2014年8月28日木曜日

関東甲信越の栄養士会の皆さんをお迎えして!

昨日に引き続き、本日8月23日(木)も長野で開催された会議に出席。

(公社)日本栄養士会の関東甲信越各県栄養士会の会長と各県栄養行政担当者との合同会議が長野市のホテル国際21で開かれたのです。

本来は各県の栄養士会長様たちが集まる会議であるため、長野県栄養士会の常任理事である私は出席する必要はないのですが、各県の皆様方をお迎えする立場の長野県からは、副会長・常任理事・幹事なども同席しました。

前任期中は副会長として、各県の会長様たちと同席する機会も年に何回かはあったため、お世話になった会長様たちに久しぶりにごあいさつさせていただきました。

ホテル国際21の会場はリニューアルしたようで、シックな飾り付け素敵な会議室でした。

茨城、栃木、新潟、群馬、山梨といった各県栄養士会の本年度の事業、各県の行政が進めている健康づくりに関する事業計画などが報告されました。

いずれの県も、減塩や野菜摂取に関する課題と働きかけは共通していて、それぞれの取り組み内容は大変興味深く、参考にしたい部分もたくさんありました。
日本栄養士会の事業や課題についても様々な意見が出され、各県の会長様たちの思いが伝わってきました。

重い課題もありますが、会議の後は、和やかに情報交換会。

ホテルが工夫してくださった野菜をたっぷり使った洋食と和食を組み合わせた食事は、参加された皆様にも好評でした。
食べることにはうるさい方々なので、ホテルも気を使ってくださったのだろうと思います。

会議は明日も続きますが、私は明日は大学で仕事があり、欠席となります。
これから管理栄養士として巣立っていく学生たちのためにも、実り多い会議になりますように!

2014年8月27日水曜日

県庁での有識者意見交換会

気が重い仕事が終了!!

今日は県庁で「しあわせ信州創造プラン推進のための意見交換会」がありました。
27日・28日と開催されることになっていましたが、本日は「健康づくり・医療充実プロジェクト」がテーマ…。

有識者として参加したメンバーは5名。
神奈川県立保健福祉大学の臼井正樹先生
丸子中央病院長の勝山努先生
東北大学大学院の辻一郎先生
静岡県立大学大学院の西田在賢先生
の4名の先生方と私。

阿部知事、このプロジェクトの総括マネージャーである真鍋健康福祉部長、原山企画振興部長などを前に提言を述べるということになっていましたので、しばらく前からとても気が重かったのです。

私は、健康づくりの視点から意見を申し上げれる役目とのことでしたから、日頃の研究・実践活動をしている中で、感じていること、考えていることを申し上げることにしました。

準備としていろいろ考えてみることはたいへんでしたが、考え方を変えてみれば推進事業を進めている立場の県の皆様に直接提案できるということは、とても良いチャンスをいただいたということです。

4つの提言を述べさせていただきました。さっそく検討してみたいとおっしゃっていただいた提案もあり、取り組みが進んでいくよう私もできることはして参りたいと思います。

他の有識者の先生方の間では地域包括ケアに関する議論が広がり、“地域”や“自治”などについて考えることができました。
いつも、実践的な視点で考えることが多いので、こういうキーワードで考える機会をいただき、フレッシュな感じがしました。

気が重い日々が終わり、ホッとしています。
解散後、信州大学医学部にいらっしゃるころから存じあげている勝山先生に、「頑張ってね!」(いろいろな意味が込められていると思います)と声をかけていただき、とてもうれしく思いました。

明日は、「地域づくり」についての意見交換会だそうです。私の提言のなかでも地域づくりの重要性に触れさせていただきましたので、明日の交換会では、どんな提言がなされるのか、期待したいと思います。

2014年8月24日日曜日

第9回信州公衆衛生学会も終了

8月23日(土)に開催された第9回信州公衆衛生学会が終了し、20日にスタートした学会詰めの1週間が幕を閉じました。

信州公衆衛生学会は学会立ち上げの際の準備委員会から関わっていますが、来年度第10回を迎えるまでになったことをうれしく思います。

今年の学会では、この立ち上げのときに中心的な役割を果たされた佐々木隆一郎先生(現飯田保健福祉事務所長)の特別報告がありました。
長野県が「健康長寿世界一の信州」をめざすために進めている「健康長寿プロジェクト・研究事業」の中間報告についてご報告くださったのです。

今年の6月に実施された第9回食育推進全国大会のシンポジウムでもご一緒し、その折にもお話を伺ったのですが、あたらめて研究チームが緻密に進められた研究の成果を確認させていただくことができました。
自分なりに噛み砕いて理解することにつながると思います。

佐々木先生は、今年いっぱいで退職されるそうです。
学会にとっても私自身にとってもとても大きな存在だったので、心細い感じがします。
今後も学会の発展に心を砕いてくださるものと信じていたいと思います。

私の研究発表はプログラムの最後でした。
座長を務めてくださった飯田女子短期大学の友竹浩之先生からご質問やコメントをいただき、更に研究をブラッシュアップさせるためのヒントをいただきました。

最後まで残って聞いてくださった皆様にも感謝! ・・・です。

2014年8月22日金曜日

横浜を発ちました

第61回日本栄養改善学会学術総会の最終日です。

朝、本日ポスター発表をする教え子のポスター展示を手伝ってから、「日本食品標準成分表2015」に関する教育講演会の会場へ。
講師は千葉県立保健医療大学の渡邊智子先生。学会でお会いするとあれこれと情報交換させていただく先生なのです。

研究や教育に関する考え方に共通項がたくさんあるので、今回のご講演からも得るものがたくさんありました。

食品成分表を最も活用するのは栄養士・管理栄養士ですが、私たちの考え方やニーズについてわかってくださっている先生が食品成分表の策定委員に加わってくださっていることに心強さを感じました。
私たち栄養士・管理栄養士は、先生が委員会で主張してくださることを実践場面で活かせるように、食品成分表をきちんと理解し、活用しなければいけないと感じました。
この思いを学生たちにも伝えたいと思います。

2015年版は収載食品数もかなり増える予定のようです。
楽しみに待ちたいと思います。

その後、聞きたかったシンポジウムは会場がいっぱいで入ることができず・・・あきらめて、展示会場に行って、(公社)長野県栄養士会の出展ブースを少しだけお手伝い。

お立ち寄りくださった方とお話するのも楽しいものです。
長寿日本一の県というのもお立ち寄るくださる方へのアピールポイントの一つになっていたように感じます。

その後も、ランチョンセミナー、ポスター発表、口頭発表、シンポジウムの会場を行ったり来たり。
15時過ぎには学会場を後にしました。

明日、同じく神奈川県で全国栄養士大会と日本栄養教育学会が開催される予定ですが、こちらは欠席することにしました。
信州公衆衛生学会が同じ日にあり、そちらに出席することにしたからです。

今は、長野行の新幹線あさまの車中です。
群馬県内を通過中、空が暗くなり、雷光と滝のような雨。
広島の雨の被害のことが頭に浮かびました。
今日はニュースをチェックしていませんが、亡くなられた方はまた増えてしまったのかしら?

トンネルを通り過ぎて、軽井沢にに出ると雨は降っていませんでした。
「局地的な大雨」ということですね。
通り過ぎてきた地域で被害がでないといいのですが・・・。

間もなく、横浜への出張から帰宅となります。

2014年8月21日木曜日

みなとみらいの夜景

第61回日本栄養改善学会学術総会2日目。
今日も暑かった!!

早朝の4:39に地震がありました。
横浜の揺れは小さかったのだと思います。
気がつかなかった人も多かったのではないかと思いますが、ホテルの部屋が9階でミシミシと揺れ、目が覚めました。

朝から暑い中、歩いて学会場へ。

午前中は教育講演、ランチタイムはお弁当付きのスポンサードシンポジウムに参加しました。
午後はポスターセッションへ。共同研究としての発表が3つありました。

午後、口頭発表セッションの2番目で研究成果を発表。
発表後、同じようなテーマでこれから研究を進めようとしている先生が声をかけてくださり、情報交換をしました。
発表しがいがあって、うれしいことでした。

その後、遅れて日本人の食事摂取基準2015に関するシンポジウムの会場に行くと、聴講者がいっぱい!
それでも立ち見で聴講しました。

ちょっと疲れました。

今夜は、今年松本大学の大学院を修了した教え子、他大学の大学院に進学して同じく今年修了した教え子と3人で夕食。
みなとみらい地区の夜景も楽しみました。

ふたりとも明日は研究発表の予定です。
しっかりネ!!

2014年8月20日水曜日

第61回日本栄養改善学会学術総会に来ました

パシフィコ横浜で開催される第61回日本栄養改善学会学術総会に出席しています。

パシフィコ横浜では、2008年に国際栄養士会議(International Congress of Dietetics:ICD)が開催され、参加しました。

今回は、日本の栄養士・管理栄養士の皆さんが最もたくさん参加する日本栄養改善学会に参加するために訪れましたが、なんだかとても懐かしい感じがします。

今日は評議員会があり、それに間に合うように横浜に来ました。
暑いです!!

今年のテーマは、「実践栄養の連携と調整 ~私たちは、栄養学が好きだ!好きだ!大好きだ!~」です。
今回の学術総会会長の中村丁次先生(神奈川県立保健福祉大学学長・前日本栄養士会会長)らしいテーマ名です。

午後からの会長講演、特別講演などのプログラム中、研究仲間の先生方にお会いしました。
こうした出会いは学会参加の楽しみのひとつです。

夕食をご一緒し、これまでのこと、これからのこと・・・いろいろ情報交換し、お話が弾みました。

明日から、研究発表が始まります。私自身も口頭発表の予定です!

2014年8月18日月曜日

あらーッ!?

大学の一斉休校期間が終わり、また、大学がややにぎやかになりました。

やけに学生の声が聞こえると思ったら、健康栄養学科の3年生は今日、補講があったようです。
お盆明け早々、ご苦労様。

8月20日から、横浜で開催される第61回日本栄養改善学会学術総会に出かけるため、なんだか気忙しい感じです。
その後すぐに、第9回信州公衆衛生学会学術総会があり、両大会に発表を申し込んだので、なおのこと落ち着きません。

自分の発表のパワーポイントファイルは完成間近になったので、なんとかなるでしょう!

今日は、共同研究のポスター発表案を修正したり、9月に予定されている生坂村の通学合宿のことで学生と連絡をとりあったりしているうちに、気が付いたら、窓の外は暗くなってきていました。

日が短くなったこと!!

ORプロジェクトの畑にいってみなければと思い、大分暗くなった道を畑に向かいました。
近くまで行ってびっくり! 周りの畑にたくさんあったひまわりがすっ刈り倒されていました・・・たぶん!・・・暗くてよくわからなかったのですが、雨や風で倒れたわけではなさそうです。

毎年、花が終わるとこのように片づけれらていたのでしょうか?
状況がよくわからず、「あらーッ!?」・・・でした。

2014年8月7日木曜日

水やり~ORプロジェクトの畑にて~

私たちの学部棟から見た野球場の先のひまわり畑
ゼミの卒研生に頼まれて、ORプロジェクトの畑に水やりに行ってきました。
まだ、隣のひまわり畑の花々は咲き競っていて、夏休みらしく親子づれが写真をとったり、畦道を歩き回ったりしています。

ナスとピーマンとキュウリの実が大きくなり始めていました。

この週末から、お盆休みをはさんで全学一斉休校となります。

その簡に、収穫しないといけない状況になりそうです。
小さなナス
休み明けでは、大きく育ちすぎてしまうかもしれません。

担当の学生が良いタイミングで来てくれるといいのですが・・・。

小さなピーマン
どうしましょう? 明日の様子で考えることにしましょう!!

7月に、1年生の食生活論のアウトキャンパススタディで伺った蓼科高原で農園を営んでいる清水さんが、「野菜を作り始めると家を空けられなくなるんだよねぇ」とおっしゃっていたのを思い出します・・・。

2014年8月5日火曜日

学外実習の巡視訪問

夏休み中、4年生は公衆栄養学実習で保健所や市町村保健センターへ、3年生は給食の運営の実習で各給食施設へと学外実習に出かけていきます。

今日は、上田・佐久方面に出かけている学生たちの実習受け入れ施設にごあいさつに伺いました。

昼前に大学を出て、まずは上田保健福祉事務所へ。
ご指導いただく管理栄養士さんは、この3月まで県庁にいらっしゃった方で、栄養士会として、また、個人的にも大変お世話になった方でした。
訪問に当たってアポイントメントをとらせていただいたところ、一緒に昼食を食べましょうということになり、12時をめどに伺いました。

ひとしきりおしゃべりをした後、この日は、お世話になっている学生3名が上田市の保健センターにお世話になるということで、そちらにも伺わせていただき、ご挨拶をさせていただきました。

やや緊張した様子の学生たち。でも、元気に実習に臨んでいるようでした。

その後、3年生2名がお世話になっている佐久市の老人保健施設へ。
ご指導くださっている管理栄養士さんは教え子です。

暑い中での給食の実習は大変だと思いますが、ともに頑張っている様子でした。

ご挨拶が終わると16時を回ってしまい、長野市の自宅に直帰することにしました。
高速を避けて、久しぶりに浅間サンラインを走り、その後、上田市真田から地蔵峠を越えて長野市松代にでるルートで戻りました。

以前、よく走った道ですが、久方ぶりです。
地蔵峠は、道路わきには山の緑があふれていて、適当にカーブもあり気持ちのよい道です。
夕方になっていたこともあったと思いますが、マイカーの温度計表示を見ると地蔵峠の最高地点あたりでは25℃と表示されていました。
窓を開けて自然の風を感じながら走りました。

長野市に降りると温度計は、33℃を示していました。
はやり地蔵峠が涼しかったということですね。

今日は、あちこちで猛烈な暑さだったようです。いったい日本はどうなってしまったのでしょう?

2014年8月4日月曜日

ひまわり畑脇のORプロジェクトの畑

今年も、私のゼミナールの3年生は、生坂村の通学合宿のサポートを行います。

今日は、参加児童の皆さんとの顔合わせ。
参加した子どもたちは少なかったのですが、その分、密度の濃い交流ができました。
2人の6年生女子児童は昨年に続いての参加とのこと。リピーターがいてくれるのはうれしいことです。

通学合宿中にやりたいこと、つくりたいものなどについて意見交換しました。
今年は楽しいプログラムも加わりそうです・・・未定ですが・・・そのうち報告しますね。

午後は大学に戻り、試験後の成績付け。
いつもあれこれ悩み・・・この仕事は好きではありません。

夕方、大学近くにあるOver the Rainbow Projectの畑に向かいました。
卒研生に頼まれた畑の水やりのためです。

昨年までORプロジェクトの畑は、歩いて10分ほどはなれたところにあったのですが、今年は大学正門の道路向こうにある大学の畑の一部をお借りしたので、ずっと近くなりました。
ひまわり畑の端っこにあるのです。

ひまわりは今が見ごろ、すばらしい眺めです。
数日前に花が咲きだしたゎ!と思っていたら、あっとい間には満開の花盛り!!
思わず、見とれてしまいます。

畑の野菜は、植え付けが遅かったので、収穫までは時間がかかりそうです。

小さな小さなピーマンの実が付いていました。
はやく、大きくなぁれ~!!

2014年8月2日土曜日

お弁当ミーティング

本年11月に松本市で第4回世界健康首都会議が開催されます。
昨年度に引き続き、会議時に販売するお弁当を松本大学健康栄養学科の学生たちに考えてほしいというご依頼をいただきました。

夏休み初日の8月1日。
このプロジェクトに参加希望を寄せてくれた2年生と3年生が集まりました。

健康首都会議の事務局を務める松本市の健康産業・企業立地課の皆さん、松本市健康づくり課の管理栄養士さん、提案したお弁当を製造販売してくださる「株式会社 王滝」の総料理長さん、製造担当者さん、管理栄養士さんも参加してくださいました。

健康産業・企業立地課から依頼の趣旨をお話しいただき、続いて、松本市の管理栄養士さんから松本市が進めている食育の取組についてお話を伺ってお弁当提案に活かせるかを考え、その後、王滝の3名の皆さんから、お弁当を製造完売するにあたってのポイントについて教えていただきました。

単なる料理提案ではなく、原価意識を持ちつつ、購入者にアピールできるお弁当にするためにはどうすればいいのかを考えなければなりません。
学生たちにとっては、実践的な学習の機会になります。
これまでの学習成果に基づいて、健康学科の学生らしい提案をまとめてほしいと思います。

昼食時には、王滝さんが実際に販売している「ヘルシー弁当」をいただきつつ、管理栄養士さんのお話を伺いました。
提案に向けて考えていく上で、貴重なヒントをいただいたことでしょう。

ご関係者の皆様が退席された後、お弁当のコンセプトに関するブレインストーミングをして、提案に向けた活動が開始されました。

プロジェクトに参加しているメンバーの皆さん、頑張りましょう!!!