2013年3月30日土曜日

女性週刊誌の記事

女性週刊誌なるものを手にするのは、ずいぶん久しぶりです。
手にしているのは、「女性セブン」です。
芸能界の話題が多いのですが、多種多様な情報が盛り込まれていて、改めてびっくり。

どうして手元にあるかというと、4月11日号というのに「長野がご長寿県No.1になった理由」という記事が組まれていて、それに関する取材を受けたからです。
ライターさんが刊行された雑誌を送ってくださいました。

私のコメント部分はほんの少しです。

いろいろお話したのですが、取り上げられているのは、「県内各地で運動の講座も多く、運動するという意識も高いということでしょう」という部分。
スポーツ健康学科の根本賢一先生か、田邊愛子先生に取材してもらったほうがよかったと校正のときに思いましたが、その校正時にお願いした
「私、一応、栄養のほうが専門なので、『食事だけではなく・・・』くらいは入れてください」
というリクエストには答えてくださっていました。
食事内容については長野県栄養士会の園原会長がコメントしています。

週刊誌で校正まで関わらせてくださるのは、ていねいなやり方だと思いますので、ライターさんに感謝! です。

ご興味があったらご覧になってみてください。
長野県健康長寿課の担当者のコメントも掲載されていて、まじめな記事に仕上がっています。

のせパン祭」という特集もあるので、参考にしたいと思ってます!!

2013年3月29日金曜日

2012(平成24)年度が終わります

2012(平成24)年度、最終の平日です。通常は本日で本年度の仕事は終わります。

転勤のご挨拶をちらほらいただくようになり、年度が変わることを実感します。
これまでいろいろなところでお世話になった方々が、退職されたり、新しい任地に異動されたり。
寂しいですが、人事の動きがないと学生たちの就職先も限られるわけですから・・・しかたないですね。

松本大学健康栄養学科でも2名の専任教員がご退職され、若干、研究室の異動がありました。
これまで、私のとなりの研究室は村松宰先生の研究室でしたが、本日、進藤政臣先生が入室されました。
給食経営管理分野の新任教員である成瀬祐子先生は、すでに研究室で新年度に向けての準備を進めていらっしゃるようです。
もうお一人着任予定の公衆衛生学分野の杉山英男先生も、間もなく入室されると思います。

事務局でも異動があり、今日はなんだかザワザワしていました。

気持ちを新たにして、新年度に向かいたいところですが、2012年度中の仕事を抱えたままです。

途中で、共著者となっている完成間近の教科書について依頼されていた、用語集の追加原稿をまとめて出版社に送り、長野県栄養士会研究教育職域事業部のまとめの冊子の会計処理を済ませ、長野県体育協会の会議への出席について調整し・・・抱えている仕事はなかなか進みません。

この週末はそれに立ち向かわなければなりません (クシュン; いえいえ、エイエイオー!にしないと…)

2013年3月28日木曜日

FM長野の出演 無事終了

「信濃の国 食事バランスガイド」について紹介させていただいたFM長野の朝番組“Oasis 79.7”
本日、2回目の出演が無事終了しました。

今回は、「信濃の国 食事バランスガイド」の特徴である、主食と副菜を合わせた料理区分があること(おやき、おぶっこ、にらせんべいなどなど塩分摂取量を考えてもらうためのSマークがついていること(赤Sマークと青Sマークがあるんですよ野菜摂取を心がけていただくため長野県らしい副菜料理を多く盛り込んだこと(若い人たちに働きかけるため、手早くできるものを盛り込みましたについてお話しました。

先週も聞いてくださり
「今日も聞きましたよ!!」
と声をかけてくださった生協食堂スタッフの方、
「先生、今ラジオに出ていましたよね! えっ、生放送だったのですか?」
とびっくりしていたゼミ生、
皆さん耳を傾けてくださって、ありがとうございました。

ラジオを聞いて「信濃の国 食事バランスガイド」に関心を持ってくださる方、さらに、自分の食生活に活かしてくださる方がいるとすれば、とてもうれしいことです。

今日は在学生のオリエンテーションがありました。学内に学生のにぎやかな声が戻ってきつつあります。

2013年3月24日日曜日

新入生プレオリエンテーション新企画

卒業式の翌日-新入生プレオリエンテーションの開催日です。
“お別れ→出会い”ですね。

今年も入学予定の新入生と保護者の皆様がたくさん出席してくださいました。
新入生と保護者の方々には、別々のプログラムで教務に関する事柄や大学の様々なことについての説明が行われました。

昨年同様、入学予定者の皆さんは、学部長、教務委員長などの話をとてもよく聞いていて、頼もしく思いました。

保護者の皆さんのプログラムはほぼ昨年どおりでしたが、入学予定者には新企画の卒業生を囲むグループワークが行われました。

昨日卒業した今年度の4年生と昨年度の卒業生が、仕事のこと、大学の授業のこと、課外活動のこと、暮らしのことなどについて話をしたり、質問に応えたりしてくれました。

様子を見ていましたが、新入生にとっては大学での生活がイメージできるとてもいいプログラムだったと思います。
特に、自分のノートを持参して授業の受け方を説明してくれた先輩のアドバイスは、とても有益だったのではないかと思います。

授業する立場の私も、聞いていてたいへん参考になりました。

協力してくださった卒業生の皆様、祝賀パーティーの翌日に、また、貴重な日曜日に、ありがとうございました!!

2013年3月23日土曜日

2012(平成24)年度卒業式‐1年間続きました!

本日、2012年度の卒業式が挙行されました。健康栄養学科の3期生が卒業していきます。
おめでとう!!

健康栄養学科では3回目となる今年の卒業式では、私のゼミ生が学科の総代として住吉学長から学位記を受け取ることになっていました。
いつもよりも、うきうきして式に臨みました。
残念ながら、椅子から立ち上がった卒業生に遮られて、授与される姿をしっかり見ることはできませんでした。でも、きちんと受け取ってくれことと思います。

毎年、卒業式典のあとは、学科ごとにわかれ、卒業生各自に学位記を渡すことになっています。
健康栄養学科では、その時にフードスペシャリスト、食品衛生管理者、栄養教諭といった資格関連の証書も授与されます。その取得状況は学生によって違います。

今年も学科長として皆の顔を見ながら学位記を授与する役目を務めさせていただきました。光栄です。
皆さん、あでやかでりりしい姿でした。卒業式は晴れやかでいいものですが、寂しさもあります・・・おわりに学科長としてのあいさつをしましたが、涙があふれそうになって声が詰まってしまいました(申しわけなかったです)。

その後は、例年通り、ホテル ブエナビスタで同窓会主催の卒業祝賀パーティ。
袴姿からドレスに着替えた輝く卒業生の姿がありました。

社会人としてしっかり歩んでいってください! もし壁にぶつかって悩んだ時には、母校を訪ねてください。私もまだしばらくは在籍していますよ!

そういえは、このBlogは昨年のこの日から始まりました。
これまでに、186件のレポートなどを載せているということは2日に1件は書いていたということです。(結構、頑張ってるでしょ!!)

ご覧いただいた皆さんに、松本大学や人間健康学部健康栄養学科の学生・教職員の皆さんの活躍、長野県内等の栄養士の皆さんの様子、長野県内などの食に関する情報が少しでも伝わっていれば、うれしく思います。

当面、続く…と思います。 今後もどうぞよろしくお願いします。
時にはコメントなど寄せてくださいませ。

2013年3月21日木曜日

FM長野の番組に出ました!

しばらく前に、NHK徳島のラジオ番組から出演依頼があったのですが、今度はFM長野からご依頼をいただきました。
面白いものですね。同じような依頼が重なるのはなぜでしょう?

今回は、朝番組として放送されている“Oasis 79.7”という番組の中で電話インタビュー形式で、話をしてほしいとの依頼でした。
普通であれば、あまり前向きにはなれないのですが、今回は「信濃の国 食事バランスガイド」について話してほしいとのことでしたので、うれしくお受けしました。
「信濃の国 食事バランスガイド」には、策定作業部会長として、「責任」も「思い入れ」もあるからです。
・・・うーん、それなら仕方がないか!・・・という感じです。

伊織智佳子アナウンサーがパーソナリティを務めるこの番組…毎週木曜日に“協会けんぽ 健やかライフのすすめ”というコーナーが組まれています。
そのコーナーで数回にわたってバランスのとれた食事というテーマで、「食事バランスガイド」をとりあげているのだそうです。
これまでに、日本の食事バランスガイドについて説明し、その後「信濃の国 食事バランスガイド」について2回にわたって放送する予定ということで、本日がその1回目でした。

今日は、長野県栄養士会の理事会が予定されていたため、松本の大学には出かけませんでした。
早めに栄養士会事務局に出向いて、事務局の電話機の前で待機・・・伊織さんの番組には、松本大学に着任して間もないころにスタジオに伺って出演したことがあるので、なんだかなつかしい感じです。

予定の時刻に電話がかかってきました。

今回は、長野県版を作成することになったきっかけ、「信濃の国 食事バランスガイド」の特徴、そこに盛り込まれている4つのメッセージについてお話しさせていただきました。

伝えたかったことはお話しできたかなと思います。

2回目は、3月28日(木)です。
次回は、「信濃の国 食事バランスガイド」の特徴について具体的にお話しさせていただくことになっています。

お時間があるようでしたら、28日の9:15過ぎ、FM長野の放送に耳を傾けてみてください。

2013年3月18日月曜日

春の嵐

春の嵐に関する全国ネットのニュースで、長野市の様子が伝えられています。大きな落下物があったり、火災が発生したりしたようです。

朝、長野市の家を出るときから、強い風が吹いていました。

走っている車の前を、発泡スチロールの大きな箱、ポスター、空き缶などいろいろな物が飛び去り、運転しながら怖い思いをしました。
その後も引き続き風が強かったということでしょう。なんとか無事に帰宅できてほっとします。

それにしても、今年は風の強い日が多いですね。どうなっているのでしょう?
桜の咲くころには穏やかな日々であってほしいものです。

昨日、国家試験を終えた4年のゼミ生ふたりが研究室を訪ねてきました。
試験は難しかったそうです。私の担当分野を見ると、確かにひねってある設問が多いようでした。

夕方には、業者さんのサイトで解答例が発表され、「自己採点した結果、なんとか合格ラインを超えているようです」という内容のメールが届きました。
正式な合格発表は5月ですから、まだ未確定ですが・・・

多くの学生に「桜咲く」合格がやってきますように!!

2013年3月16日土曜日

4年生が国家試験受験会場に向かいました

明日は、本年度の管理栄養士国家試験が実施される日です。
本日、4年生は大学の大型バスに乗り込んで名古屋へ!

大学に来てくださっていた学科の先生方の他に、住吉学長、小倉局長はじめ事務局の皆さんなど、たくさんの方が見送りに出てくださいました。
学科の先生方は、「ガンバッテ!」などと書いた手づくりポスターを掲げてお見送り・・・。
学生たちがバスのなかからその姿をカメラにおさめていました。
なんだか感極まって涙顔の学生もいました(実は私も涙がでそうでした)が、笑顔の学生もたくさん! 
その余裕で、受験に臨んでくれればと思います。

ここまで来たら、あとは自分のやってきたことを信じて、自分の力を出し切るだけです。
今日のような素敵な笑顔で答案用紙に向かってくれるといいなあと思います。

大丈夫!! あんなに毎日机に向かって学習していた自分を信じて!
ケアレスミスだけには注意してくださいね!!

・・・先ほど、付き添っている国家試験ワーキンググループの先生から、「無事、ホテルに着きました」というメールが届きました。

受験生の皆さん、今日は夜更かししないように!!

2013年3月15日金曜日

本年度も残すところ半月

気がつけば、3月半ばです。
今週前半に卒業判定関連の会議があり、いよいよ卒業式も近づいてきました。

3月12日の教授会のあと、本年度で退職される先生方をお送りする健康栄養学科教員メンバーの食事会が開かれました。
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浅間温泉にある「草創庵」という創作日本料理のお店・・・この料理店の店主でいらっしゃる草間様とは、食育関連の講演会でご一緒したり、信州ジビエ研究会などでもお世話になったりしています。
一度お店に伺うのを楽しみにしていましたが、今回、幹事の先生方がこの店を会場に選んでくださいました。
草創庵のホームページから

 本年度末でお送りする村松宰先生と中島美千代先生、さらにこれまで非常勤助手として学生に指導にあたってくださった藤野美和子先生の3名の先生方がお客様で、その先生方にぴったりの格調高い落ち着いた店でした。。

村松先生は、松本大学人間健康学部健康栄養学科の初代学科長として、現在の学科の礎を築いてくださいました。いつも私たちに研究することの重要性と研究のおもしろさを意識づけてくださいました。また、学科内に学外の風を送りこんでくださる先生でもありました。
中島先生は県内の病院科長を勤め終えてからのご着任で、学生たちに病院の管理栄養士業務のことを伝えてくださる貴重なかたでしたし、就職委員としても重要な役割を果たしてくださいました。
藤野先生には、給食管理の実習を中心として、丁寧な指導をしていただきました。

それぞれ6年間、5年間、4年間、お世話になりました。本当にありがとうございました。
3名の先生方のご退職は心細くもあり、寂しくもありますが、それぞれの先生方が大切にしてきてくださったことを新しいメンバーとともに引き継いでいきたいと思います。

送別会では、助手の先生方の楽しい楽しいアトラクションがあり(写真をアップしたいのですが、皆さんに叱られるといけないので、やめておきます)、ビンゴゲームもありで、たいへん和やかな会でした。きっと3名の先生方も楽しんでくださったと思います。

これからもいろいろなところでお世話になると思いますが、その時はどうぞよろしくお願い致します。

この夜は、草間様の心づくしの創作料理に、目も舌も楽しせていただきました。
ごちそうさまでした。
いい会でした!!

2013年3月11日月曜日

鎮魂の日

東日本大震災が発生し、多くの命が失われた日からまる2年です。

瓦礫の片づけは進んだようですが、被災地の“復興”はというと、被災者の方々に明確な道筋を示すほどには進んでいないようです。

少しでもいいので進む方向がみえれば…希望をもって歩んでいくことができると思うのですが。
今、そういう状況になっているのか懸念される地域もあります。

震災と津波のもたらしたものを忘れずに、見守り続けたいと思います。

今日は、松本大学人間健康学部健康栄養学科の今年最後の定例学科会議でした。
2年前の今日、学科会議をしている途中で地震がありました。その時の不気味さと不安な気持ち…今も鮮明に覚えています。

皆さんに、黙とうを捧げましょうと提案しました。
賛同が得られ、学科のメンバーがそろって…黙とう!!

2013年3月8日金曜日

まだ、雪の山!

まだ、雪の山がありました!

今日は、飯山市にある長野県北信保健所から研修会での講義を頼まれ、やや気の重い日でした。

9:00から学内委員会が開催されることになっていたので、それに出席した後、松本インターから高速にのり、自宅のある長野市を通り過ぎ、飯山に向かいました。

飯山のインター近くに道の駅があるので、そこでランチすることにしました。
何をいただこうかなとちょっと迷った末、「ぶっこみうどん」にしました。

ぶっこみうどん“おぶっこ”は、野菜などの具材が入った味噌仕立ての煮込みうどんです。
具として入っていたのは、大根、里芋、人参、玉ねぎ、長ねぎ、ごぼう、なると、豚肉、油揚げ、コンニャク・・・すごいですよね。
こんな方法で野菜を摂取しちゃうのも、長野県の野菜摂取量日本一につながっているのではないかと思います。

道の駅の一角には、除雪で集められた雪がうず高く山積みになっていました。
長野市、松本市は雪はほぼ消えていますが、さすが、雪深い飯山です。
保健所長様のお話では、これでも昨年に比べるとずいぶん少ないのだそうです。昨年はゴールデンウィーク過ぎまで雪があったそうですが、今年は、この状況であれば4月の下旬には雪がなくなっているのではないかとおっしゃっていました。

うーん、さすが雪国!!

そう言えば、昨年2月に藤木シェフや学生と共に、飯山よりもさらに雪深い栄村にうかがったときの雪景色を思い出しました。

その時の様子はこちらをご覧ください→http://www.matsumoto-u.ac.jp/information/topics/detail.php?id=431

講義は、「生活習慣病予防のための健診・保健指導研修会」として実施されたもので、聴講してくださったのでは、主として行政の保健師、管理栄養士の皆さんでした。
「大人の食育 ~健康づくりにつながる食生活について考える~」というテーマでお話させていただきました。
2時間程の時間をいただいていたので、少し盛りだくさんにし過ぎたかもしれません。

またまた、反省!反省!

2013年3月7日木曜日

第1回松本大学教員研究発表会

3月6日、7日と、松本大学では初めての学部の枠を超えた教員研究発表会が開催されました。

健康栄養学科では、開学部以来、毎年3月に学科の先生方による研究発表会を行ってきました。
初代学部長だった発地雅夫先生や前学科長の村松宰先生の強い想いがあって継続されてきたものです。お互いの研究内容を知るとともに、研究成果を確認しあうという目的もありました。
健康栄養学科の先生方の研究分野はいわゆる基礎系から実践系まで幅広く、また社会学や人文学を専門とする先生もいらっしゃるので、拝聴しても「???」という研究もあります。
普段の学会活動では自分と似通った分野の研究成果を聞くことが多いので、最初は戸惑いましたが、回を重ねるうちに、全く分野が異なっている先生方の研究も少しはわかるようになりました。
いろいろな場面で、ふと、そんなことが役立っていることに気づきます。

今年度は、短大部も含めた全学部の教員による発表会をすることになり、2日間にわたり33演題がエントリーされました。
いろいろな研究が進められていることを知り、新しい共同研究の芽が育つこともねらいのひとつということです。

私は、本日、出前講座で上田の高校にうかがっていたので、途中からの参加。全部の発表を聞くことはできませんでした。(昨日は全部、聞きましたよ!)
拘束時間は長かったのですが、他学部の先生方の研究を知ることができ、よかったと思います。
先日読んでいた英語論文の中に出てきた記述でどうもしっくりしなかったwordについて、経済学の先生のご発表から「あー、そういうことか!」と納得がいきました。
おもしろいものですね!

今年は、急に開催が決まったこともあり、質疑応答の時間がとれなかったのですが、次年度はもっと改善されるのではないかと、期待したいと思います。

2013年3月3日日曜日

全国研究教育栄養士研修会報告

3月2日・3日(ひな祭りですねえ!)に開催された全国研究教育栄養士研修会は、充実した研修会でした。

初日の「健康日本21(第2次)について 平成25年4月~改正点の特徴」という特別講演、「これからの臨地実習および校外実習を考える討論会」、2日目のオープンディスカッション「多職種協働の栄養ケア、食育について」の全てにおいて、松本大学はどんな管理栄養士養成をめざしていけばいいのか、とても考えさせられた研修会でした。

“全ての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現”をめざして、「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を掲げた健康日本21の基本理念
2日目に神奈川県立保健福祉大学学長で日本栄養士会の名誉会長でもある中村丁次先生がお話しくださった「ヒューマンサービス」についての考え方

この二つのベースには、中村先生のお話の中にあった「一人ひとりが人格を持った大切な人として生かされ、生きがいを持ち、その人らしく生きられるように」、「人が、人として、人らしく、他の人を支援していく」という考え方が横たわっていると思いました。

現代社会において、ヒューマンサービスを行う専門職にはIPW(Interprofissional Work 専門職連携業務)の実践が求められ、IPWを進めていくにはIPE(Interprofissional Education 専門職連携教育)が必要であるというお話のなかで、本学がめざしていくべき教育の方向性について考えました。

同じ方向で考え、実践してしてみていること、来年度取り組もうとしていることもありましたが、これから考え進めなければならないことも、たくさん!たくさん!あります。

夢と希望を持って入学してくる学生たちが、松本大学らしい学びの中で、有為な人材として成長していってくれるよう教育の進化を図っていきたい、大学教員としてそれを忘れることなく進もう・・・というお土産を携えて帰路につきました。

2013年3月2日土曜日

平成24年度全国研究養育栄養士研修会

東京に向かっています。

昨日、大阪から戻ったばかりですが、3月2日-3日と開催される平成24年度全国研究教育栄養士研修会に参加するため、新幹線「あさま」に乗車。

(公社)日本栄養士会には、職域事業部という組織があります。研究教育職域事業部はその一つであり、大学・短大・専門学校などで管理栄養士・栄養士教育に携わっている管理栄養士・栄養士資格を有する先生方と企業や公的機関などの研究部門にいらっしゃる管理栄養士・栄養士の方々が主たる構成員です。

一般の参加者は、午後からの研修プログラムをめざして参集してきますが、私は長野県の代表として「平成24年度社会貢献事業推進のためのリーダー研修会」にも出席する必要があり、午前中から参加しなければなりません。

今回は、「健康日本21(第2次)の改正点のポイントに関する特別講演」、「臨地実習および校外実習のあり方に関する討論会」、「多職種協働の栄養ケア、職域に関するオープンディスカッション」が主なプログラムです。
管理栄養士免許を取得するための必修単位として重要な臨地実習に関する内容が含まれるため、松本大学からも臨地実習ワーキンググループの先生方が、数名参加されます。

社会のニーズが刻々と変化する中で、管理栄養士・栄養士養成はどうあるべきかについて、熱意にあふれた討論がなされることと思います。その報告はまた、改めて・・・。

2013年3月1日金曜日

日が長くなってきました

3月スタートの本日、10:00から大阪市立大学で研究発表会が予定されていたため、昨日午後の特急しなのに乗車して関西に来ました。

途中、京都で下車しました。
18時少し前でしたが、あたりはまだかなり明るく、日が長くなってきたことを実感しました。

久しぶりに京都駅ビル伊勢丹の外階段を上り、デパートめぐりをしていたら、外はすっかり暗くなり、階段のイルミネーションが「ひなまつり」と伝えていました。

そう! もう、3月。

大阪駅はずっとやっていた工事が終わってホームの乗り換えがスムースになった感じです。
きれいな駅ビルともつながり、目をぱちくりとして見上げてしまいました。

そう言えば、新大阪駅も工事が終了していたようです。

研究発表会は、たいへん有意義なもので、栄養学の奥深さを感じました。

そういえば、今朝ホテルで聞いていたニュースによれば、厚生労働省が発発表した県別の生命表で、長野県は、男女とも平均寿命が日本一になったとのことでした。

関係者の間では、男性1位、女性5位という順位が維持できるだろうかということが心配されてもいましたが、男女とも1位というのは、健康づくりに関わる研究や教育をしている立場としては、とてもうれしいことでした。

大阪の先生方からもその話が出ていました。
また、私なりにできることを進めていこうと思いを新たにしました。