2013年2月27日水曜日

素敵なランチとディナー


昨年の秋にスタートした「昔語りの会」も本年度の最終回を迎えました。
食を題材として今のシニア世代の若いころの生活を思い返してもらうというこの会の試み。
最終回は皆で昔のおやつを作っていただこうということになりました。
私も張り切って、割烹着を持参して参加しました。

スタート時刻の10時にやや遅れて到着すると、ずいぶんと準備が進んでいました。
なんといっても皆さん手際がいいのです。

もち米も入れた五平もちと、ふき味噌とごはん入りのうす焼き。
皆で、がやがや言いながら、卓上コンロにのった鉄板やフライパンで焼いて、エコマとクルミの味噌を塗って…それに漬物や果物も加わって、さあ、召し上がれ!!

皆の笑顔がはじけました。
「昔は、お釜を洗うときに、こびりついたご飯粒をざるで集めて、それを干して炒って利用したっけ」などと話しながら、なつかしいおやつ“おこびる(小昼)”の素敵なランチをいただました。

楽しい会でした。来年度、春先は農家のお仕事がたいへんでなかなか集まれないということでしたが、6月にやってみましょうという話になりました。学生と一緒に参加できるといいなあと思います。
今日は、ディナーもとっても素敵だったのです。
松本市内で、日本料理とナチュレフレンチ(マクロビオティックをとりいれたフレンチ)を提供している「ヒカリヤ」さんが、東京駅丸の内のタワー商業施設「KITTE」に出店することになり、そのお披露目の試食会にお誘いいただいたのです。
(しばらく前に田邊真宏シェフが松本大学に来てくださって、ご縁ができました。ご招待いただき、たいへん恐縮です。)

このレストランフロアは、全国から地元の名店がそろうのだそうですが、信州を代表するお店として選ばれたということです。
信州の食材を大事にし、その良さを引き出そうとしてくださるヒカリヤさんからの発信は、楽しみですね。

立食ではありましたが、信州食材を使用した素敵なおいしいお料理が次から次への提供され、なんともゴージャスなディナーでした。

東京店は、3月21日オープンだそうです。
東京に出かけた折には、寄らせていただこうと思います。
皆さんも信州食材のすばらしさと堪能してみてはいかがでしょう!

2013年2月26日火曜日

上田市での“食育フォーラム”

上田保健福祉事務所主催の“食育フォーラム”に伺ってきました。(現在、同所の健康づくり支援課にいらっしゃる管理栄養士さんはお二人とも教え子ですので、お役に立てればと思って講演をお引き受けしましたが・・・どうだったかしら?)

上田小県地域では、もう何回目かの食育フォーラムの開催ということだそうです。

最初に食育活動発表があり、パワーや想いが溢れた皆さんのお話を心強く聞かせていただきました。
長野県食生活改善推進協議会上小支部の皆さんは、陣羽織と六文銭の鉢巻きという真田雪村・真田十勇士姿で、保育園などで活動している食育キャラバン隊『やさい王国2012』の活動について実演をまじえてご紹介くださいました。

松本大学健康栄養学科では、オファーがあると「食育SATキャラバン隊」が編成されます。そうそう、先日、茅野市の食育フォーラムから声がかかった時の食育SATキャラバン隊は2年生の男子学生だけで編成され、とても評判がよかったそうです。この食育ATキャラバン隊は食生活改善推進協議会のネーミングにならって、私が命名しました。
確か、この上田小県地域の食育キャラバン隊が活動しだしたのは、県下でもとても早い段階だったような気がします。

続いて、農村女性の会である「えだまめの会」が“おやき”づくりを中心とした活動について、発表してくださいました。このえだまめの会の活動は、平成24年度農村女性きらめきコンクールで受賞された活動だそうです。
いきいきと使命をもって活動されている様子がとても印象的でした。

最後は約6500食を提供している学校給食センターの栄養教諭の先生のご発表でした。食数が多い中でできうる限りの食育を展開してくださっていることが伝わってきました。こういう努力がなされていることを多くの市民の方々に知っていただきたいと思いました。

その後に、私がお話をさせていただきました。頷きながら聞いていくださる方々がいらっしゃって、とても話やすい雰囲気の中でお話しさせていただきました。
ご参加の皆さんの記憶にとどまることが一つでもあれば、伺った甲斐があります。

帰りには教え子の管理栄養士さんから、お土産に茨城県鉾田市の干しいもをいただきました。
守口大根のようにみえる丸のまま細いさつまいもを干した干しいもで、びっくり! 
地方地方にいろいろな食文化があることを実感します。
とてもおいしかったです!!

2013年2月23日土曜日

今週のできごと No.3

今回の「今週のできごと」シリーズはこれで終わりです。

2月22日 金曜日
長野市庁舎に8:45に集合。
私が会長を務める食育推進審議会へ諮問されていた第2次長野市食育推進計画がまとまったので、長野市長様に答申するためです。
審議会の副会長様、長野市の健康福祉部長様、長野市保健所長様ほか関係職員の方々も同席して、市長執務室のとなりの応接室で引き渡し式がありました。
とても大きな応接机がドーンと陣取っていて、びっくり・・。

長野市の食育推進計画は市民の皆さんに実践していただきたい12の実践目標が掲げられているところが特徴です。
国の計画に盛り込まれている“周知から実践へ”がうまく進むよう、この実践目標を市民の皆様にきちんと届けてほしいと思います。

答申が終わってすぐ、大学へ。

14時から松本保健福祉事務所で「松本地域食を育む連絡会議」の第1回目の会合がありました。
多方面から食育活動を進めている多くの団体さんが参加して、情報交換と連携を図っていく会です。
会長を務めさせていただくことになりました。昨夜やっとまとまったスライドで、いろいろな切り口がある食育をどのような方向性でつなげていけばよいかについて私なりの考えを紹介させていただき、そのあとで皆様の活動をひとりひとり簡単にご紹介いただきました。
これまでもお世話になっていた方々のほかに、初めてご挨拶する方もいて、また私の周りの食育の輪が広がり、絡み合いました。

この日は、「食育」づくめの日でした。

本当は昨日は、大阪に行きたかったのです。
博士論文をまとめるときにお世話になった先生が、定年よりも1年前に退官されることになり、22日に最終講義があると連絡が入ったからです。
急だったため、前述した2つの役目を放り出すわけにもいかず、伺えませんでした(クシュン!)
急遽、お祝い電報を差し上げました。

2月23日 土曜日
本日です。今日は一般B入試の実施日で、出勤しました。
入試は無事終わりました。

先ほど、昨日お届けしたお祝い電報のお礼のメールが届きました。
読んでいたら、なんだかとても寂しくなって、涙が出てきてしまいました。
最終講義、やっぱりお聞きしたかった・・・(クシュン!)

今週のできごと No.2

2月20日 水曜日
午前中は印刷業者さんと打ち合わせ。
大学の教育企画推進事業の予算をいただいて、人間健康学部として健康栄養学科・スポーツ健康学科の学生たちがフィールドで実施している活動の成果を報告書としてまとめることにしたのです。
学生がフィールドで活動し、専門的な力をつけていくという学習スタイルは、松本大学がとても大切にしている教育の柱です。
本当はを両学科の学生が共同で“健康フォーラム”のようなものを実施できるといいなあと思っているのですが、本年度はまずは双方の活動を理解するという趣旨もあり、卒業研究として取り組まれた活動を報告書としてまとめてみることにしました。
(来年度は“健康フォーラム”をやりたいなあ!)
卒業式までには完成させなければなりません。 頑張るぞぅ~!!

午後は教授会提案の準備に追われ、教授会→大学院研究科委員会→松本保健福祉事務所の管理栄養士さんとの打ち合わせ(22日に食育関係の連絡会が立ちあがることになっているので、その打ち合わせです。)
20時近くになってしまいました。

2月21日 木曜日
この日は、また気の重い日でした。

午後に信州ジビエ研究会主催の「信州ジビエフォーラム」があり、パネリストを務めることになっていたからです。
パネリストのお一人は阿部県知事でしたし、ジビエのことがよくわかっているわけでもないので、どうして私なの?という感じです。信州ジビエ研究会の監事だから・・・でしょう。

パネルディスカッションの時間は50分と短いので、なんとかなるだろうと気持ちを奮い立たせ、私に求められているだろう話の種(野生獣を捕獲するという川上から、それをいただくという川下までのシステムをしっかりつくっていこうとする研究会がめざす循環のなかで、川下を担う家庭や給食での利用についての課題と展望・・・でしょうか?)を頭に置いて、パネルディスカッションに臨みました。

これが・・・結構、楽しい会でした。

私の立場から発信したいことのいくつかはアピールできたと思いますし、阿部知事とも少しお話することができました。
あの短い時間でまとめて上げてくださったコーディネータのエッセイスト・画家・ワイナリーオーナー玉村豊男会長がとても上手だたっと思います。
阿部知事、循環のなかの川上の立場から発言してくださった長野県猟友会会員で自然育工房「岳」を経営していらっしゃる竹内清理事(素敵なお人柄でした)、そして、私も、時間オーバーにならずにすごい立派!と思いました。

パネルディスカッションのあとに、シカ肉の試食会があったのですが、そのときに、多くの方が話しかけてくださいました。
名刺が無くなりそうでした。
循環の川上にいるハンターさん、食肉加工業のかた、流通のかた、川下のレストランや旅館業のかた etc。
魅力的な女性ハンターさんとも知り合いになりました。いつか学生に話をしていただこうかなと考えたりしていました。

お料理は、話し込んでいてあまりいただけませんでしたが(とっても残念!)、いただいたお料理はどれもたいへんおいしいものでした。

前任校でお世話になった先生が参加されていたので、会のあとにコーヒーをご一緒し、いろいろお話しました。

自宅に戻って翌日の食育関連会議でのプレゼンの準備をしていたら、時計の針は0時を回っていました。
完成したファイルを送信して・・・おやすみなさい!

2013年2月22日金曜日

今週のできごと No.1

しばらく、ご無沙汰してしまいました!
今週は、なんだか気持ちの上でゆとりがなく、Blogを書くことができませんでした。

今週のできごとを思い起こしてみます・・・。

2月18日 月曜日
午前中は、今年の7月に児童・生徒の食生活実態調査を実施される学校栄養士の皆さんが本学に集まって学習会。
調査のまとめ方などについて、お話をさせていただきました。
前日は東京出張だったため準備不足で、よく伝えきれなかったと反省していますが、ご参加の皆さんは「よくわかりました」とおっしゃてくださいました。
皆さん、やさしいです。ありがとうございます。

午後は、オリンピックにも出場された陸上400mハードルのトップアスリート、世界大会銅メダリストの為末大さんをお迎えしての人間健康学部特別講演会でした。
テーマは「ハードルを越える」

講演のあとにパネルディスカッションがセットされていて、私は栄養学の立場からということでパネリストを務めることになっていました。

為末さんが伝えてくださった素敵な言葉のいくつか・・・
「やりたい事とできる事は違う」自分はどちらを選ぶか、このときに人生の価値観が問われる
「よい練習はなく、合う練習だけがある」自分に合った練習が必要。自分がどこにあるかを知る必要がある。
「勝負のときは躊躇しない」チャンスはいつ来るかわからない。目標をクリアにしておくと即断できる。
「山頂の先は次の山」この山登りをどう続けるのかが大切。(私もよくそう思います!!) 
「苦しいときは何もなかった頃に戻る」
「続ければ失敗の意味は変わる」ずっと前向きにチャレンジすると失敗の意味は変わる。

為末さんは、最近、マスメディアにもよく登場されています。
この日もご多忙で質問やディスカッションの時間はとても短く、私は一つだけ質問。
充分な時間がとれない中で、コーディネータを務めてくださった等々力賢治学部長が上手にまとめてくださいました。

為末さんはとても素敵なかたでした。握手を2回、光栄でした!!

2月19日 火曜日
この日は、午後13:30から長野県庁で「第3回長野県食育推進計画策定評価委員会」でした。午前中、翌日の教授会で提案する案件の資料のまとめなどをしていたら、なんだか会議に間に合いそうもない時刻になってしまいました。
「遅れそうです」と電話してから出発し、一路県庁に向かいました。
セーフ!! 間に合いました。
この日で長野県食育推進計画(第2次)に関する会議は終わりということで、いくつか議論がありましたが、ほぼ予定の時刻に終了。

夜は、翌日、印刷業者さんに渡すことになっていた資料を整えて・・・なんとかやるべきことは終わりました。

2013年2月17日日曜日

栄養士会の会議で東京へ

日本栄養士会の平成24年度第2回諮問会議があり、土曜・日曜と東京に出かけていました。

東京駅舎

土曜日の東京は、日差しは春めいた感じがしましたが、風が強く、とても寒い日でした。

各都道府県栄養士会はそれぞれ独立した社団法人ですが、日本栄養士会のもとに基本的な方針や統一して進めるべき事業等を確認・共有し、公益社団法人としての事業を進めているわけです。
諮問会議は、日本栄養士会の方針や事業計画について、各都道府県栄養士会と意見交換して、統合化を図る機関といえばいいでしょうか。

長野新幹線「あさま」車中からみた
浅間山

今回は、栄養士制度改革、日本栄養士会が推進しようとしている栄養ケアステーション事業、卒後教育体系の構築、会員確保問題など課題が山積み・・・中期・長期目標を設定し、各都道府県栄養士会もこの社会情勢のなかで、方向を見誤らずに進んでいかなければなりません。

週明けには、やるべきことが目白押し。
会議が終わって、寄り道せずに長野にもどることにしました。

根子岳・四阿山

東京駅で待ち時間ができてしまったので、どうしようかなと思っているうちに、新装なった東京駅は初めてだったということに気づきました。

改札を出て、レンガ造りの東京駅舎を眺め、ドームの天井を見上げ、ショッピングをして・・・出発の時刻になりました。

新幹線「あさま」の車中から、晴れた空に映える浅間山と菅平の根子岳・四阿山を眺めつつ、長野に戻ってきました。

2013年2月15日金曜日

松本大学で初めての修士論文研究発表会

満員! 
今日は松本大学大学院健康科学研究科の第1回目の修士課程修士論文研究発表会でした。
会場となった教室は、教職員、大学院1年生、学部学生などがぎっしり。
(直前に、ゼミの学生から電話があり、やや遅れてしまったので、座席を見つけるのに手間取りました。教室をもっと広い所に設定したほうがよかったようです。)

今日発表した大学院1期生の2名は、いずれも人間健康学部健康栄養学科の卒業生です。
研究テーマは以下の2つです。
「STBD1と相互作用するタンパク質のクローニングと特定」
「要介護高齢者における口腔乾燥症についての疫学的研究―主に多重ロジスティック回帰分析によるリスク解析―」

堂々と落ち着いて発表していて、2年間の成果がよくわかりました。
拍手!! 拍手!! 

下級生の学生には、とてもよい刺激になったことでしょう。
来年は院生が多いので、発表会もさらに盛大になり、研究分野も広がると思います。楽しみに待ちましょう!!
 (かなり、気が早いですね!?)

昨日は、「青少年のメタボリックシンドロームを考える研究会」でいっしょに活動や研究を進めさせていただいた信州大学医学部保健学科の阪口しげ子先生の最終講義でした。先生はこの3月で退官を迎えられます。

事前にお誘いいただいていたのですが、昨日は会議続きで伺えるかどうかわからないのですとご連絡していました。なんとか調整できたのでうかがわせていただきました。

ところがなんということでしょう!
私が会場に入ると阪口先生が
「最後になりましたが・・・・」とおっしゃっていました。
17:00~19:00というご案内だったのですが、それは講義のセレモニーも入れてのことだったようで、最終講義は1時間ほどで終了だったというわけです。
阪口先生、ごめんなさい。

「青少年のメタボリックシンドロームを考える研究会」で用意していただいた花束を差し上げるということだけのために伺ったような感じになってしまいました。花束贈呈の一団に加わらせていただきました。

「看護教員生活40年を振り返って」という講義だったようです。
学部長様、病院長様のご挨拶、次々と花束を差し上げる皆さんのコメントから、素敵な講義だったに違いないということがわかりました。

阪口先生、40年間の教員生活、お疲れさまでした。無事に勤めあげられたこと、おめでとうございます。
まだ、先生も囲む会もありますが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

2013年2月13日水曜日

平成24年度長野県健康づくり研究討論会

毎年この時期に開催される長野県主催の健康づくり研究討論会に出席しました。
昨年は、4年生2名に卒業研究として取り組んだテーマについて発表してもらいました。
今年は、4年生には国家試験準備に集中してもらうことにして、大学院生と私が出席しました。

長野市の県庁で行われたのですが、昨夜から降り積もった雪で、高速道路の岡谷-松本間が通行止め。県南部から参加する予定だった皆さんはたいへんだったようです。
私は松本に向かわなくてもよくって…ラッキーでした。
講演中の野見山先生

午前中は、信州大学医学部公衆衛生学講座の野見山哲生先生のご講演でした。
テーマは、「長野県におけるこれからの健康づくり」。
“主役”、“Evidenced Based Public Health”、“シームレス”、“連携”というキーワードのもと、長野県の健康づくりをめぐる多方面にわたる内容をわかりやすくお話してくださいました。たくさんヒントをいただきました。
広い視野に立ちながら、地道な研究を積み重ねていきたいと思います。

午後は分科会形式による研究討論会。
私たちが出席したのは、「栄養・食育分科会」です。
分科会トップバッターを務めた
大学院生、ご苦労さまでした!

5本の研究発表があり、いっしょに参加した大学院生がトップバッター、学生が取り組んだ卒業研究をまとめた私の発表は、2番目でした。

保健福祉事務所の管理栄養士の皆さんなど、いつもお世話になる方々が多く、お互いに参考となる質問やコメントを出し合っていい“研究討論”ができたと思います。
ほかの演者の皆さんの発表からも、今後に向けたアイディアをいただくことができました。

その後、県庁近くの長野県栄養士会事務局で一仕事。
帰路、道路上の朝の雪はほとんど消えていました。明日は晴れるようです!!

2013年2月12日火曜日

My desk 確保が拡大中

しばらく前から栄養教育実習室に行くと、いつも決まった場所に座って、国家試験の学習に励んでいる私の研究室の卒研ゼミ生の姿がありました。

講義が終了したこの時期、これまで以上に4年生の学習のために教室の開放が図られ、この数日、栄養教育実習室ではこれまで見かけなかった他のゼミの4年生も、My deskを確保して学習しています。
皆で刺激し合って、いい学習になっているようで、そんな様子を見ているとホッとします。

私は、用事があって実習室に出向くことも多いのですが、そっと用事を済ませ、皆に「しっかりね!」と声をかけて戻ってきます。

図書館や自宅で励んでいる学生もいることでしょう。
怠け心に負けそうになったら、栄養教育実習室にいる仲間の姿を見に来るといいかもしれないですよ!

ともあれ・・・

みんな、合格めざしてラストスパート! しっかりね!!

2013年2月8日金曜日

ラジオ番組でのコメント

しばらく前に、NHK徳島放送局から、突然、電話がかかってきました。
「長野県が全国一野菜の摂取量が多いのは、どういう理由からでしょう?」という問い合わせでした。

厚生労働省が平成18~22年の5年分の国民健康・栄養調査データを用いて、都道府県別に年齢調整した野菜の摂取量というデータを公表しています。
そのデータで、長野県は、男女とも全国で一番野菜の摂取量が多い県なのです。ちなみに男性で最も少ないのが、徳島県です。
徳島県のこの状況について、県独自の番組で取り上げ、対策について考えるために長野県からヒントを得たいということでした。

研究に基づいた知見というのはないと思うのですが、いろいろ考えられる理由についてお話しました。
その後、私も「どうしてかしら?」と考えるようになりました。興味深いテーマをいただいたと思っています。

話はそれで終わらず、先週、徳島県で放送するラジオ番組であの時のお話をしてほしいという依頼がありました。

今日がその放送日でした。
「トクするラジオ」という番組だそうです。

生番組ということでちょっと緊張!!
事前に電話での音声チェックの作業がありました。リハーサルのようなものです。

直前に電話をつなぐので、呼びかけれられたら話を始めてくださいということでした。
つながっている間に、番組キャスターのアナウンサーさんと徳島県の管理栄養士さんらしき方が、お話している声が聞こえました。
短い時間でしたが、その内容はとてもおもしろいものでした。最初から聞かせていただきたかったくらいです。

呼びかけがあり、私とキャスターの方との会話が始まりました。質問のしかたで、どうやら予定よりも時間が押しているようだとわかりました。

なんとか、対応できたと思います。
番組が終わった後、キャスターの方から、臨機応変に対応していただきありがとうございましたと、お礼の電話がありました。よかった、よかった!!

どんな内容でお話したかは、またいつか・・・。

2013年2月7日木曜日

夢の中でSkiing

めずらしく平日のこんな時刻に自宅にいます。

午後から、長野市食育推進審議会の本年度最後の会議がありました。私、委員長を務めています。
第2次食育推進計画案がまとまり、今日はパブリックコメントへの対応について、委員の皆様にご意見を伺いました。短い時間でスムースに議事が進み、思いのほか早く自宅に戻ることができたというわけです。
食育推進計画のほうは、2月下旬に長野市長様に答申することになります。

今日は、2014年にロシアのソチで開催される冬季オリンピックの1年前にあたる日なのだそうです。

1998年の長野オリンピックの時のことを思い出しました。
長野オリンピック・パラリンピック
のときのピンバッヂ

私は、その年、前任校で学生委員長を務めていました。
オリンピックとパラリンピックに学生がボランティアとして参加したのですが、当時の学生会執行部の皆さんと、そのとりまとめの作業をしました。
とてもしっかりした執行部だったので、たいへん助かりました。
学科は違いますが、当時の副会長さんとは、今も年賀状のやり取りをしています。
彼女はもうりっぱな“働くママ”です。

たいへん苦労が多いことを精一杯やり通せば、後にはよい思い出になります!!

長野オリンピックでは、もちろん、競技も観戦しましたよ! 
地元市民でもチケットを確保するのは容易ではありませんでした。

長野市で行われたアイスホッケー、フィギアスケート(公式練習日のチケットしか入手できませんでした)、白馬村が競技会場だったジャンプ、クロスカントリースキーなどを観戦しました。
最も記憶に残っているのは、クロスカントリースキーです。私は、当時、クロスカントリースキーを始めたばかりでしたし、選手の息づかいが聞こえるくらいの近さで観戦できる種目だったからです。

長野市で行われた表彰セレモニーにも足を運びました。この会場では、関係した学生ボランティアがたくさんサポートに入っていたからです。
クロスカントリースキーの表彰セレモニーを見学に行きました。

長野オリンピックのクロスカントリースキー種目3つで金メダルをとったビョルン・ダーリ選手は、当時の私にとってあこがれの選手だったからでもあります。

ソチオリンピックも、現地の人々にいろいろな思い出を残してくれることでしょう。

スキー場にて
(ずいぶん前の写真で恐縮です)
一番左が若かりし頃の私ですのよ!
そういえば、今朝はスキーの夢を見ました。

昨日、教え子から届いたメールに、家族みんなでスキーに行きましたと書かれていたからだとと思います。

夢の中で、私はクロスカントリーの板をはいていました。
私は、テレマークでのターンはできないのですが、クロスカントリーの板でゲレンデをパラレルターンで降りるのは、私の得意技です(今もできるかしら?)。

クロスカントリースキーでゲレンデも滑り降りようとしているところで目覚めました。楽しく滑り降りるところまで、見せてくれればよかったのに・・・。

ともあれ、私の今シーズンの初すべりでした!?

2013年2月6日水曜日

思わぬ予定変更

首都圏では、雪に備えて運休した電車などがあって、ターミナル駅は混雑したようです。雪国の私たちからすれば、「なんて、慎重なこと!!!」 という感じです。

ソロモン諸島沖で、マグニチュード8・0の強い地震が発生したとのこと。
ソロモン諸島には、以前、歯科保健活動の一環で調査に出かけたことがあり、お世話になった方もいらっしゃるので、心配です。

一部報道されていますが、大学入試センターの採点データのトラブルで、昨日、松本大学でも関連の会議が延期になるとの連絡があり、会議の開始時刻が不明という状況でした。

実は、今日は長野県庁で、「長野県中学校期のスポーツ活動検討委員会」が開催される予定となっていて、最終となる今回の委員会で、私は栄養・食生活分野からの意見を申し上げることになっていました。

昨日の時点では、学内での入試関連の会議がいつ開かれるのかのわからなかったので、県庁での会議に出席できない状況になっても、どなたかに意見をお話いただければと思い、昨晩、配布資料を作り直しました。

結局、本日は県庁の会議は欠席させていただきました。
代わりにお話をしてくださったスポーツ課長様にお詫びしなければなりません・・・元はといえば、大学入試センターのトラブルがいけないのですが・・・。

今日の検討委員会では、今、世間を騒がせている“体罰”問題も取り上げられたのかもしれません。
委員会がまとめる提言が、長野県の中学生が楽しく、充実した学校生活をおくることにつながりますように!!

2013年2月4日月曜日

立春

暦の上では今日から春! 2日前はそんな季節にぴったりの暖かい日でしたが、昨日はまた少し冷えました。信州に本当の春が来るのはもう少し先です。

昨日は節分で、善光寺でも豆まきがおこなわれ、多くの方が集まったと、ニュースが伝えていました。

昨日、入試業務が終わり、自宅に戻ると、まだ豆まきをしていないというので、急いで「福は内、鬼は外」と豆まきをしました。
近所でも豆まきををしている声はほとんど聞こえなかったそうですから、まだ、外に「鬼」があふれている状況ではなく、「福」を呼び込むことができたでしょう!

「節分には、恵方巻き(えほうまき)」というのが、いつのまにか定着しました。もともとは大阪地方で行われていたものが商業ベースで広まったようです。

長野では、とろろ汁でご飯を食べるというのが節分の行事食です。大人にすり鉢を押さえてもらいながら、ぐるぐるととろろ汁を混ぜるのは、子どもにとって、節分の楽しみのひとつだったと思います。
一握りでとり分けた、
歳の数の炒り大豆
そんな家庭の風景は、だんだん少なくなってしまったようです。

節分には、豆まきにも使う炒り大豆を歳の数だけ食べるという風習もあります。
毎年、豆の数が増えて、高齢になるほどたいへんです。
今年、母は「半分にしておこう!」と言いながら豆を数えていました。
私は最初に一握りとった豆が、ちょうど歳の数。なんと縁起がいいことでしょう!

別皿にとり分けてゆっくりいただきました。

2013年2月2日土曜日

2012年度の講義終了!

2012年度の学部の通常講義は今週で終了。

30日(水)が通常講義の最終日でしたか、私は31日の補講日に休講分の講義をすることになっていたので、2日続けて2年生の講義でした。静かに聞いてくれる2年生のクラスでした。この科目のおもしろさが理解できるだろうなという単元に入ったところで、今年度の授業も終わりかと思うとなんだか寂しくなりました。
来年度、3年生になった皆さんとの授業は、講義が一つと実習が一つ。
ゼミナール所属が決まった方々とはいろいろ活動していくことができますが・・・そうそう、次年度の私の研究室の3年ゼミナール生は8名と決まりました。

31日は14:00から長野市で信州ジビエ研究会の理事会があって、2時限目の講義が終わってから、大学を急いで出て長野に向かい、遅れて出席しました。
信州ジビエ振興方策案ができあがりつつあるようでした。

2月には、研究会顧問をお務めいただいている阿部知事も加わって信州ジビエフォーラムが開かれることになっています。私もパネリストの一人ですが、当初コーディネータになってくださるということだった信州大学農学部の竹田謙一先生がご都合が悪くなってしまったのだそうです。あまり詳しくもない私がパネリストでいいのかしらと急に心配になってしまいました。
玉村豊男会長がコーディネータとしてうまくとりまとめてくださるのだろうと、前向きに考えることにします。

よく2月1日(もう2月突入です!)は、(公社)長野県栄養士会の理事会に出席していました。今年度のまとめと次年度の活動計画を考える大事な理事会です。
次年度はこれまでの活動から少し方向転換をしてみるということで、理事の皆さんの意見がまとまりました。成果があがるように考えていかなければなりません。

本日2日と明日3日は入試です。
今日は春のような暖かい日でした。入学生を迎える4月を思わせる天候で、つい春を象徴するオオイヌノフグイを探しましたが、さすがにまだ咲いていないようです。明日は今日よりは寒いそうですし・・・。春の花々はやはりもう少し先ですね!

インフルエンザが流行っていますので、受験生の皆さん、体調管理には気をつけてください!!