなければという意を強くしました。

2013年10月10日木曜日

手づくりまんじゅうの集い

安曇野市豊科地区で開催される有限会社 創生活環境運営の好例者くらぶ「昔語りの会」には、毎回、お邪魔しています。
10月例会は、皆で「おまんじゅうづくり」

安曇野地域では、小豆、ナス、カボチャなどの具を小麦粉の皮でくるんだおまんじゅうが伝統食だそうです。
私の住む長野市を含めた北信地域では、同じような具をいれた「おやき」をつくりますが、この地域でつくるのは、重曹やベーキングパウダーを混ぜた皮で包む「七夕まんじゅう」。

私が到着したときには、集まった皆さんが、楽しそうにおまんじゅうを丸めていました。
高齢者の皆さんも本当に楽しそう!! 皆さん、昔はよく作業をなさったのだろうと思います・・・とても上手に丸めていらっしゃいました。

いつもより、参加者も多く、「みんなでやると楽しいね!」「たくさんの人と食べるとおいしいねぇ!!」との声が・・・。
本当にそうです。
毎回、授業があってだめなのですが、今日はことのほか「学生を連れてきてあげたかった」と思いました。

ある程度蒸し上がった(郷土食では、「ふかしあがった」と表現するのが正しいのですが)ところで、皆で「いただきまーす!!」

またまた、笑顔があふれました。

「七夕まんじゅう」づくりに関わるいろいろなお話をうかがうことができました。

「昔は、一度にたくさん丸めてふかし、ふかしあがったものは、竹ざるの上に並べて、ざるごと北側の軒下につりさげて、少しずつ食べたのよ!」と教えていただきました。
今は食べるにしても購入してきたものが多いそうですが、昔はそんなふうにして日常の食生活が営まれていたのですね。

自分たちでつくったおまんじゅうと、畑から採ってきたばかりの「おろのき菜」のお浸しをいただいて、大満足。

この会の目的にそうことができたとても良い企画でした。地域の中で少しでも元気に、めざせ! ピンピンコロリ!!

2013年10月8日火曜日

「産学官交流会 in 松本」に参加

松本市のホテルブエナビスタで「信州産学官連携機構(SIS)との産学官交流会 in 松本」が開催され、参加させていただきました。

長野県内の高等教育機関の研究者が研究として取り組んでいるものづくりのシーズを企業とつなぐことが、目的の一つのようです。
今年は、「健康」・「環境」の2分野に焦点を当てて開催されることにしたそうです。

主催者側からの依頼があり、松本大学健康栄養学科の教育、ものづくり、地域貢献などについてお話をさせていただくことになりました。

しかし、同じように講師を務めることになっている皆さんは、信州大学繊維学部・工学部・農学部、諏訪東京理科大学、長野工業高等専門学校の先生方ということで、まさにものづくりの最前線で研究を進めようとしていらっしゃる方々ばかり・・・聴講されている皆さんも関連分野の皆さんのようです。
どうしてこのようなところでプレゼンテーションをしなければいけないのかしらと、考えて込んでしまいます。
違和感をもったまま、なんとか講師としての務めを終えました。

ほっ!!

その後は、工業系の先生方の講演を聞かせていただきましたが、興味深い話もあり、勉強になりました。
2012年にグッドカンパニー大賞特別賞を受賞された株式会社デリカの社長様が受賞記念の講演をしてくださいましたが、企業経営の難しさと面白さを学ぶことができました。

講演会の後、懇親会がありました。たぶん私は、紅一点だったと思います。
居心地がよくはなかったのですが、それでもいろいろなところで何らかのご縁があった方々もいらっしゃり、情報交換をさせていただきました。

お世話になっている安曇野市の商工関係者からもご挨拶いただきました。
信州大学工学部の千田有一先生は、現在地域健康支援ステーションが受託して進めている加工品の開発でお世話になっている松澤恒友先生とごいっしょにプロジェクトを組んでいらっしゃるということでした。
農学部の松島憲一先生は、とうがらしの研究をされているということで、長野県の伝統野菜のぼたんこしょうや辛味のつよい、バードアイなどの話題で盛り上がりました。
一度、学生と農学部を訪問したいと思いました。

憂鬱な気分で迎えた交流会でしたが、終わってみれば得るものがたくさんありました。
ご関係者の皆様に感謝! です。

2013年10月5日土曜日

インタビューを受けて得たもの

今週は、取材のためのインタビューが重なった週でした。

木曜日には、朝日新聞東京本社科学医療部の記者さんが取材にいらっしゃいました。
長寿日本一の長野県から、他の地域でも参考にできるものがないかをまとめたいというようなお話でした。
前日には、県庁の健康長寿課を取材されたそうです。

食生活の特徴などについて、いろいろと話が展開しました。
質問されているうちに、私自身のなかでもいろいろな考察やアイディアが浮かんできました。
お役に立たないのではないかと、とても気が重い取材だったのですが、終わってみればいい機会をいただいたように思います。

地域報道部の記者も兼ねていらっしゃるということで、他の地域のお話もうかがうことができました。
「夏に富山県から講演依頼があって伺ってきました」と申し上げたところ、富山の土地柄についてもたくさんのことを教えていただきました。

「長野県は長寿日本一になっても、課題を見出してその対策を講じようとしているところがすごいのかもしれない」とおっしゃっていました。

「なるほど」と思いました。
私の中で地域の課題としてあること、その改善策として考えてみていることは確かにあります。
学生と共に取り組んでいきたいと考えているところですが、その背中を押していただいたように思います。

翌日の金曜日には、商工中金経済研究所の皆さんが来学されました。
この研究所が発行している「商工ジャーナル」という雑誌に載せるために、インタビュー形式でお話をうかがいたいということでした。

そのページには、私もよく存じ上げている著名な方々のインタビュー記事が掲載されていますので、私には務めらないのではと、こちらも気が重い感じがしていました。

私が出演したNHKのラジオを聴いてくださったことがきっかけのようでした。
事前にいろいろ情報を集めてくださっていて、恐縮しました。

こちらも「健康と食生活」から「食育」まで、多岐にわたって話が弾んで人でいきましたが、その間、
カメラマンさんがたくさん写真を撮っていてくださいました。
私自身が考えている「食育」について「なるほど、そうですねぇ」と頷いてくださるので、その時点で、自分の考えについてあらためて確認できたように思います。

ありがとうございました。

言葉足らずのところはたくさんあったと思います。
心残りもありますが、うまくまとめていただけることを楽しみに待つことにします。

2013年10月2日水曜日

ORプロジェクト畑のニンジン


3年ゼミ生がORプロジェクトの畑の野菜などを収穫してきてくれました。
ナス、サツマイモ、オクラ、ピーマン、トマト、そして、ニンジン!

皆で分け合い、収穫量の多かったニンジンは、間もなく実施される予定の生坂村の通学合宿で使うことにして保存することに・・・。

学生たちから、野菜の花束をいただきました。右の写真は何の花かわかりますか?

そう! ニンジンの花たちです。
収穫してきてくれたニンジンの中にタコの足のように先がいくつもに分かれているものがありました。
なんとも奇妙な形です。

花瓶の前において写真をとりました。わかりますか?

2013年10月1日火曜日

スタート! 2013年度後期

9月27日(金)から、後期の授業が始まりました。

私の最初の講義は30日(月)。2年生科目の講義でした。
1年前期の「食生活論」の授業が終わったあと、1年後期と2年前期は、このクラスの担当科目がなかったので、1年ぶりに2年生の皆さん全員と顔を合わせました。

「皆さん、成長しましたか?」から始まった授業。
管理栄養士としての実践系科目が多くなってくることを楽しみにしている学生の顔もある一方で、どうも集中できていない様子の学生もいるようでした。

午後一の眠くなる時間帯の授業です。
皆が考えながら新しい学びに向き合えるような授業づくりをめざしたいと思います。
とはいえ、授業は教員と学生が共につくり上げていくもの・・・学生たちの意欲を引き出すにはどうすればいいのか・・・考えつつ、試しつつ、進んでいきたいと思います。

30日は3年生のゼミがありました。
わがゼミの10月は活動がてんこ盛り。
あわただしい後期のスタートでしたが、楽しみながら、成果を実らせていきましょうね!!

2013年9月29日日曜日

2013年 松本市健康フェスティバル

9月最後の日曜日は、気持ちのいい秋晴れ!!

歯科医師会の
ゆるキャラ
「よ坊さん」
松本市総合体育館を会場に、松本市健康フェスティバル・松本市ファミリースポーツカーニバルが開催されました。

ここ数年、信州大学医学部保健学科の本郷実先生をリーダーとする「青少年のメタボリックシンドロームを考える研究会」のメンバーとして、研究会に関わっている管理栄養士の皆さんとともに、信州大学医学部付属病院のブーススタッフとして参加しています。

今年も例年通り、血液検査と身体計測、SATによる食事診断の後に、医師・臨床検査技師・管理栄養士が健診結果につい説明し、生活習慣について考えていただく機会を提供しました。
体育館の中には、健康関連の色々なブースがあり、参加した方たちは、自分の健康チェックのためにあちこちのブースを回っていました。

歯科医師会のブースでは、「よ防さん」というお坊さんらしきゆるキャラが歯ブラシを携えて予防を呼びかけていました。
男性コーラス

今年は少し参加者が少ないようで、私たちのブースに来てくださった親子連れも少なめでした。
天気が良すぎたのかもしれません。

体育館の中央ステージでは、男性コーラスの発表があり、素敵な歌声を聴くことができました。

ラート部の演技
隣のメインアリーナでは、松本市ファミリースポーツカーニバルが開催されていて、いろいろなニュースポーツを楽しむ人たちが体を動かしていました。

松本大学のラート部が来ていて、演技を披露していてびっくり!!

フェスティバルは午後3時で終了。
皆さん、お疲れ様でした!!