2013年11月30日土曜日

ぎっくり腰

ぎっくり腰になったのは、27日の水曜日。

午前中は長野県栄養士会の役員会があり、長野で会議をしていました。
15:10から講義でしたし、水曜日は2年Bクラスの給食管理実習で今期最後の食事提供でした。試食チケットをいただいていたこともあって、昼前に、栄養士会の会議を退席させていただきました。

大学にきて給食をおいしくいただき、部屋にもどって座ろうとした途端にギクッ!
しばらくの間、まったく立ち上がることができず、授業に行くことができるのか不安でした。

よくやく何とか立ち上がり、そろそろと教室に向かいました。
ぎっくり腰になってしまったので、板書などがうまくできないかもしれないと、学生たちに謝り、なんとか授業は終えることができました。

終わった後、前日の世界健康首都会議でいっしょにお弁当を販売した学生が「先生、昨日、無理なさって、そんなことになってしまったのではないですか」と心配してくれました。

たぶん、それが理由ではないと思います。日頃の姿勢の悪さとか運動不足による筋力のアンバランスとかが原因なのでしょう。
学生に心配かけてしまって、申しわけなく思いました。

車の運転が大変です。乗り込み時には足が上がらず、降りてしばらくは腰が伸ばせません。

とにかく、急性期は安静にして冷やすのがいいらしいと教えていただきましたが、安静にしているというわけにも行かず・・・木曜日も、研究のフィールドとなっている中学校に依頼していた調査データの回収にいくことになっていたので、なんとか運転していきました。
お世話になった養護の先生にも同じような対処を教えていただき、養生してきました。

今日から2日間の予定で開催される日本ヘルスプロモーション学会では、シンポジウムのコーディネータを務めなければなりません。なんとかやり遂げたいと思います。

さて、立ち上がってっと・・・「イタッ!」

ゼミの「試食」学習会

健康首都会議でお弁当を販売した11月26日(火)は、私のゼミナールの「食べて学習」の会の予定になっていました。

今年の7月に「すこやかまつもと『食』フェスタ」が開催されたのですが、その時に私がコーディネータを務めさせていただいたシンポジウムのシンポジストのお一人が、松本市内にある韓国料理店「やんちゃ坊」の調理長様でした。
私は、以前からお世話になっているのですが、そのフェスタの時に食育SATシステムのブースを運営していた私のゼミの学生たちもお会いしており、いつかお店に行こうということになっていたのです。

学生たちは「これ、おいしい!」「う~ん、辛っ!」と言いながら、チヂミ、チャプチェ、スンドゥブチゲ、プルコギなどの定番料理に舌鼓。

そして、健康栄養学科の学生たちということで、特別に韓国薬膳料理である「熟地黄栗かぼちゃ豚カルビチム」というメニューを出してくださいました。
種の部分をくりぬいたカボチャの中に、豚肉ほか薬膳らしいいろいろな食材を入れたお料理でした。
お心づかいをうれしく思いました。

最後に石焼ビピンパッをいただき、おなかはいっぱい! 
「試食」の学習会は、無事、終了しました。いつかこの学習の成果を活かしてほしい・・・です。

2013年11月29日金曜日

報告が遅くなりました-世界健康首都会議でのお弁当販売

水曜日に、腰が「ギックリ」となり、そろそろと歩いています。

なんだか根気が続かず、ご報告が遅くなりました ― 11月26日(火)に松本市のMウィングで開催された「第3回世界健康首都会議」で学生たちの提案した健康弁当が販売されました!!

これまでにも報告してきましたが、今年の7月から指導していたプロジェクトの成果です。

【信州SUN(産・太陽)弁当】 信州の豊かな自然が育てた自慢の食材(地産)と、栄養やおいしさがつまった乾物(太陽のめぐみ)を使った野菜たっぷり16品目彩り弁当。
【ぎゅう~っと信州お宝丼】 牛肉と野菜のうま味がぎゅう~っと凝縮。1日に必要な野菜の1/3の量を摂ることができる丼。
の2種類でした。

販売コーナーの手前に、お弁当についてアピールするポスターを掲示し、午前の会議のプログラムが終了したところで、会場のステージ上で、学生がお弁当についてプレゼンテーション。
私はステージ脇で付き添っていましたが、上手に発表でき、売り場にもどると長い行列ができていました。

多くの方にお買い求めいただきました。
皆様、ありがとうございました。

学生たちは3時限目に授業があり、12時半過ぎには大学にもどってしまいました。
会議初日の25日に基調講演をされて、この日の午後のパネルディスカッションにも登壇されたドイツのフライブルグ・カイダル・ミネラル・サーマル・スパ 代表取締役 ヘルベルト・レン氏が、学生の去ってしまった売り場にきてくださって、“delicious!”とおっしゃってくださいました。
提案した学生たちが、直接聞いたら、どんなにうれしかったことでしょう!

ご指導いただき、当日のお弁当をつくってくださった株式会社王滝の皆様、実行委員会のご関係者の皆様に、特別にご配慮いただいたことはたくさんありましたが、学生たちは今後に向けて多くのことを学んでくれたことと思います。

私は、本学の等々力賢治人間健康学部長もパネラーを務められた午後のパネルディスカッション「健康に生きるとは何か、何によって支えられるか 治療から予防へ ~運動・食・交流・ポジティブシンキング~」を拝聴し、結局、閉会式の住吉廣行学長のご挨拶も聞いて、大学に戻りました。

とても充実した内容のパネルディスカッションでした。

2013年11月23日土曜日

松本大学で長野県栄養士会の研修会

4年生は、本日、管理栄養士国家試験の模擬試験日で登校しているはず・・・。

私は、(公社)長野県栄養士会医療事業部の研修会があり、大学に来ました。
先ほど終了したところです。

医療事業部の研修会ということで、直接、関係はないのですが、糖尿病食事療法のための食品交換表が改訂され、それにあわせての糖尿病食事指導の学習会だったため、出席させていただきました。
・・・とともに、この交換表を松本大学生協購買部で取り寄せていただいたので、その受け渡しなどをしないといけないこともありまして・・・。
たくさんの参加者で、用意した交換表は全て売り切れ。

バタバタする中、発注など、事前にいろいろ調整があってたいへんでした。
皆さん、満足してくださったかなと思いますが、事前の苦労をわかっている人は、ごく少数でしょうね、きっと。
水面下の仕事というのはそんなものだと思います。

本学の学生たちには、いろいろな場面で、そうした表に見えない仕事に思いが至る人として育ってほしいと思います。
そういえば、昨日、追加で発注した交換表を台車で運んでいるときに、エレベーターが点検中で使用できず、階段で運ぼうかとチャレンジしていました。結局、点検が終わるまで待つことにしたのですが、そのときにいったん通り過ぎようとした学生がもどってきて「先生、お手伝いしますか!」と聞いてきてくれました。
「大丈夫、あとで運び上げることにするから」と伝えましたが、うれしかったです。ありがとう!!

さて、4年生の試験の出来ばえはどうだったかしら?

2013年11月22日金曜日

11月の昔語りの会

毎回お邪魔している「昔語りの会」。
安曇野市豊科地区で開催される有限会社 創生活環境運営の好例者くらぶの集いです。

11月例会の開催日は今日。
お餅つきをすることになっていたのですが、私は、いろいろ取り込んでしまって、欠席させていただきました。
お餅について何か話してほしいといわれていたので、資料だけはつくってありました。
朝、それだけお届けにあがりました。

10月の「信州の食を育む県民大会」のときに、シンポジストのかたから教えていただいたことがありました。

鏡餅は年神様の神霊が宿る聖なる供物。お正月には年神様が来てくださるというわけです。年末から床の間などに鏡餅を飾るのは、年神様を迎えるため。
クリスマスに、サンタクロースが来ることを知っている子どもたちは多いが、お正月に年神様がいらっしゃることを知っている子どもたちは少ない。お米を大切にしてきた日本人の文化が消えつつある・・・なんだか、胸にグッとくるお話だったのです。

・・・というわけで、今日はお餅を題材にそのような日本の伝統文化をシニアの方々から若い人たちに伝えてほしいとお話しようかなと思っていたのです。
お渡しした資料でその思いが伝わったかしら?

夕方、「昔語りの会」を主催されているお二人が、大学にお餅を持ってきてくださいました。
私の都合で欠席したのに、申しわけないですね。

マメなどを入れた「変わり伸し餅」(左の写真)と、搗き立てを丸めた「きな粉餅」、枝豆をつぶしてペーストにしたものをからめた「ずんだ餅」も届けていただきました。
恐縮しつつ、でもうれしく頂戴いたしました。

2013年11月20日水曜日

第3回世界健康首都会議の「健康弁当」完成披露

プロジェクトの学生たち
(blogに載せてもいいと言ってくれました)
今朝の新聞に、松本大学人間健康学部健康栄養学科の2年生4名の写真が掲載されました。
昨日、19日(火)はこの写真の学生たちが提案した「健康弁当」の完成披露会だったのです。

この健康弁当は、11月25日・26日に松本市で開催される「第3回世界健康首都会議」で販売されるものです(販売は26日のみ)。
健康弁当の中身を
個別に盛り分けてみると・・・

 本学の地域健康支援ステーションに会議の実行委員会から依頼があり、学生と教職員でプロジェクトチームを作って検討を重ねてきました。
以前にも、このblogで報告させていただきました・・・。
 
この日は、プレス発表のための完成披露会が開催され、報道機関の方々が取材に来てくださいました。

会議当日、実際にお弁当を作って販売してくださるのは株式会社王滝さんですが、その関係者の方々も同席してくださり、本番に向けてのバトンタッチとなりました。

いろいろ苦労して頑張ってきた学生たちも誇らしげです。こういう学生の顔を見るのはうれしいものです。 
先週の試作会のときよりも、ずいぶん見栄えがよくなっていました。短い時間で検討を重ねてくれたのだと思います。
←販売予定のお弁当をご覧ください。
にぎやかでしょ!

王滝の料理長様とお話しましたが、学生たちの思いを形にするために、特別にご配慮いただくことがたくさんあるようです。

ありがたいことです!!

乾物や信州ゆかりの食材をたくさん用いた「信州SUN弁当」(太陽のsunと信州産の産をダブらせたネーミングとのこと)は1,000円、牛肉とごぼうをたくさん使った「ぎゅう~っと信州お宝丼」(丼の底から長いもをつかったお宝が出てくることになっています)は650円という販売価格になるそうです。

一般の方も購入できます。いかがでしょうか!

2013年11月18日月曜日

空白の時間

土曜日は入試、日曜日は学校給食献立コンクール・・・そして週明けの月曜日。
今日も予定が盛りだくさんでしたが、スポッと空白の時間ができたのです。

3時限目の講義が終わって、研究のための調査をお願いしていた松川村立松川中学校に出かけました。
養護教諭の先生のご協力をいただいて、生徒の皆さんに調査を依頼。放課後に生徒の皆さんが来てくださるということだったので、大学院生に先発で出かけてもらい、私は講義が終わったところで出かけました。

保健室に入ると生徒の皆さんがあふれんばかり。
ポツポツと一人ずつ來室するのかと思っていたのですが、授業が終わったところで皆さん一斉に集まってくださったようです。
養護の先生と大学院生と私の3名で、50名ほどの生徒の皆さんに対応するのはたいへんでしたが、お陰さまで短時間で配布が終わりました。

その後・・・10月に私のゼミの3年生といっしょにサポートした生坂村の通学合宿反省会でした。
私は松川中学校から直行することにし、学生たちはアウトキャンパススタディとして大学の車で反省会開始時刻の19時に間に合うように生坂村に来るという計画になっていました。

松川中学校での仕事が早く終わった上に、松川村と生坂村は思いのほか近く、直行した私は、生坂村に17時頃に到着してしまいました。(びっくり!!)

さて、村にはコーヒーを飲みながら時間調整ができる喫茶店のようなものもありません。
やまなみ荘という宿泊・お食事どころがあるのですが、あいにく定休日でした。
しかたがないので、反省会の会場である生坂村B&G海洋センターに行き、そこにある教育委員会の事務局で待たせていただくことにしました。

・・・というわけで、思いがけず2時間弱の「空白の時間」ができたのです。
教育委員会の皆さんのお邪魔にならないようにして、読みかけの本を読むことにしました。
なんだかとてもゆったりとした気持ちで過ごすことができました。

19時、通学合宿に参加してくれた子どもたち・保護者の皆様、ゼミ生が席につき反省会が始まりました。

アンケート結果が報告され、子どもたちや保護者の皆様からもおおむね高評価が得られたようです。
「大学生をいっしょにお料理をつくるのは楽しかった」、「参加した後の変化として、食事のお手伝いをするようになった」などは、学生や私にとってとてもうれしい言葉でした。
特に、栄養教諭の資格取得をめざしている学生たちにとっては、いい学習の機会になったことでしょう!

今日で一連の通学合宿のプログラムは終了。あとはまとめの作業のみです。
初の試みでしたが、このような活動の機会を提供してくださった生坂村教育委員会、生坂村小学校ほか、ご関係者の皆様にお礼申し上げます。

2013年11月17日日曜日

学校給食献立コンクール

本年も(公益財団法人)長野県学校給食会主催の「学校給食に地場産物を活用した献立コンクール」が開催されました。
初回から審査委員長を務めさせていただき、今回で3回目となります。
アピールを紙芝居でおこなった
チームもありました

会場は昨年と同じ、松本市内の松本調理師製菓師専門学校。
今日は、書類審査で選ばれた10チームが参加し、学校栄養士の皆さんと調理員さんが2人1組で時間内での完成をめざしました。

調理作業に先立ち、献立のアピールタイム。
どのチームもプレゼンテーションがとても上手で、この時点で「今年は審査がたいへんそう!」という予感がしました。
(実際、審査会での採点は僅差で、難しい審査となりました。)

調理時間は60分。衛生管理にも気を配りながら作業するチームワークが重要です。

調理作業終了後は、試食審査。
薄味で素材の味を引き出すように整えられた料理が多く、子どもたちに健康食を伝えようとする学校栄養士さんの思いが伝わってきました。

どのチームにも賞を差し上げたいところですが、最優秀と優秀作品を決めなければなりません。
審査委員の皆さんのご意見をいただいて、なんとか決めることができました。
受賞された皆様、おめでとうございます。

次年度に向けての課題も挙げられました。コンクールを質の高いものへとブラッシュアップさせていくためには重要なことです。

最初のプレゼンテーションでいくつかのチームから、この出場にあたり、地域の生産者のかたが食材を届けてくださったり、学校関係者が応援してくださったりしたというお話がありました。

長野県の学校栄養士と調理員の皆様が入賞をめざし、それが学校給食に関係する皆様の誇りになるコンクールになりつつあることをうれしく思います。

参加された皆様、審査委員の皆様、お疲れ様でした。

2013年11月14日木曜日

くらしのフォーラム2013

朝起きると、家々の屋根は霜がおり、雪が舞ったのかと思うほどでした。

岡谷市にある長野県男女共同参画センター「あいとぴあ」で、(一般社団法人)長野県連合婦人会主催の「くらしのフォーラム2013」が開催されました。
私は、昼前に大学を出て、岡谷市へ・・・そこで講演をさせていただいたのです。

午前中は、会員の皆さんの活動報告などが行われていたそうです。
私の講演は13:00から。今回のテーマは“信濃の国から食と健康を考える ~「食」を通じた「健康づくり」と「地域づくり」~”でした。
壇上はライトが当たっていて、会場の様子ははっきりとはわからなかったのですが、ご参加くださった皆様が熱心に聞いてくださっている様子が伝わってきました。

講演後、連合会の会長様から、たいへんうれしいお礼の言葉をいただきました。
ご参加くださった方々ご自身の健康づくり・元気づくりにつながるものであり、何か得たものを地域での活動に活かしてくださるかたが一人でもいれば、うれしいことです。
初冬の諏訪湖

講演が始まる前に楽屋を訪ねてきてくださった方がいました。

若いころ、スキーに出かけるときによくお世話になった白馬村のペンションの奥様でした。
相変わらずとても魅力的!!
こんな出会いもあるとは思ってもいなかったので、とてもうれしかったのです

講演が終わって湖畔近くに停めた車に向かうとき、目の前に諏訪湖と周りの山々が広がっていました。
冬に向かいつつある気配・・・。

何だか晴れやかな気持ちで松本に戻りました。

2013年11月12日火曜日

世界健康首都会議に向けて

通勤途中の山々の頂・・・白い帽子をかぶっています。
昨夜から今朝にかけて雪になったのです。昨夜は長野道も途中は雪降り。いよいよスタッドレスタイヤにしないといけない「雪の季節」の到来ですね。

松本市では、11月25日~26日の予定で第4回世界健康首都会議が開催されることになっています。
松本大学の地域健康支援ステーションでは、この会議の実行委員会から依頼を受けて、有志の学生たちとこの会議で提供されるお弁当の企画と試作による検討を進めてきました。
当日は、お弁当の専門業者である「王滝」さんが作ってくださるのですが、メニュー提案は松本大学の健康栄養学科ということになります。

4名の学生と教職員からなるプロジェクトメンバーで検討を進めてきました。
今日は王滝さんの総料理長さんと管理栄養士さんに、私たちの提案を当日販売する形でお伝えする日でした。

盛り込む料理数が多いので、作るのがたいへんだったようで、予定よりも仕上がりが遅れました。
私は午後から非常勤講師を務めている信州大学での授業があったので、最後まで立ち会えませんでした。
うまく皆の思いが伝えられたかしら?

ちょっと写真でご紹介します。9マスのお弁当と丼の2種です。
内容がよくわからないかもしれませんが、来週の19日はプレス発表会ですので、そのときに詳しくお伝えできると思います。
お楽しみに!!

販売日は26日のみです。会議に出席なさらない方でもその場で購入できるそうです。
限定300色のみ! お近くにお住まいで、興味を持ってくださったかたは、ぜひお買い求めください。
私も学生の後ろで販売の手助けをしているはずです。

2013年11月8日金曜日

長野市にて開催「長野県栄養改善学会」

長野市のホテル国際21を会場として、第36回長野県栄養改善学会が開催されました。

午前中は式典と講演会。
保健衛生関係功労者知事表彰、学会賞、長野県栄養改善賞の表彰式が行われ、私は副会長として、本年度の学会賞の選考経過について報告させていただきました。

こうした表彰が栄養士・管理栄養士の皆様や地域における食生活改善活動のリーダーの皆様にとって、ますますご活躍いただくためのインセンティブになれば、うれしいことです。

その後は、特別講演会。信州大学医学部教授の駒津光久先生による糖尿病性腎症に関するお話で、新しい研究成果などを盛り込みつつ、わかりやすくまとめていただきました。
私は、講師紹介とお礼の言葉を申し上げる担当。

午後からは研究発表で、トップバッターが私でした。学校栄養士の皆さんと共同で取り組んだ調査の成果について報告しました。
次のセッションでは座長を務め・・・なんとも出番の多い、学会初日でした。
ふーっ!!

夕方からは賛助会員の業者の皆様にもご参加いただき、情報交換会。
長野県栄養士会のこうした会は、とても楽しいのです! 若いころ、初めて出席して余興の多い懇親会にびっくりしたことを思い出します。

今年は会員の参加者が少なく、余興が3つしかなかったのですが、それでも座はずいぶん盛り上がりました。
今年も楽しかったぁ!!

2013年11月7日木曜日

立冬だそうです

深夜のニュースを聞いていて、今日が立冬と知りました。
今日から冬! 北日本では暴風が吹き荒れて、たいへんなことになっていたようですね。

夕方以降、松本でも木枯らしのような強い風が吹いていました。
雪の季節も間もなくです。
このような時期になると、車のタイヤの履き替えをどうしようかと悩みます。
北海道は明日、雪がかなりふるようです。
スキーに熱中していた頃は、この時期、雪が待ち遠しかったものですが、最近は、長野県の平地の雪はもう少し先であってほしいと考えてしまいます・・・。

今日の昼頃、松本平には大きな虹がかかっていました。アーチのカーブが緩やかな虹でした。
卒研ゼミの直前だったので、早めに教室に来ていた4年生と眺めました。

4年生は、卒業研究のまとめにとりかかり始めました。

私も、明日の長野県栄養改善学会の研究発表のパワーポイントファイルをつくって栄養士会事務局に送り、来週の講演会のレジュメをつくってご担当者に送り・・・押せ押せの仕事をやり終えました。

2013年11月4日月曜日

ユニバーサルデザインキャンプ 2013

11月の3連休最終日。
午前中は長野市にいました。

年に1回担当する信大シニア&長野ウェルネス大学シニア健康教室の調理実習の日でした。
今年は調理実習の受講希望が多く、お借りした長野清泉女学院大学の調理実習室は満杯状態。
本来は私の担当講座なのですが、いつも松本大学地域健康支援ステーションや長野県健康づくり事業団の管理栄養士さん(いずれも私の教え子!)が企画運営してくださいます。

格好よく言えば、私はスーパーバイザー、実質はおまけとしているだけの人なのですが、それでも何らかのお役に立つように心がけてはいます。

今年は「長寿日本一から健康長寿日本一に向けて~野菜摂取と減塩~」というようなテーマとしました。
出来上がりはどうだったかしら?
私、出来上がりまでいることができませんでした。

午後から、松本市市民芸術館で開催されていたユニバーサルデザインキャンプ2013でお話をすることになっており、途中で失礼して松本に向かいました。

私は研究発表として「子どもたちの身体と“心”を育む食育」についてお話させていただきました。
松本大学の住吉廣行学長がまつもとUDネットワーク研究会会長を務められていて、その関連でお話が回ってきたことかと思います。
帯広市嶋野副市長様の講演

今年は全体テーマが「学校のユニバーサルデザイン」ということでした。
最初に帯広市の副市長さんが帯広市での取り組みについてお話されていましたが、その中では、「かたち」「しくみ」とともに「こころ」のユニバーサルデザインも共に進めていく必要があるとお話しされていました。

学校における食育推進をユニバーサルデザインと関連付けて考えてみたことはありませんでしたが、健康づくりとして食育は学校におけるユニバーサルデザインの「しくみ」として考えられるべきだと思いますし、食育は「こころ」のユニバーサルデザインを考える題材にもなります。
そんな視点を盛り込みつつ、お話させていただきました。 
コンクールの表彰式
途中、「ながのユニバーサルデザインアイディアコンクール2013」の表彰式がありました。
子どもたちの応募作品の中から、入賞作品が選ばれたようです。

閉会の辞を述べられた研究会の上村保弘副会長様も触れられていましたが、「きもち・こころ」部門で最優秀を受賞された井口ひまわりさんの主張の中に記述されていた「“心の花”をさかせるために“言葉の水”」が必要」というメッセージが参加された皆さんの心に残ったことと思います。

子どもたちはすばらしいですね。
私も、これからも、子どもたちが輝くことができる食育の場をつくっていきたいなぁと改めて思いを強くしました。

2013年11月3日日曜日

まつもとシニアカレッジ

11月になり、ふと気がつけば、松本大学キャンパス内の木々も赤く色づいてきています。
今年の紅葉は遅いような気がしますが、確実に寒い季節に向かっているようです。

11月の3連休。

3~4日、松本大学で、今年スタートした長野朝日放送・松本大学・市民タイムス主催の「まつもとシニアカレッジ」が開催されました。

私も3日に1講座「キラキラシニアライフを目指すために ~食事について考えてみましょう~」を担当させていただきました。

スポーツ健康学科の根本賢一先生が 「ピンピン☆キラリ」で運動の大切さをお話されると思ったので、それに合わせてテーマ名をつけました(!?)。

運営担当の市民タイムスの方とお話しましたら、「この年になってまたこんなふうに学習する機会をつくってもらってありがたい」という声もあったそうです。

信州のシニアの方は本当に学習意欲が高いなあと感心していました。
・・・というわけで、熱心に耳を傾けてくださる受講生の方が多く、お話のしがいもありました。

キャンパスライフも体感できるように学生食堂もオープンしていました。利用してくださった方も多かったようです。

私も受講後、皆さんに手づくりの認定証をお渡ししました。「地域の中で健康づくりの輪を広げてください人!」の認定証です。
本気ですよ”! 皆さんが得たものを周りの方につないでほしいと思ったのです。それがきっと地域の健康づくりを推進してくれると思います。

2013年11月1日金曜日

進化する学校給食施設

11月に入りました。今年も残すところ2か月。
なんだかあせってしまいますね!

月始めということで、10月分の出勤状況確認の依頼がありました。
10月は出張が多く、振り返って、改めておわただしかった日々を思い出していました。
 
10月最終週の出張。
29日は、長野市が建設を予定している学校給食センターの設計者および厨房機器業者選定委員会でした。
プロポーザル方式で、この日は提案書を提出した業者さんのプレゼンテーションをお聞きして、最優秀を選定することになっていました。

委員として事前に提案書に目を通してはいたものの、直接説明を聞くと書類で考えていた評価とは違ってしまう場合もあり・・・悩んでしまいました。

どの業者さんもそれぞれに特徴があって、それぞれに優れた点がありました。
委員会のなかでも「本当にガチンコになりましたね」という感想が聞かれたほどです。
どこをどう評価するか、委員の考え方も違っていたかもしれません。

長野市が提案した方法でそれぞれの委員の評価がまとめれたのち、最優秀についての審議が行われました。

いろいろな設計ポリシーや新しい厨房機器に関するプレゼンテーションは、私にとってはとても興味深いものでした。
こうした学校給食センター関連の施設・設備は、どんどん進化し続けているのですね。「すごいなぁ!」と感心してしまいました。

選定委員会はこの日で解散ですが、すばらしい学校給食センターの完成を楽しみに待ちたいと思います。

翌30日は(公社)長野県栄養士会の理事会でした。15:10から授業があったので、午前中だけ出席し、大学に向かいました。

10月中の出張は、それで終了!! 

報告が1週間遅れという状況だったこのblogも、やっと今日のできごとを記載できる状況に追いつきました。