2014年3月31日月曜日

明日から平成26年度

平成25年度、最終の週末。

3月29日(土)は、新入生向けの入学前オリエンテーションでした。
午後には奈良に向けて出発することにしていたので、めずらしく電車で大学に来ました。
松本電鉄上高地線に乗ると、どうやら新入生らしい女子学生が・・・。

入学前オリエンテーションでは、新入生と保護者の皆様に学科長として挨拶をさせていただきました。
やはり、電車の中で見かけた方々も混じっていました。
キラキラとしてかわいい感じです。
ついこの間までは、この3月に卒業した学生たちといっしょの機会が多かったので、4年間で学生たちは大きく成長するものだと実感しました。

昨年からこの入学前オリエンテーションに組み入れられた卒業生や新4年生をファシリテーターとしたグルプワークが始まったところで、私は失礼させてもらいましたが、今年も先輩方からいろいろな話を聞くことができるいい機会になったのではないかと思います。

29日の夜は名古屋に泊りました。
京都や奈良のホテルはどこもいっぱいで予約がとれなかったのです。
30日の朝に、名古屋を発ち、奈良に向かいました。
3月のはじめに奈良で開催された研修会に出席したので、1か月の間に2回訪れたことになります。

今回は卒業した奈良女子大学のクラスメイトとの同級会。
30人ほどのクラスメイトのうち、17名が出席でしたから、すごいですよね!

桜の季節が始まっていましたが、30日の朝、奈良は激しい雨が降っていました。こんな日に、こんなに降らなくてもいいのに・・・。

会場は、私たちが学生の頃にはなかった HILLTOP TERRACE NARAのLA TERRACEというレストラン。この時期、本当に予約がとれない店だそうです。
地元に住んでいる同級生たちが相談して、予約を入れてくださったようです。
ガラス張りの屋根から、咲き始めた桜を眺めることができました。晴れて桜が満開だったら、夢のような景観だろうと思います。

メニューは女性向きの素敵なお料理の連続。
オードブル前に出された特別メニュー(アスパラガスとチーズのムースなど)と最後のデザート(マカロンのようなカップの中に、イチゴソースがたっぷり)だけご紹介します。
(話をするのと料理をいただくのに夢中で、写真撮影を忘れました。)
個室ではありましたが、さぞや、にぎやかな集団だったと思います。
お料理の説明をしてくださったフロアスタッフの皆さんとシェフにお詫びをしなければ・・・。

レストランを出る頃には雨もほぼ降りやんでいました。
皆さんと次の機会を約束してお別れし・・・私はその日は奈良に泊ることにしていたので、奈良公園や懐かしい奈良の通りをめぐってみました。
桜の満開までには少し間がありそうですが、7分咲きくらいの桜の花を楽しむことができました。
コブシ、モクレン、ユキヤナギ、ナノハナなども花盛りでした。

年度末の楽しい会から、新年度に向けてのパワーを少しいただくことができました。

明けて今日は快晴☀☀☀!
奈良から松本まで、車窓から春らしい景色を眺めながら大学に戻り、さっそく年度末の仕事です!

2014年3月28日金曜日

「箱膳」を通して食を考える学習会

「箱膳」のことがわかる世代ですか?

長野県には、箱膳を活用して食育活動を実施されている皆さんがいます。
その仕掛け人が、長野県農村文化協会の池田玲子先生です。

今日は、平成25年度における最後のゼミ活動として、池田先生をお迎えして、「箱膳」による学習会を開催しました。
食に関わる仕事に就くだろう学生たちに、日本の食をめぐる文化や農業などについて考えてほしいと思い、企画をあたためてきました。
池田先生にはいろいろなところでお世話になっていますが、学生たちに直接ご指導いただく機会を楽しみにしていました。

題材となる一汁三菜を整え、短大部のほうにある和室で実施しました。私たちの学部棟である6号館からキャンパスを斜めに横切って、お料理を運び、いざ、スタート。

池田先生が学生たち自身に伝えたいこと、食に関わる指導者の卵に伝えたいことなどを盛り込んでお話しいただきながら、お料理をいただきました。

学生たちはなんだか緊張しながら、メモをとりつつお話を聞き、食事をいただき・・・静かな時間が過ぎていきました。

「学習したことをまとめてね」と課題を出しました。最初にメールで送ってくれたゼミ生の感想の一部を紹介します。
学習内容がわかっていただけるでしょうか・・・


池田先生から、さまざまな常識や、食事をする時の作法などがあるとお聞きしたので、とても緊張しながら食事をしましたが、ご飯は、とてもおいしかったです。…実際に体験したことが、これからの自分の知識や経験として、色濃く残っていくのだと思いました。
…一汁三菜の存在意味や、配膳の位置がなぜ決まっているのかということをお聞きし、和食って、日本人って、本当に素晴らしいなと思いました。…
また、食事から、人と人との繋がりや、感謝する気持ちや、自然の成り立ち、日本の文化を学ぶことができることを知り、とても考えさせられました。池田先生のお話をお聞きし、自分が思っていた以上に、食事ができることが当たり前になってしまっていたと感じたので、食事について考え直す機会にもなりました。
私は、実家に家族が食べる分だけですが、田んぼや畑があるので、お米や、じゃがいも、なすなどの話も大変興味深く、ただ食事や栄養のことだけを考えるのではなく、そういった食材がどのように手元に届くのか、どうやって、育っていくのかといったことも、知らなければならないと強く感じました。
そして、ご飯は、私たちが作りましたが、箸枕や、かぼちゃ、よもぎのおすいとんなど、さまざまなところから、池田先生の人をもてなすという、おもてなしの心を感じることができました。箸枕に季節の植物の枝や花を使ったり、ふきのとうを味噌汁に加えるという気遣いが、人をもてなすうえで大切だなと思いました。それだけで、そのときの季節も感じることができるし、五感で食事を楽しむことができると思ったので、私もそういった気遣いができるようになりたいと思いました。
また、和食が無形文化遺産になったので、もう一度和食について考えていきたいと思いましたし、作法や歴史などについても知識を深めていき、多くの人にも伝えていくことができたらなと思いました。…

2014年3月27日木曜日

今日も県庁…「ずくだすガイド」

実は、昨日に続いて今日も県庁を訪れました。

今日は、健康福祉部健康長寿課主催の長野県版運動ガイドラインに関する研修会でした。
昨日の食育推進全国大会実行委員会でもお会いした関係者の方から、「毎日、ご苦労さまです」と声を掛けていただき・・・しかし、楽しい研修会でした。

国が作成した「健康づくりのための身体活動指針 アクティブガイド」の長野県版が作成されたのです。
公益財団法人長野県健康づくり事業団と健康運動指導士会の皆さんなどが作成検討委員会を組織して作業を進められたそうです。いろいろなところでお世話になっている方々が委員になっていらっしゃいます。
今日の講師も、本学の私の授業で毎年1回だけ学生への指導をお願いする健康づくり事業団の五十嵐宏美先生でした。

アクティブガイドに代わって「ずくだすガイド」というネーミングになっています。
「ずく」という言葉は長野県民でないとわからないかもしれませんが、長野県方言辞典によれば、「①精を出してする気力。根気。やる気。活力。こまめに動くこと。熱心さ。労をいとわずに働く生活態度、性分、意欲、気力などを総合した言葉。がんばり。②骨を折ること。③力」となっているそうです(「ずくだすガイド」できちんと言葉の定義について触れているのです。)

この「ずく」をつかって、このガイドでは
「ずく」・・・「やる気を出して動くこと。ここでは、日常生活の中で今までより10分多く、元気にからだを動かすこと。」
「こずく」・・・「こまめに動くこと。ここでは、じっと座っていないで、おっくうがらずに立って行う動作のこと」
と定義しています。

なかなか面白いアイディアでいいですよね。
県民の皆さんに受け入れていただけるのではないでしょうか。

食生活面では、私も策定作業部会長として関わってつくりあげた「信濃の国 食事バランスガイド」がありますが、アピール力の面で「ずくだすガイド」に負けているかもしれないなと考えたりしておりました。

「ずくだすガイド」
皆さん、関心をもってご覧になってみてください。

2014年3月26日水曜日

第2回食育推進全国大会実行委員会

今日は長野県庁で、本年6月に長野市で実施される第9回食育推進全国大会の第2回実行委員会が開催されました。
県庁の講堂でロの字型にセットされた会議に出席したのは初めてです。
それだけ実行委員会のメンバーが多く、大所帯ということです。

平成26年度の事業計画と予算案について審議され、承認されました。

出展の申し込みは多かったそうですが、すでに出展ブースの大まかな割り振りも決まっているようです。
松本大学は出展ブースを7区画とミニステージでの体験型イベントに申し込みしました。

この会議のなかで、いくつかの参加団体がおおよその内容について紹介することになり、進行を務められていた真鍋健康福祉部長様のご指名で、私も発言の機会をいただきました。
出展内容について私なりの構想はまとまっていたので、それをお話させていただきました。
スポーツ健康学科の協力もいただくことから、運動と食の両面からアプローチしようとする点が他のブースにはない特徴になるのではないかと思っています。

「地域づくりの“人”づくりをめざす大学からの発信~食育を通した健康づくりと地域づくり~」というようなコンセプトにしたいと考えています。

この会の会長は長野県の阿部知事ですが、本日は他の公務でご欠席だったため、副会長の宮澤県議がご挨拶されました。「もっと、長野県らしさを追求してみてほしい」とお話されていました。確かに、長野県に来ていただいた方々に「長野県の大会はよかった」と思っていただけるような何かがあるといいと思います。

今後、学生たちの意見も聞きながら現在の構想をブラッシュアップさせていきたいと思います。

2014年3月25日火曜日

“花束”と“昔語りの会”と“ランチ送別会”と・・・

←昨日の学位授与式で卒研ゼミの4年生からいただいた花束です。こちらは自宅に持ち帰って飾ろうと思います。

右側は、修士論文の指導をした大学院生からいただいたもの。さっそく28日に学習会で使用する予定の栄養教育実習室に飾らせていただきました。  →

しばらくこれらの花を見ながら、卒業生との日々を思い出したいと思います。ありがとう~!!

25日は、好例者「昔語りの会」の3月例会。都合がつく時にはお邪魔しています。2月はお休みしてしまったので、今回は伺いたいと思っていました。

今日は、今年度で松本大学健康栄養学科を退職される先生お二人のランチ送別会が予定されていたのですが、その開始時刻になるまでの間、「昔語りの会」に出席しました。

「昔語りの会」では、その季節にちなんだメニューなどを皆でつくっていっしょにいただくのですが、今回は月遅れのひな祭りをテーマとして、「桜もち」と「ちらし寿司」をつくることになっていました。

桜もちは、小麦粉などを用いて調整した皮を焼く関東風のものと、道明寺粉を使った(今日はもち米を炊きました)関西風のものと2種類にチャレンジ。

餡を丸めて、皮を焼いて・・・「皆でやると楽しいし早いね!」といいながら作業を進めるうちに、桜もちというよりは、桃の節句にちなんだ「桃もち」という風情の少々ピンク色が濃い桜もちが次々と完成!!

ちらし寿しもできあがったところで、大学に戻らなければならない時刻に。
おみやげとしていただきました。ありがとうございます。

ランチ送別会は、大学近くの“ぴあの”という小さなレストランで開催されました。
お送りするお二人の先生方にはランチの会として設定することになってしまって申しわけなかったのですが、ささやかながらピアノ演奏あり、歌ありの心のこもった会になったと思います。

今日は、その後、まだ予定があり・・・ランチ送別会終了後、安曇野市へ。
安曇野市商工会から委託されていた飲食店活性化のための販売促進事業に関する調査結果とそれを踏まえた販促事業提言についての説明を依頼されていました。
以前、第1次分の調査については、すでに報告を済ませているのですが、今回は第2次分も含めて総合的な説明をさせていただきました。

参加された飲食店オーナーの方々のお話をうかがうにつけ、増税を前にした飲食業の厳しさを実感しました。

学生が協力してまとめあげたこの報告書から、何かのヒントを得ていただけますように!

学位授与式の翌日はこんなふうに過ぎ去っていきました・・・。

2014年3月24日月曜日

平成25年度「学位授与式」

気持ちよく晴れあがり、春の気配が濃くなった3月24日(月)。
松本大学大学院、松本大学、松本大学松商短期大学部の学位授与式が挙行されました。

この日を迎えた卒業生の皆様、おめでとうございます。
健康栄養学科の卒業生は4期生になります。

晴れ着姿の女子学生の華やかなこと。
男子学生も普段とは異なった見事なスーツ姿で、見違えるようです。

天気がよいと、心もウキウキして、ことのほかうれしい学位授与式でした。

卒業生の皆様、地域に根差した教育を志向している松本大学から大きく羽ばたき、成長していってください。

皆さんがまだ気づいていないかもしれないこの大学で学んだことの意味や価値・・・いつか、気づいてくださる日が来ることを願っています。

18:30からは同窓会主催の卒業祝賀パーティー。卒業生はお召し替えをして今度は華やかなドレス姿の女性たちがいっぱい。
若いっていいですね。とても素敵です!

皆うれしそうです。ゼミごとのテーブルが決まっていましたが、私のところのゼミ生はあちこちへと写真撮影に遠征。最近は涙のパーティーというより、笑顔いっぱいのパーティーです。
昨日管理栄養士の国家試験を終えた健康栄養学科の4年生は、ことのほかうれしそうでした。

健康栄養学科の2期生3人が会場のロビーで花束をもって待っていました。
この日に大学院を修了する同級生のお祝いに駆けつけてくれたのです。
大学生時代に、そんな素敵な仲間に出会えて本当によかったですね!!

なんだか、とてもうれしいできごとでした。

2014年3月23日日曜日

My Blog 3年目に突入!! 

このBlogは、2年前の今日3月23日にスタートしました。
大学の事務局のかたに進められて取り組み始めました。

2年間で、378本の記事を載せさせていただきました。2日に1本はまとめていたことになります
松本大学人間健康学部健康栄養学科をめぐる様子が、読んでくださる方に少しでも伝わっているとすれば、うれしく思います。
3月23日は毎年松本大学の卒業式が挙行される日です。
今年は、健康栄養学科の4年生の管理栄養士国家試験の受験日を重なってしまったため、卒業式が24日に延期されました。

本日23日(3連休の最終日です)は、管理栄養士国家試験の試験問題に取り組んでいるだろう4年生のことを、ときどき思い起こしながら、過ごしています。

2014年3月22日土曜日

4年生が国試の受験に向けて出発!

今日は、4年生が管理栄養士国家試験受験のために、名古屋に向けて出発する日。
見送ってあげようと思い、出勤しました。

出発は12:30ということで、その時間に合わせて玄関前にいくと、すでに皆、大学のバス2台に分かれて乗車していました。
一人一人の顔を見て送り出してあげようと思っていたのですが、少々遅れてしまったようです。

それぞれのバスに乗り込んで、「皆、問題をよく読んで、凡ミスのないようにね!」と伝えました。

これまでやってきたことは個人個人で異なるとは思いますが、それぞれが精一杯の力を発揮してくれますように!・・・と思っています。

元気に出発していきました!

研究室にもどってメールをチェックすると、出発したばかりのゼミ生の一人から、「出発する前に先生の顔をみることができて安心しました!」というメールが届いていました。

国試の学習のスタートが遅れて、最も心配していたゼミ生でした。
でも、彼女が卒研のまとめの時に見せてくれた“根性”を知っているので、なんとか間に合わせ、合格ラインにまで届かせてほしいと願っているのです。

「しっかり、やってくるのよー!」
全てのゼミ生、全ての4年生に思いを込めて!!!

2014年3月21日金曜日

2014年 春のキャンパス見学会

3月21日の春分の日に、次年度に向けた松本大学春のキャンパス見学会が開催されました。

このキャンパス見学会は、入試関連委員の先生方と学科長のみで相談コーナーを担当します。

お子さんと進学のことで話し合うときに学科の内容がわかっていたほうがいいのでとおっしゃって来られた保護者の方、一人だけで出かけてきたらしい高校生など数組の来学者に対応しました。

最後に対応した一人で来たらしい高校生は、とてもしっかりしたかたでした。
高校に入学するときには、自分の進路についてほかの方向を考えていたそうですが、松本大学も関わって取り組まれた高校生対象の長野県商業教育研究会「マーケティング塾」で食品開発に関する講義を聞いて、「おもしろそうだな!」と思ったのだそうです。

そういうことを知って自分の周りを見てみると、栄養成分の特徴をアピールしている商品がたくさんあることに気づき、健康づくりへの関心が高まって、健康栄養学科に入りたいと思ったと話してくださいました。

質問事項も整理されていて、とてもしっかりした印象でした。
また、会うときには、さらに成長していてくれるだろうと思えるキラキラした女子高校生に出会えたうれしい日となりました。

2014年3月20日木曜日

長野県栄養士会理事会と学科会議

3月18日・19日・20日は、学内外の会議続き。

学校関係者にとって春休みというのは“休暇”とはいえず、忙しい日々が続きます。
今年は、通常の年度末に伴う事項以外の検討課題もあり、あわただしい感じがします。

20日は長野県栄養士会の理事会に出席しました。

その前に、今年の6月に長野市で開催される食育推進全国大会に関連して、長野県庁に寄りました。
県庁内も年度末の人事異動であわただしさが漂っていました。
廊下には「○○課→△△課」と書かれたキャビネットや机、椅子などが並んでいて、「へぇ~、年度末はこんな感じなんだ!」と何だか微笑ましくなってしまいました。

3月末まで前職場で働いて、4月1日からは新職場での対応もしないといけないわけですから、当然、あわただしいわけですよね。
それに加えて、今日は部課長級の人事異動の発表日ということらしく、それもまたあわただしさに拍車をかけているようでした。

栄養士会理事会は10:30から。
次年度の事業計画等に関する審議が主な議題でした。

主要な議題が終わったところで、失礼させていただきました。
健康栄養学科の学科会議を午後3時に招集していたので、大学に行かなければならなかったのです。
20分前くらいに到着し、なんとか間に合いました・・・ふーっ。

無事審議が終了し、今週の会議は一応これでおしまい!

2014年3月17日月曜日

「囲炉裏端おやき」の学習会

今日は、楽しみに待っていた「囲炉裏端おやきの学習会」でした。

食育プログラムのひとつとして、学生たちが長野県内のシニアの皆さんから学ぶ場をつくりたいと考えてきました。

シニアの皆さんが営んできた食生活の中には、私たちが忘れてしまいつつある日本の文化としての暮しぶりや、その基盤にある考え方や知恵があると思います。

食生活に関わるプロフェッショナルをめざす学生たちには、そのエッセンスを感じとり、自分たち世代はそれをどのようにとらえればいいのか、それを伝えていく必要はあるのか、伝えていくとすれば何をすべきかを考えてほしいと思っています。
それは、私が学生たちにきちんと伝えることが難しい学習課題であると感じていますので、フィールドでの学びの場を設定したいと考えたのです。

昨年来、通学合宿でお世話になっている生坂村で、長野県の郷土食である「おやき」を、未だに囲炉裏を使ってつくっている方がいらっしゃると教えていただき、ぜひ伺いたいとお願いしていたのです。
くねくねした坂道を登り、めざすお家に到着!
遠くに犀川の流れが見えます。

今日はその願いが叶う日でした。

私のゼミの3年生と、4月から私のゼミに所属することが決まっている2年生に声をかけ、今日は5名の学生が参加しました。
3年生の中には臨地実習や就職活動でやむを得ず、参加できなかった学生もいました。

私は、長野―松本間の国道19号線を何百回も走ったと思いますが、生坂村で脇道を登った先の集落に行くのは初めてです。

この機会を調整してくださった生坂村の教育委員会の方には、「国道から見える家ですが、急な坂道を登るのです」と伺っていました。
その言葉の通り、くねくねとした急な坂道を登りました。

なんだか懐かしい感じがしました。 
私は小学校入学前まで、父の実家のある長野市の中山間地域で育ったので、子どもの頃の風景が浮かんできたからです。

お伺いした柳澤さんのお宅は広いお住まいで、以前は養蚕をしていたとおっしゃっていました。学生たちにとっては、こういうお住まいを訪ねるのは初めてのことでしょう。

柳澤さんはおやきの具として野沢菜漬を加工したもの―干瓢のように長く引いてつくった干し大根が入っていて、これがなんとも言えない食感とうまみを出していました―を用意して待っていてくださいました。

さっそく学習会のスタート。
粉を捏ね鉢にいれて、水を加えて捏ねていきます。

おやきを丸めるゼミ生たち
小柄な柳澤さんですが、手はたくましく、子どものころお世話になったやはり小柄だった伯母の手を思い出しました。
伯母の手もたくましく、たくさんの子どもを育て上げた手として私の記憶の中にあります。

捏ねあがったら、おやき一つ分ずつにちぎって・・・ここからは学生もチャレンジです。

柳澤さんに教えていただきながら、上手に包んでいます。
(でも、食べた時は一部分だけ皮が分厚くなっているおやきがありました。何十年もおやきを丸めてきた柳澤さんのようにはいきません。)
焙烙でおやきを「てらす」
囲炉裏の上の焙烙(ホウロク)で皮を焼いて(これを長野では「てらす」といいます)、ほどよく焼き目がついたところで、囲炉裏の灰の中にいれます・・・「灰焼きおやき」にするわけです。

「どのくらいの時間入れておくのですか?」とお聞きすると、「全体が丸く膨れてくれば大丈夫!」とのこと。

私たちが持参した地粉2kg分の生地を丸め終わると、柳澤さんがご自身のご実家からいただいたという手づくりの地粉をとりだして、また捏ねてくださいました。
焼き上がって食べ比べると、この粉の美味しさがわかりました。

柳澤さんが漬け込んでくださっていたお漬物をいただき、手づくりの福神漬に感動していたら、私たち一人一人にお土産としてくださいました。
申し訳なく思いながら、うれしくいただくことにしました。

柳澤さんのお宅の前で記念写真を撮って、お礼を申し上げてお別れし、急な坂道を下りました。
ゼミ生たちは、今回くることができなかったメンバーも含めて、またお邪魔したいと言っていました。
彼女たちがどんなことを感じたのか、またいつか報告させていただきます。

実は、信濃毎日新聞の記者さんも同行していたので、新聞記事になるとは思います。
乞うご期待!!

2014年3月15日土曜日

本年度最後の入試を終えて

AO入試からスタートした本年度の入試も、3月14日の一般入試Cで終了となりました。
これで次年度の入学生が確定します。
どんな学生たちが入学してくるでしょう。楽しみに待ちたいと思います。

16日の日曜日は、松本で開催される催しにご招待を受け、出席する予定にしていました。
・・・というわけで、15日の土曜日は久しぶりにお休みにしたいと思っていたのですが、共同研究として取り組んでいる調査票の処理をしなければいけない状況となり、出勤しました。

昼過ぎには帰りたいなと思っていましたが、一旦出勤してしまうといろいろとやることが出てきます。
大学を出たのは午後3時頃・・・。

帰路、宅配便の営業所により、調査票を発送しました。

よく晴れた日で、営業所の駐車場から山頂付近が白い北アルプス北部方面が見渡せました。

気持ちのよい風景で・・・この時刻でよかったのかもと考え直し・・・ちょっと幸せ!!

2014年3月12日水曜日

第2回学内教員研究発表会

3月11日と12日の午後、学内教員研究発表会が開催されました。
昨年、初めて実施されたので、本年は第2回ということになります。

大学から研究費の助成を受けて実施された研究について、1年間の成果を発表することになっています。

昨年は人文・社会学系と自然科学系の研究発表が同一会場で行われ、長時間になりましたが、普段聞くことがない分野の研究から、いろいろな場面で応用できるヒントを得ることができました。

今年は分科会形式で実施することになり、時間が短縮されました。
大学教員はこの時期、とても業務が多いので、この点はよかったと思います。

私の発表は12日の最後から2番目だったのですが、11日と12日にそれぞれ座長をさせていただいたので、2日とも参加しました。

分科会形式になったため、1会場の参加者は昨年より、ずいぶん少なくなりましたが、発表後のディスカッションは充実していたと思います。

共同研究で進めさせていただいた社会学系の発表を聞くことができなかったのは残念でしたが、こちらも無事に、発表が終了したそうです。

このような場が共同研究の芽が育つ機会となれば、うれしいことです。

2014年3月11日火曜日

冷え冷え! 鏡のような道

今朝は冷えました! 3月も中旬になるこの時期にです。
昨夜、帰宅時に5cmほど降っていた雪・・・今朝はすっかり踏み固められ、凍りついていました。

←この氷点下の気温で凍り、道路はアイスバーン状態。
テカテカしているのがわかりますか?

通勤の車はみな慎重な運転で、のろのろ状態。

長野インターまでずっと渋滞で、高速にのるまで1時間以上かかりました・・・。インターのETCゲートが工事中でひとつのゲートが閉鎖されていたことが、さらに渋滞を増長させていたようです。

「こんな日に、工事しなくてもいいのに!」と工事看板にやつ当たりしたりして・・・。

松本に向かうほどに道路は乾いた状態で、長野市内の渋滞がうそのようです。
「長野市内はスケートリンクのようですごい渋滞だったのですよ」といっても、なかなか伝われず・・・
長野ー松本間の約70kmの差を実感した朝でした。

2014年3月9日日曜日

週末は会議続き・・・

3月8日土曜日は、松本市の信州大学医学部で会議。
信州公衆衛生学会の理事会です。
医学部基礎棟は耐震工事が行われていたそうで、久しぶりに入ってみるとすっかりきれいになっていました。
後期の前半は、保健学科の講義にうかがうのですが、基礎棟の前は通り過ぎるのだけだったので、ちょっとびっくり。

規程や今年の学会の予定などについて審議しました。

会議後、松本大学へ。
安曇野市商工会から依頼されていた委託事業のまとめの冊子を作成したいと思ったからです。
結構時間をとられてしまって、大学を出るころ、もうあたりは暗くなっていました。
土曜日が終わってしまいました。

翌日の9日、日曜日。
今度は長野市の信州大学教育学部でNPO法人「長野ウェルネス大学」の定期総会。
こちらも理事を務めています。
次年度の事業計画などについて審議しました。

6月~翌年の1月まで、「運動とコミュニケーション」というテーマのもと15回程度の講座を組み合わせた健康教室を企画運営しています。
毎年、栄養講座は講義が1回、調理実習が1回です。

今年も例年に準じたプログラムを組むことになりました。

明るいうちに会議が終わったので、少しだけ長野市のメインストリートである中央通りなどでショッピング。
なんだか久しぶりです。

というわけで、この週末は終わりました・・・。

2014年3月5日水曜日

またまた盛りだくさん!

3月5日は、朝から予定がびっしり!

朝イチで、学生2名が臨地実習でお世話になっている長野赤十字病院に伺いました。
ご指導いただいているのは、長野県栄養士会の理事会でもお世話になっている栄養課長さん。

あいさつのこと、身だしなみのこと、周りへの気配り、管理栄養士業務に関する理解など、今時の学生について話が弾みました。
幸い、本学の2名の学生はよくやっていますとおっしゃっていただきましたが、大学で教育することと現場で求められることとの間には乖離がありそうです。

そんなご意見をいただけるのも、日頃の関係性があるからこそ。ありがたいことです。

学生一人一人を完璧な形で現場実習に出すのは容易ではありませんが、日常業務の中で専門職の後輩である学生たちを受け入れ、ご指導くださる先輩の管理栄養士の方々に、感謝の気持ちを持ち、真摯に実習に臨むような学生であってほしいと思います。

その後、栄養士会の事務局へ。
新しい事業展開に関する会議です。
公益法人として何を志向すべきか、何ができるのかを考えないといけない状況で、決定までの時間も限られているのでとても悩ましいのです。

関係者の方々のお話を直接お聞きして、少し整理がつきました。
でも結論はまだ出ていません。

午後は学科会議が予定されていたため、昼過ぎには事務局を出て大学に向かいました。
4年生の卒業認定も含めた学科会議…長くなってしまいました。

今日の最後の予定は、これまで研究チームとしていっしょに活動してきた信州大学医学部保健学科の助教の先生がご退職ということで、松本駅の近くのレストランでの送別会でした。

開始時刻には間に合わなかったのですが、この会はとても和やかな集いとなりました。
異なった分野の先生方と研究のことについて語り合って、得るものがたくさんありました。
おいしいお料理にも大満足。

盛りだくさんの日の締めは、楽しいひと時でした!

2014年3月2日日曜日

奈良からの帰路は「あーぁ!」の連続

奈良女子大学での全国研究教育栄養士研修会2日目は、リーダー研修会。
各県の代表者が集い、「研究マインドを有する学生の養成について」のオープンディスカッションでした。

国家試験の合格率を高くすることと、卒業研究などの研究活動をどのように充実されるかは、各大学が課題として認識しているところでしょう。

松本大学でも必修としている卒業研究と国試対策の両立は悩ましい問題ですが、学生たちには大学で学ぶという意味を考え、研究マインドを持ってほしいと思っています。
それがあってこそ、専門職としての公益性や発展性が保証されるのではないかと思うからです。

研修会後、仕事が山積みですぐ長野に戻ることにしていました。
近鉄で京都駅に向かい、数分の乗り換え時間で近鉄の改札の向かいにある新幹線の改札を通り、ホームへの階段を上っている途中で、特急のぞみは出発してしまいました。
「あーぁ!」という感じでした。

次の新幹線で名古屋に出て、1時間遅れの「ワイドビューしなの」に乗りました。
これがまた、松本駅で松本電鉄上高地線と2分ほどの乗り換え時間。
ダッシュしましたが、またしても「あーぁ!」で乗り遅れ。

今日はそういう日なのだと諦めて・・・でも、切ない気持で大学に向かいました。

2014年3月1日土曜日

奈良での研修会

奈良女子大学での研修会1日目。

JR奈良駅近くのホテルから、奈良公園の興福寺境内を通って、奈良女子大に向かいました(少し、遠回りです)。曇り空のもとの興福寺五重の塔あたりは、まだ人出が少なく、閑散としていました。→

←奈良女子大学に入ると、正面に記念館(私たちが学生の頃は講堂として使われていました)が見えます。

このキャンパスにいると、なんだか胸がキュンとします。

研修会場は文学系の棟で開催されました。

いろいろなところで、お世話になっている先生方にお会いして挨拶し・・・長野県からご無理をお願いしてご出席いただいた先生ともお会いしました。
全体的に参加者が多いとはいえません。大学の先生方もこの時期の出張はきびしいということなのかもしれません。

小松日本栄養士会会長の「栄養士・管理栄養士の養成および卒後教育―日本栄養士会がめざす栄養士・管理栄養士の将来像を踏まえて―」という基調講演があり、その後、お昼休み。

以前行ってみたことのある大学近くのレストランに、仲間のお二方の先生をご案内しました。
手づくりの器に盛られたお料理の数々を楽しみました。→

午後は特別講演のあと、「災害栄養における管理栄養士・栄養士養成の役割」というテーマでワークショップが行われました。
カードゲームのグループワークがとても有意義で、楽しく体験させていただきました。

いつか学生教育に活かしたいと思います。

その後は、奈良女子大学のラウンジで、意見交換会。いろいろな先生方といろいろなお話をして、楽しく実り多い時間を過ごすことができました。