2015年11月29日日曜日

学会発表終了!

岡山市で開催された第62回日本学校保健学会での発表が終わりました。
2日間、心配したほどには寒くならなくてよかったです。

昨夜、研究チームのメンバー3名で、ホテルのフロントで教えていただいた和食処に行き、瀬戸内海の海の幸を堪能しました。
店主のやわらかい対応と心配りで、とても素敵な時間を過ごしました。

旅先の印象というのは、接した人によってある程度決まってしまいますね。
私が宿泊したホテルのフロントの方々もとても印象がよく、気持ちのよい2日間でした。

ホテルのドアには、小さなリースが飾られ、クリスマスモードを演出していました。
地下街にもクリスマスツリーがありました。そんな季節になってしまったのですね。

食育は、この学会では主流ではないと思いますが、昨日は学校における食物アレルギー対応に関するシンポジウム、本日の午前中には、SSS(スーパー食育スクール)事業に関するシンポジウムという興味深いプログラムもあり、参加した甲斐がありました。

私が発表した食育の研究発表分科会も聴講してくださる方が結構いらっしゃいました。

まだ、学会プログラムは続いているのですが、一足早く会場を出ました。

明日はまた通常の授業があり、月が変わる前にしなければならない仕事もあり、できるだけ早く、学会モードから通常モードに切り替えなければなりません。

そう、来週には、「師走」になってしまうのですね・・・あわただしいこと!!

2015年11月27日金曜日

各地で、冬の嵐

岡山市におります。
こちらに向かう途中、木曽が吹雪だったことはこの前の記事でお伝えしましたが、今日は全国的に荒れ模様で冬の嵐だったようです。

西日本でも雪が積もったところがあるのですね。
長野県でも木曽だけではなかったみたいです。

岡山市も寒いです!
明日と明後日は少しあたたかくなってくれますように。

昨夜は発表準備であまり寝てないので、今は下瞼と上瞼が仲良くなってきてます。
プレゼンファイルはほぼできたので、今日は寝ることにしましょう。

木曽は吹雪!

岡山に向かっています。
週末に開催される日本学校保健学会に参加するためです。

名古屋に出るまでの中央西線・・・塩尻で雪がちらつき始め、木曽福島までの間は吹雪のようでした。一気に冬です。
まだ積もるという感じではありませんでしたが、横殴りの雪でした。

木曽福島を過ぎると雪模様ではなくなりましたが、寒い日です。
どんな服装ででかけるか悩んだのですが、もっと冬モードにしなければいけなかったかもしれません。

この学会には、昨年から参加するようになりました。中学生を対象として進めてきた研究を発表するということで、信州大学の本郷実先生にお誘いいただいたのがきっかけです。

11月にはもうひとつ日本ヘルスプロモーション学会が開催されるので、昨年もこの時期はとんでもなくあわただしい日々でしした。
今年は日程が重なってしまったので、私は日本学校保健学会に参加し、日本ヘルスプロモーション学会への参加は見送りました。
日本ヘルスプロモーション学会のほうは、別の研究をいっしょに進めてくださっている先生が研究成果の一部を発表してくださる予定です。
打ち合わせが十分できず、ご苦労をおかけしてしまっています。

昨年の日本学校保健学会は金沢で開催されました。
北陸新幹線開通前のローカル線で直江津まで出ましたが、このルートは、これからはよほどのことがないと利用しないでしょう。

何だか、なつかしいです。

昨年は今年以上にバタバタしていて、口頭発表のスライドがほぼ出来上がったのが、発表当日の午前2時頃。
かつてないピンチでした。

昨年の様子については、こちらをご覧ください。→http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2014/12/11.html

今年は昨年よりも進んではいますが、まだスライドは完成していません。
今日明日で、なんとかしなければなりません。
考察まできているので昨年に比べると余裕ありと思っています・・・甘いでしょうか?

京都は青空が広がっていますが、寒そうな気配はします。

さて、新幹線のなかで、少し頑張ろうかと思いますが、PCのバッテリーが残り少なくなってきました。
東海道新幹線は、車内にコンセントがないので困ります。

今、新大阪に到着しました!!

2015年11月26日木曜日

平成27年度の学校給食調理コンクール

←この写真のお料理はアスパラガスを長いまま春巻きのシートで包んで揚げた「えんぴつ揚げ」。
学校給食の世界では、“鉛筆”のようだというのでアスパラガスを1本そのまま使う料理が登場するようです。

11月22日(日曜日)に開催された「学校給食に地場産物を活用した調理コンクール」の2次審査会に出品された料理でした。

このコンクールは公益財団法人長野県学校給食会主催で、毎年この時期に2次審査である調理試食審査会が行われます。

今回で5回目になりますが、毎年少しずつブラッシュアップが図られてきました。
調理作業のスタート前の開会式のあとに、各チーム(1チームは学校栄養士の皆さんと調理員さんなどの2人組です)による2分間のアピールタイムがあります。

これまでも毎年皆様のアピールがブラッシュアップされていたのですが、今年は時間が延びた場合は減点もあるというルールに変更されました。
どのチームも工夫を凝らし、時間オーバーにならないように練習をしてきてくださったのでしょう・・・すばらしかったのです!!

寸劇のように・・・、はたまた、
大きな巻物を開きながら・・・、はたまた、
野菜キャラクターの被りものを装着して・・・
などで、献立内容や日頃の給食提供に関する情報をアピールしてくださいました。
私は審査委員長として、最も間近で見ていたので、ちゃんとした正面撮りの写真でなくて・・・すみません!

そのパフォーマンスには感心してしまいました。
日頃からこんなふうに子どもたちとも接しているのだろうなあと思いました。

そして・・・調理がスタート!!
60分という調理時間で仕上げていただきました。

←この色とりどりのブロッコリーやカリフラワーを使ったサラダを組み入れた筑北小学校のチームが自由献立部門の最優秀賞となりました。

アピールタイムでの発表もすばらしかったのですが、同じ学校の先生方や子どもたちから、頑張ってきてねとの言葉をもらっての出場だったそうで、授賞式では思わず涙も・・・でした。

どうしても食数の少ない自校給食の施設の方が献立も工夫しやすく、大規模学校給食センターなどの参加が難しいということを踏まえて学校給食会開発加工食品を活用してもよいという形で設定された課題献立部門。

今回は、坂城町食育・学校給食センターのチームが最優秀賞を受賞されました。

地物の「ねずみ大根」と開発加工食品を組み合わせた献立で、ねずみ大根の活用に力を注いでいる点が、食育の視点としてすばらしいとの評価を得て、受賞となりました。

毎年、感じますが、今の学校給食をいただく子どもたちは幸せですね。減塩の工夫も加えられたこのような学校給食をいただいて育った子どもたちが大人になる頃、長野県も食塩摂取量に関する課題も改善に向かっているかもしれません。

2次審査会までは残らなったのですが、今年は松本大学の卒業生が学校栄養士を務めている学校からのエントリーもあり、とてもうれしく思いました。

そのうち、2次審査会にも出場するチームが出てきますように!!

2015年11月25日水曜日

3連休(?)報告

3連休いかがお過ごしでしたか?
連休最終日の23日、夜のニュースでキャスターが「3連休も今日で終わりますが・・・」と伝えていました。

私にとっては、3連休という状況ではありませんでした。

21日(土曜日)は、長野市で開催された(公社)長野県栄養士会の生涯教育研修会に参加。
進行役と講師接待にあたりました。
受講生の皆さんの熱心さには関心してしまいます。教え子も何人かいて、あいさつに来てくれました。
うれしいですね!

翌日の24日(日曜日)は、松本市で公益財団法人長野県学校給食会主催の「学校給食に地場産物を活用した調理コンクール」の2次審査会。
今年で、5回目となります。

初回から、審査委員長を務めていますが、今年は開会式で「このコンクールが生まれた時から委員長を務めさせていただいていますが、このコンクールも回を重ねて、ようやく中学生くらいまで成長できたように思います。」とあいさつさせていただきました。

10チームが参加したコンクールの様子は、また後で報告させていtだきます。

コンクールが終わったのは15時半くらいだったでしょうか?
その後は大学に向かいました。

翌日の講義の準備が整っていなかったからです。

そうです、松本大学は勤労感謝の日である11月23日は授業日だったのです。
月曜日の3時限目は通常の講義なのですが、この日は1時限目にも4年生に管理栄養士国家試験対策の特別講義をすることになっていました。
それらの講義準備ができていなかったのです。

それでも18時過ぎには大学を出ることができました。

そして、23日(月曜日)の勤労感謝の日は、講義2つとと4年生の卒研指導とおまけに3年生のゼミもあるという祝日勤務。

このようにして、私の3連休が過ぎ、冒頭の夜のニュース「3連休も今日で終わりますが・・・」に至るのです。
思わず、「3連休じゃなかったもの・・・」と、愚痴ってしまいました!!

この日、長野市では毎年恒例のえびす講の花火大会が開催されていたのですが、私が帰宅したときには1万5千発の花火はすでに全部打ち上がったあとで、翌日、花火大会の話題が出るまでえびす講の花火のことをすっかり忘れてしまっていました。
今年は昨年よりも3千発も多かったそうですから、きっと見事な花火だったのだろうと思います。

自宅近くで毎年年末に向けてイルミネーションを飾りつけてくださるお宅もクリスマスモードになりました。

通り過ぎる方々の中には、足を止めて見入っているかたもいます。

私の今年最後の3連休は、こんなふうに過ぎ去ったのでした・・・。

2015年11月15日日曜日

松大キャンパスの紅葉も間もなく終わり!

朝方の雨があがり、陽がさしてきました。

今日は松本大学人間健康学部の推薦前期入学試験の日です。
気持ち良い日になりました。
受験生の皆さんが落ち着いて面接に臨むことができ、晴々とした気持ちで帰宅してくださるとうれしいのですが・・・。
先ほどキャンパス内ですれ違った受験生は、笑顔であいさつしてくれました。
うまく、できたのかしら! やはり笑顔に出会うのはうれしいものですね!

松本大学内には、秋になると紅色に染まる木々がいっぱいあります。
特にドウダンツツジの赤は見事です。
春から初夏にかけて咲く花もかわいらしくていいのですが、紅葉の秋も見事です。

あまり陽があたらない中庭の植え込みのドウダンツツジももう間もなく葉を落とすのではないかと思います。

そういえば、今朝、大学に来たときにはキャンパス管理をしてくださっている職員さんが落ち葉を集めてくださっていました。

紅葉を楽しんだ後を支えてくださる方がいるのですね。
入試日とはいえ、日曜日にご苦労様です。

あっ! 受験生が来学するから片付けていてくださったかもしれません。

ありがとうございます。

2015年11月14日土曜日

あっという間の1週間

長崎で開催された公衆衛生学会からの帰路、「留守明けは大変・・・でしょうね」と思ったのですが・・・。
やはりこの1週間は、いろいろなことに追われつつ過ぎていきました。

先週の土曜日は、社会人の大学院生と研究に関するミーティングをすることになっていたので、出勤。
日曜日はAO入試で、面接を担当しました。

その後、執筆依頼をいただいていた雑誌の原稿作成にとりかかりました。
ずっと気になっていたのですが、なかなかエンジンがかからず・・・この仕事は10日の火曜日に原稿を送信して終了。
最終締め切りが12日だったので、なんとかご迷惑をかけずに済むと思います。

月曜日は、講義と卒研ゼミ。ペースはそれぞれですが、皆、卒業論文に向けてアクセルを踏んでくれたようです。

火曜日も卒研生の一人と調査資料の整理作業をして、午後は信州大学へ出講。
水曜日の午前中は、卒研生3名に研究まとめ作業の指導。午後は講義と学科会議。
その後、いっしょに研究を進めている先生から依頼されていた調査データに関するコメントをまとめ、メールで送信。
肩の荷が一つ減りました。

木曜日にも卒研生1名とディスカッション。

その後、地域の情報誌である「松本平タウン情報」で担当しているコラム記事に関する作業。締め切りは16日。
毎回、ゼミ生が提案してくれたレシピから3品を掲載していただいています。
私は「学生提案のレシピの検証」、「料理の写真撮影」、「食材に関するちょっとした情報のまとめ」の担当。

木曜日は5時限目に教育実習の報告会が予定されていたので、その前に食材の買い出しに行って、5時限目の授業終了後、19時くらいから調理作業に取り掛かりまいた。

料理をつくり、写真をとり、片付け終わったのは21時半を過ぎた頃でした。
さすがに、ちょっと疲れました。
それでも1品分の作業が残ってしまいました・・・翌日の朝、自宅でその作業をし、金曜日の午後に原稿をまとめて送信しました。
「ふーっ! セーフ!!」
今回はレンコンがテーマです。11月24日に掲載される予定ですので、ご覧ください。

そして、昨日の金曜日は、朝イチで会議。結構長い時間がかかりました。
そして、この日が締め切りだった教務関係の補正予算と次年度予算計画を提出。

なんとか1週間が終わりました。

まだ、締切を気にしなければいけないハードな継続中案件が5つ。
そのほか多数。

来週も・・・、はい、前進あるのみ!

2015年11月6日金曜日

長崎→長野へ

間もなく、長野に着きます。

この長崎での公衆衛生学会期間中、ずっと青空に恵まれ、昨日・今日は暑いくらいでした。

学会終了を前に、長崎から電車に乗り、青い海を存分にながめつつ、福岡に向かいました。

有明海を走る間には、諫早湾の干拓事業でニュースになった排水門も見えました。

海苔の養殖でしょうか、海の中にたくさんの柵が見え、その近くで作業している船がいくつも見えました。
海の人たちの働く姿に、今度、海苔をいただくときにはこの風景を思う起こすことができそうです。

福岡から飛行機に乗り、北陸新幹線に乗車して、間もなく長野です。

明日から、また通常の業務に追われます。
長野はやはり長崎よりもやや涼しいようです。

BDHQユーザークラブの自由集会

11月5日の17:00から私たちBDHQユーザークラブメンバーが企画した自由集会「県民健康・栄養調査等行政栄養調査の調査法再考:BDHQ利用の可能性と課題」が開催されました。

会場として公衆衛生学会事務局から割り当てられた「いきいきひろば」の会議室は17時にならないと部屋がオープンにならないということで、早めに集まったのに、できることはほとんどありませんでした。

参加してくださった皆様方にもお手伝いいただき、慌ただしく会場設営。

事前に、たくさん参加してくださるといいですねぇとメールのやり取りをしていましたが、用意した席がいっぱいになるくらい人が集まってくださいました。

それだけ、県民健康・栄養調査のやり方について考えているところが多いのかもしれません。

佐々木敏先生の基調講義、
奥田昌之先生の具体的な課題と方法に関する講義
に続いて、従来の秤量食事記録法に加えてBDHQを組み入れようとしている大分県と沖縄県の行政の管理栄養士さんと島根県で調査に関わっていらっしゃる研究者の先生が状況報告をしてくださいました。

いろいろ課題はありますが、新しい流れができつつあるように思います。

佐々木先生のお話のなかで研究者がすべきことと行政がすべきことに関する指摘がありました。
佐々木先生が日本の栄養調査分野の研究の少なさに危機感を持っていらっしゃることが伝わってきました。

この自由集会に参加してくださった皆さんのネットワークの中から、新しい取組が進展していってほしいと思います。

私にできることはあまりないのですが、地道に歩んでいきたいと思います。

毎年のことですが、自由集会のあとは懇親会。
今年もにぎやかで楽しい懇親会になりました。懇親会中にも学習を深めているメンバーもいました。皆さん、熱心です!

いつもこの自由集会でお会いできる何名かの皆さんが今年はいらっしゃっていなかったのが残念でした。
来年の公衆衛生学会総会は大阪だそうです。また、お会いできますとうに!!

長崎の街を少し探索

本年度の日本公衆衛生学会2日目。

午前中、聞きたかったシンポジウムに参加し、その後ランチョンセミナーに出席しました。
昨年、「しあわせ信州創造プラン推進のための有識者意見交換会」でご一緒させていただいた東北大学大学院医学系研究科の辻一郎先生のご講演でした。
長野県は有名な先生がを委員として意見交換会を開いたのですが、その中に私が加わっていたのは、今考えても違和感があります。

しかし、その時に考えたことが今の私のメイン研究につながったのですから、感謝しなければいけないかもしれません。

辻先生は、健康づくりにおける法規制も含めた社会環境の重要性についてお話されたのですが、とても有意義な時間となりました。

ランチョンセミナーでいただいたお弁当も魅力的でした。
吉宗(「よしむね」ではなく「よっそう」と読むのだそうです))という江戸時代から続いている店のお弁当でした。
入っていた豚の角煮や煮物・かまぼこなどが絶品でした。

午後のポスター発表会場に顔を出した後、夕方の自由集会まで少し時間があったので、長崎の街を探索することにしました。

路面電車と徒歩で、長崎新地中華街を通って、オランダ坂を上ったり、下りしたり・・・。
途中、研究仲間の先生が以前お勤めだった活水女子大学を通りました。
←写真では、坂道の傾斜が伝わらないと思いますが、車で登るのも難儀な感じの石畳の坂道です。

シニア世代になるとたいへんだろうと思います。今回の学会の大会長講演はロコモティブシンドロームに焦点を当てたご講演でしたが、その重要生がよくわかります。

この坂道を毎日通勤するのは大変だろうと思います。

さすがに大浦天主堂への上りは斜面を斜めに登っていくエレベータを利用しました。
メインルートではなかったようで、また一旦石畳の階段をおり、ようやく到着。
ヒールがやや高い靴だったので、たいへんでした。気をゆるめると転がり落ちそうです。

その分、たどり着いた山手の地区で展望が開けるところやグラバー園からみる街や海の景色はすばらしいものです。
夜の夜景もきれいだろうなと思いました。

そうこうしているうちに、世話人を務めている自由集会の開始時刻が近づき、また路面電車に乗り、駅前に戻ってきました。

 自由集会の様子は、またあとで・・・。


2015年11月4日水曜日

第74回日本公衆衛生学会 研究発表終了

長崎ブリックホールをメイン会場として、第74回日本公衆衛生学会総会がスタート。

受付付近で学会関連情報のチラシをみているときに、「廣田先生・・・!」と声を掛けられました。
公衆衛生学会で毎回出会う卒業生でした。
彼女は、卒業後、医学系大学院に進学しました。
修士論文をまとめ終わり、今年から、ドクターコースに進学して研究活動を進めているとのことでした。
立派に成長していく教え子の姿をみるのはうれしいものです。

このところ、公衆衛生学会初日の特別講演(今回は招待講演でした)は得るものがたくさんあります。
今回は、長崎県とのかかわりが強いTVキャスターの草野仁氏の講演「いつもチャレンジ精神で」でした。
今年の講演も、我が身に照らし、多くのことを考えさせらるご講演でした。

アナウンサーとしての裏話には思わず笑ってしまいましたし、番組で関わりの深い黒柳徹子さんやご自身の例を挙げてお話くださった「事を為そうとするときに年齢は関係ない、思いついた時が適齢期である。途中で投げ出さずにやり続けることが大切。やりたいと思ったことに敢然と取り組んでいくことで、新しい自分の発見につながる」というお話には、とても刺激を受けました。

いつもリタイアした後はのんびり、ゆっくり過ごしたいなあと思っていたのですが、それではいけないのではないかと思えるお話でした。
いいお話を伺うことができました。

午後の最後のセッションで研究成果を発表し、そのあと、自由集会に参加しました。
初めて参加したテーマの自由集会でしたが、また新しい研究コミュニティーに関わらせていただいたように思います。
実り多い学会初日でした。

明日は、世話人を務めている自由集会があります。参加してくださる方にとって実り多い自由集会になりますように・・・と言っても、私ができることはあまりないのが心苦しいのですが・・・。

2015年11月3日火曜日

長崎です

かもめのデッキ

長崎に着きました。
885系の「かもめ」はやはりいいですねぇ。
皮張りシートはだいぶ使い込まれた感じになっていましたが、ゆったりしていて乗り心地がいいのです。

デッキも車窓が広く、まさに「ワイドビュー」が楽しめるようになっています。

以前乗ったときに、確か左側に海が見えたと記憶していたので、左サイドに座りました。
佐賀ではバルーンフェスティバルの開催中。

その関係で13分遅れで長崎駅に着きましたが、バルーンを間近に見ることができてラッキーでした。

←(クラゲのように映っているのは電車の照明です、夕方になりつつあったので・・・)

同じ車両にいた子どもたちが「バルーンさん、飛んでる飛んでる!」と喜んでいました。

まあ、おとなでもうれしくなってしまうので、無理からぬことです。

ときどき稲刈り前の田んぼが見えました。
このあたりは、晩成種のお米をつくっているのですね。
11月に黄金の稲穂を見るのは、何だか不思議な感じでした・・・。

諫早湾の海が左側に見えました。記憶は正しかったようです。

長崎駅に着いた時には、あたりは暗くなっていました。
降りたホームで885系車両をカメラにおさめている人たちがいました。

その気持ちもよくわかります。

今日はゆっくりできる日なので、もう夜になってしまいましたが、少し長崎の町を歩いてみます。

祝日の出張

昨日は気温の低い日でしたが、文化の日の祝日である今日はまた暖かくなるようです。

祝日とはいえ、松本大学は授業日です。

授業日数を確保するために、祝日授業日が年間を通して何日かあるのです。
11月は23日も祝日授業日。
昨日ゼミナール時に3年生と「勤労感謝の日に、講義があるのはいかがなものでしょうね」と話をしたところでした。

授業日である本日、私は大学にはおりません。
長崎市で開催される第74回日本公衆衛生学会総会に参加するため、長崎に向かっております。

大会のプログラムは明日の午前中からなので、今日のうちに長崎入りしておくことにしました。
実は、世界文化遺産の軍艦島などを訪れてみたいと思っていたのですが、船の予約がとれませんでした。
予約開始日に仕事に追われて数日遅れてしまったら、もう予約受付完了になっていました。
・・・とり合えず、本日は長崎に到着すればOKという日になり、比較的ゆっくり出発です。

9月末に福岡市で日本栄養改善学会があり、その時は新幹線を乗り継いで行きました。
今回はさすが電車乗車時間が長すぎると思えたので、飛行機を使うことにしました。
あまり好きではないのですが・・・。
博多-長崎間の「かもめ」の車両が好きなので、飛行機は羽田ー福岡間にしました。
こんなルートで長崎入りする参加者は少ないかもしれません。

なんとかポスター発表の準備はしたのですが、その他の情報チェックに時間がかかり、昨夜の就寝時刻は午前2時頃でした。
いろいろ準備不足です。先ほど名刺ケースを忘れたことに気づきました。
まあ、必須のものではないのでなんとか乗り切れるでしょう。

寝不足の分、苦手な飛行機の中は眠っていくことができると思います。

2015年11月1日日曜日

10月から11月へ

今週末、松本大学5号館では「まつjもとシニアカレッジ」が開催され、人間健康学部の学部棟である6号館では、教員免許更新講習の講座も開かれていました。

週末もにぎやかでした。

そして、私はというと、31日の土曜日は平成27年度臨地実習(公衆栄養学)報告会に出席していました。
学科長として「講評と謝辞」という役目を仰せつかっていました。

4単位設定されている管理栄養士取得のための臨地実習ですが、4年生はこの報告会が臨地実習関係最後の報告会となります。
栄養教諭教員免許の取得をめざしている学生は、これから教育実習の報告会がありますが・・・。

当日までの間、この報告会のために皆で準備を進めていたた4年生。
スーツ姿で報告する姿を晴れがましく見ておりました。

行政が担当する公衆栄養学分野の業務は多岐にわたるため、それぞれの学生たちが実習でやってきたことを統合させるこの報告会が重要な意味を持っています。

発表内容に関しては、聴講していた3年生から建設的な意見も出されました。今後ブラッシュアップを図っていくことができればと思います。

4年生の皆さん、お疲れ様でした。
またひとつ肩の荷を降ろしたことでしょう。
今後は、ますます卒業研究と国家試験に向けての学習を充実させていきましょう!!

日曜日も仲間の皆さんとの学習会があり、大学に来ました。
学習会のあと、予定していた自分の仕事も終えて、ひとまず「ほっ!」。

月替わりの週末はこんなふうに過ぎました。