2016年12月31日土曜日

2016年度最後の夕暮れ時

大晦日です。

この4日間、大掃除と新年の準備とで頑張りました。
片付けはやや残りましたが、日も暮れてきたので掃除をして区切りとしました。

ふと見上げた夕暮れ時の空に、金星と三日月がありました。
金星が本当にきれいです。
,なんとか無事に2016年の大晦日を迎えられたことを祝ってくれているのかもしれません。

この1年お世話になりました皆様、ありがとうございました

新年はどのような年になるのでしょう。

皆様にとって、幸せな年でありますように!!

2016年12月28日水曜日

長野市は❆雪❆です

昨夜、大学を出たときには、20時半を回っていました。
「寒くなってきたわぁ
・・・と思っていたら、姨捨のトンネルを抜けると湿った雪が吹きつけていました。

そして、今朝、長野市は白い世界になりました。

松本は晴れているのかしら???

昨日、抱えていた仕事を2つ―研究報告書の原稿と研究助成の申請書―を終わらせて
・・・まだまだ、冬休み明けまでにしないといけない仕事はあるのですが・・・
今日は、家の片付けと遅ればせの年賀状書きを進めようと思います。

ではでは・・・!!

2016年12月27日火曜日

年の暮れの雨

松本大学は昨日の12月26日が本年最後の授業日でした。

月曜日は講義があり、夕方には今年最後の学内会議もあって、「2016年が終わるのですねぇ!」という感じがしませんでした。

今日から全学休業となっていて事務局の皆さんもお休みに入っていますが、やり残した仕事が山積みで自分の用事を済ませてから大学に来ました。

他にも何人かの先生方が仕事をしていらっしゃる様子です。
そして、学内には暮れの大掃除に取り組んでいる業者さんもいます。

今日は雨が降っていてなんだかしっとりした気分です。
おまけに、休業モード満杯なので、仕事のエンジンがかかるまで少々時間がかかります。
この間に、カレンダーも新しいものに換えて少しは新年の準備をしました。

さて、そろそろエンジンをかけてスタートしましょうか!!!

2016年12月24日土曜日

よくあることではありますが・・・。

12月23日の天皇誕生日、松本大学は講義日でした。

1年生の大学入門の講義の担当回で5時限目に講義があり、その後もいろいろ立て込んでいる仕事をしていたら、21時を過ぎてしまいました。
年末の貴重な祝日も休日とは程遠く・・・

昨日、やり残した仕事もあり、人間健康学部スポーツ健康学科の卒研発表会でもあったので、大学に来ています。
午前中、卒研発表会を聞かせていただきました。
健康栄養学科の卒研発表会とは違って、ピリピリした感じではなく、なんだか和やかな感じがします。
とてもいい感じ・・・そして、興味深く聞かせていただきました。

ところで、今朝、長野市は雪景色だったのです。
「ぼた雪(ぼたん雪)」と呼ばれる大粒の雪が降っていて、あたりはすっかり白くなっていました。


たぶん、松本は雪は降っていないだろうと思っていましたが、案の上でした。

←松本上空には青空も見えていました。

冬型の気圧配置になるとよくあることではありますが、昨年は松本のほうが大雪ということがよくあったように思います。

「やっぱり、松本は晴れかぁ」というこの感覚は久しぶりです。
午後はやるべき仕事を片付けて早めに帰宅しようと思います。

スポ科4年生の皆さん、卒研発表しっかりなさってください!!

2016年12月22日木曜日

クリスマスパーティー

クリスマスイブイブイブの本日・・・4年ゼミ生たちは食材を持ち寄って ポットラックパーティーを開いていました。

Merry Christmas!!

お料理が整ったところで私にも声をかけてくれました。

先日から置いてあるクリスマスツリーに加えて、折り紙のチェーンで飾り付けられた教室
←テーブルの上にもかわいらしい折り紙がたくさん置かれていました。

さすがですね、8名の乙女たち!! →

ごちそうさま。

全部は食べきれず、おいしそうな手づくりのチョコレートケーキは明日のおやつにとってあります。
昨夜は大学教職員の忘年会だったので、食べすぎかな?!

ちょうどいいタイミングで先日お伝えしたJ-milk主催の平成28年度「学生のための乳の研究活動支援事業」研究活動成果報告会でいただいた最優秀賞の表彰状が届きました。

皆にご披露!!

12月11日に開催された当日の表彰式では、「乳利用普及部門」で最優秀賞をいただいたものの、受賞者名が入っていない表彰状をうけとりました。

受賞者名を入れていただくために、いったんお預けしてきたのです。
それが届いたというわけです。

その日のことは下記をご覧ください。
http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2016/12/blog-post_11.html

受賞者のところに、きちんと・・・

松本大学
人間健康学部健康栄養学科
栄養教育ゼミナール 殿

と記されています。

以前もご紹介した楯も合わせてごらんください。     →

夕方にはきれいに片付け終わり、通常の教室に戻りました。

そして、4年生の気持ちもリフレッシュ!!
いよいよ管理栄養士国家試験の学習に向けてラストスパートですね。
                      しっかりね!!

2016年12月20日火曜日

赤ペン先生より

松本の街もクリスマスモード。
卒研発表会が終わり、年末モードの街の風情に気が付きました。

昨夜は、ゼミの卒研発表会ご苦労様会。
ゼミの4年生と3年生が集まりました。

3年生のうちの5名はキャリアセンターが企画したメイクアップ講座を終えての出席で、いつもと少し違った雰囲気でした。
3年生は就活モードに切り替わるのですね。

ひと山越えた4年生は晴れやかな様子で、打ち上げ会はにぎやかでした。

4年生から、花束をいただきました。
4年生は、私の色の好みもよくわかっていてくれます。

ありがとう!

「赤ペン先生、ありがとう ♡」
と書かれたメッセージカードが添えられていました。

そう、卒研提出の時期、私は赤ペン先生になるのです。

振り返れば、毎年卒研ゼミ生はなんだかんだ言いながら、よくそれにくらいついてきてくれるのです。

こうした経験が社会人になったときに活かされるはずと信じて、私も目をショボショボさせながら頑張るのです。

こちらこそ、ありがとう! 頑張ってくれる皆さんの姿が励みです。

2016年12月18日日曜日

卒業研究発表会を終えて・・・

12月17日(土曜日) 松本大学人間健康学部健康栄養学科の平成28年度卒業研究発表会当日。

1日がかりで、各ゼミナール1演題となっている口頭発表が14演題、ポスター発表46演題の研究成果が報告されました。
私のゼミは、一人1研究としているので、8名の卒研ゼミ生のうち7名はポスター発表でした。

3年生は全員出席し、受け付け、会場、進行などの運営スタッフも務めてくれました。
2年生は年明けにはゼミの所属を決めることになっているので、全員参加。
他に、1年生も数名参加してくれていました。

前日に、ゼミの4年生から、「先生からお誘いがあれば、昨年のゼミ長が来てくれるかもしれません」との情報を得たので、前夜にメールをしていました。
でも来ていただけませんでした。

終了後、「前日に大きな飲み会があり、二日酔いで、メールを見るのが遅れました」というメールが届いていました。
(彼は、このblogをよく見てくれるので、こんなことを報告するなと怒っているかも? ごめんなさい!)
社会人になればそういうこともあるのは、私にもよくわかるので、私は怒っていませんよ。
でも気をつけてね!

そうそう、杉山ゼミの発表で、お酒の有害性に関する研究発表もありましたよ。

さて、発表会の口頭発表者は皆、立派に発表できたと思います。
授業のなかでも、いろいろな場面でプレゼンテーションする機会があるので、集大成の卒研発表会でも落ち着いてできるのかもしれません。

人文・社会学的研究から― 福島ゼミの「メルヒェンに潜むカニバリズム(人を食べる)」も興味深く聞かせていただきました。私は食育の視点で考えていたのですが、そういう面で得るものがありました― 自然科学系の発表(分子生物学的研究から、環境に関する研究までの広い視点での研究がありました)までがあり、改めて食・栄養の研究分野は広くて面白いと思いました。

1年生からの質問も出て、とてもよい報告会だったと思います。

発表会終了後、恒例のゼミ別の写真撮影。↓ 我がゼミの8名の乙女たちです。
ポスター発表をしたメンバーも、昨日までの発表練習を踏まえてにこやかに発表できたようです。
(私は、自分のゼミ生の発表には足を運ばなかったので、ゼミ生が送ってくれた写真によると・・・です。)

学生たちは数日のうちに成長してくれるのです。すばらしいですね。

そして、いつもゼミをする教室に戻った彼女たちは、次に向かっていました。
クリスマスに向けての相談です。
← 以前、キッズ・クッキングをしたときに購入したくクリスマスツリーを出してあげました。

この後は管理栄養士の国家試験に向けてスパートしてほしいところですが、数日は重荷から解放された気分で楽しんでほしいとも思いましたので・・・。

卒研の時の頑張りがあれば、きっと国家試験のための苦しい学習も乗り切ってくれると信じています。

卒業研究発表会で発表してくれた健康栄養学科がの4年生の皆さん、お疲れさまでした!!

2016年12月15日木曜日

卒業研究発表会に向けて

今週の土曜日12月17日は、松本大学人間健康学部健康栄養学科の卒業研究発表会です。

今、4年生は発表のスライドまたはポスターづくりの真っ最中。
夜遅くまで頑張っています。完成に近づいたゼミが多いことと思います。

健康栄養学科の卒研発表は、ゼミごとに口頭発表は1演題のみで、他のメンバーはポスター発表ということになります。

私のところの卒研生8名も発表練習の段階にまで進み、ポスター発表者7名は、発表時にどのように説明するのかをやってみようということになりました。

もちろん、私も各自のポスターや発表スライドに目を通してはいるのですが・・・、
私のところは一人1演題の発表ということになっているので、全部で8演題・・・あちらもこちらもと、あれこれしながらチェック作業をしているので、見落としてしまうところもあります。

ひとり一人発表練習をしてみると、修正点が見つかります。
多くの人の目で見てもらうことは大切ですね!

卒研ゼミ生のやりとりの様子を見ていると、微笑ましくなります。

「ここはどういう意味なの?」
「あれ、ここ間違っていない?」
「何だか、わかりにくいよ!」
「こっちのほうから説明したほうがいいんじゃないの?」
などなど・・・。

本人たちも
「まるで、姑(しゅうとめ)のようだね!」
「小姑がいっぱい!」
などと言いながら、意見をやりとり。

ゼミを代表して口頭発表してくれることになった一人のプレゼンテーションスライドについても、時間内におさまるように意見を出し合っていました。

10分という指定の発表時間におさまらず、12分を越えてしまうということでした。
発表スライドを映しだしながら、どうすれば短くできるが、皆で真剣に意見を出し合っていました。

いい、ゼミ仲間だなぁと思いながら見ていました。
思い出せば、昨年もこんな風景がありました。

明日の夕方には、3年生が会場設営をし、4年生の晴れ舞台が整います。

2016年12月11日日曜日

スゴイッ!! おめでとう!!!!!

うれしいニュースをお届けします。

実は、本日はJ-milk主催の平成28年度「学生のための乳の研究活動支援事業」の研究活動成果報告会でした。

私は昨年度J-milk「乳の学術連合」の「食と教育」の部の研究助成をいただいて研究を進めました。
今年の8月26日に学術研究報告会が開催され、「食と教育」の部の4つの研究の中から優秀賞に選んでいただいたことは、このblogでも紹介させていただきました。
http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2016/09/blog-post_16.html

J-milkが今年初めて学生の研究に対して研究助成をするという情報をいただきましたので、学生の卒業研究に合わせて構想を練って申請したところ、それが採択されたのです。

私の卒研ゼミ生のうち2名が高校の硬式野球部の栄養サポートをすることになり、その活動の中で研究テーマを設定していました。
そのうちの1名の研究に牛乳・乳製品を組み入れてみたのです。

この成果報告会は、「食育・栄養指導部門」「乳利用普及部門」「マーケティング部門」の3部門がありました。
私たちとしては、「食育・栄養指導部門」の研究のようにも思っていたのですが、「乳利用普及部門」に組み入れられていました。

「食育・栄養指導部門」は11研究
「マーケティング部門」は7研究
の発表があり、それぞれから優秀賞2つ、最優秀賞1つが選ばれました。

私のゼミの学生が発表してくれた「乳利用普及部門」は3研究とエントリー数が少なかったので、最優秀賞が1つだけ選ばれることになっていました。

そして、そして・・・我がゼミの研究がその最優秀賞に選ばれたのです。

発表してくれたのは4年ゼミ長の坂詰麻由さんでした。
いっしょに栄養サポートを進め、少し異なった視点で研究を進めてくれた櫻井恵莉さんも発表のサポート役を務めてくれました。

研究を進めさせていただきました高校野球部の監督さん、選手の皆さん、マネージャーさんほか、お世話になった皆さんにお礼を申し上げたいと思います。

おめでとう!! よかったですね!!!

発表時間内できちんと発表でき、発表後の質問やコメントにも適切に対応し、立派な発表でした。

ゼミのメンバーがそろって参加している研究室も多かったので、4年ゼミ生がそろって参加すればよかったかなとも思いましたが、他のメンバーは自分の卒研のまとめに頑張ってくれていると思います。

ゼミとして、楯と表彰状をいただきました。

表彰式の時には、まだ受賞者の名前が入っていなかったので、名前の入った表彰状は楯とともに、後日、送ってくださるそうです。

私たちの発表は午前中の3番目だったので、午後は隣の会場で「食育・栄養指導部門」の研究発表を聞いていました。

栄養系の研究のアプローチとは異なる研究も多く、興味深く聞かせていただきました。

表彰式のあとは情報交換会で、学生たちも他の分野の研究室の先生方や学生の皆さんと交流していました。
私もJ-milkのご関係者の皆様などから、次につながる情報をいただくことができました。

卒研のまとめと管理栄養士国家試験のための学習で忙しい中、朝早くから夜まで拘束されてしまうのは少しかわいそうな気もしていましたが、学生時代の誇れる体験になってくれればと願っています。

お疲れさまでした。卒牛研究発表会も頑張りましょうね!!

この週末も・・・

松本大学健康栄養学科の4年生は、卒業研究のまとめに向けてラストスパート。
次の土曜日17日が卒研発表会です。

そんな中、私は本日、東京に出かけていました。
その詳細はあとで報告しますが・・・

今週末も過ぎ去ろうとしています。今年の週末もあと2回と1日です。
年末の片付けができるのか心配です。

10月から、毎週末、何か何かがあって週末の休日がないのです。

昨日の土曜日は入試業務。
その前の週の土曜日は、信州大学の先生方と進めている研究チームの成果報告会、日曜日は長野県栄養士会の仲間との自主学習会。
その前の土日は学会で大分市に出かけ、その前の土曜日は長野県栄養士会の生涯教育研修会の進行役を務め、日曜日は入試業務。

その前の週の土曜日も入試業務で、日曜日は長野県栄養士会と日本栄養士会の共催による健康セミナーの進行役。
その前の週の土曜日は日本栄養士会の会議で上京し、日曜日は長野県学校給食献立コンクールの審査会で委員長を務め・・・その前の10月30日日曜日がやっと普通の日曜日でした。

思い出すだけで、ため息が出てきます。
この間のことで報告したいこともあるのですが、まずは、目をショボショボさせながら学生たちの卒論のチェックで毎日が過ぎてしまいました。

来週以降も・・・
17日の土曜日は卒業研究発表会。
18日の日曜日は人事関係の大事な用事があり、
23日の祝日は授業日で、
24日のクリスマスイブはキッズクッキングの予定があり・・・この日は学生たちに任せて、お休みにしようkしら???

・・・さて、どうなるでしょう?

2016年11月30日水曜日

明日から師走です・・・

しばらく、ご無沙汰してしまっている・・・と思っているうちに、明日から (もう30分ほどで日が替わりますが) は、師走です。
早いですね。

先週後半は、学会出張で大分に行っていました。

週末までに提出しないといけない校正原稿が4つあり、それを持参して出かけていたので、気持ちにゆとりがなく、blogの画面に向かえませんでした。

うち、1つは長野からの移動途中で作業が終わり湯布院にてポストイン!
もう一つは学会の空き時間にチェックして、大分駅前のポストに投函。
残りの2つはメールで送信しました。

間に合ってよかったぁ!!

・・・と言いつつ、実は大分には大学時代の友人がいまして、11月23日には久しぶりに会って別府の温泉宿に泊まっておしゃべりを楽しんだりもしました。
愛媛県の友人も大分に駆けつけてくれまして・・・

楽しかったぁ!!!

学会発表も何とか終えました。
その時の様子は、また報告しますね。

留守中に積み重なってしまった仕事を片付けているうちに、11月最終日を迎えてしまったというわけです。

もうすぐ、師走・・・そして新年を迎えるのですね・・・その前には卒業研究発表会などもあります。
引き続き、ゆとりのない日々が続くのです・・・。

2016年11月15日火曜日

残念!! スーパームーン

先週、松本市で開催された世界健康首都会議の翌日の土曜日はAO入試の実施日で、大学におりました。

そして、その翌日の日曜日は(公社)長野県栄養士会と(公社)日本栄養士会主催、花王株式会社協賛の「メタボリックシンドローム予防のための健康セミナー」の進行役を務めるため、大学に来ていました。
松本大学が会場だったのです。

花王株式会社のスタッフとして来てくださっていた管理栄養士さんは、日本栄養士会の研究教育事業部企画運営委員をいっしょに務めている方(副委員長をしてくださっています)で、松本大学でお会いできるのはうれしいことでした。

他にも数名のスタッフの方が駆けつけててくださっていました。

花王の三日月のロゴマークの由来についてお聞きしてみました。
・・・創業当時、「顔を洗う」石鹸づくりをめざしたことから「花王」という名称になったのだそうです。
ロゴマークはいろいろ変わってきたとのことで、最初は、顔が左側にあって右向きの顔だったそうですが、右向きの三日月はこれから欠けていく月であるのに対して、今使われている左向きの月は満月に向かう上弦(じょうげん)の月で、その方が縁起が良いということで変更されたのだそうです。

周りの皆さんも「な~るほど!」という感じでした。

「健康セミナー」は、運動と食事に関する講演が2本というプログラムでしたが、どちらも実践につながるとてもいいお話でした。

そして、翌日の月曜日。
しばらく前から楽しみにしていた68年ぶりのスーパームーンが見られるはずの日でした。

ところが ;;; 月の見えるだろう時間帯には雨になっていてお月さまは見えませんでした。
残念!!

でも昨日は、3・4年のゼミ生が私の誕生日のお祝い会を開いてくれました。
私の誕生日は10月なのですが、私が忙しくしているので、のびのびになってしまって・・・昨日になりました。

かわいらしい花束とメッセージを記した色紙をいただきました。
メッセージを読んで、「また、頑張ろう!!」 という気持ちが湧いてきました。

ゼミ生の皆さん、ありがとう!!

2016年11月11日金曜日

第6回世界健康首都会議が終了

今週は、アメリカ大統領の選挙結果に驚愕。
アメリカで何かが起こっている・・・なんだか、世界が変わっていく前兆のような気がして不安になったのは、私だけではないと思います。

この選挙結果を受けて、デモが行われ、まだ混乱が続いているようです。

こんな大きな世界的動きのなかで、個人的な「ほっ!」という情報で、すみません。

11月10日・11日と松本市で開催されていた「第6回世界健康首都会議」が終了しました。
11月2日のこのBlogで報告しましたが、私、11日の最後のプログラムである

パネルディスカッション 
テーマ「予防カルチャー ~暮らせば健康になるまち~」
予防を個人の心掛けから、健康への投資と捉える社会の構築に向けて


のパネリストを頼まれ、気が重かったのです。
何とか終わり、ほっとしています。

株式会社三菱総合研究所理事長の小宮山宏先生が統括コーディネーターを務められ、パネリストは私のほかに・・・

近藤克則先生(千葉大学医学部・予防医学センター 教授)
田中茂穂先生(国立健康・栄養研究所基礎栄養研究所 部長)
渡辺俊介先生(日本健康会議 事務局長)

というそうそうたるメンバーだったので、気が重くなっていたのもわかっていただけると思います。
務めが果たせたのかはわかりませんが、気が重い仕事が終わってよかったです。

私のことはさておき・・・
この会議では、海外基調講演として、ドイツフライブルク市前第一副市長 ハンスヨルグ・ゼー氏と、台湾高雄市政府社会局老人福利科科長 ヨウ・イクレイ氏、高雄市老人研究発展中心長教授代表 チン・ケイビン氏のご講演がありました。

経済産業省ヘルスケア産業課長 江崎禎英氏のご講演、取組報告が3つ、松本発「健康先進都市ゼミナール」ワークショップレポートのお話もあり、いずれも私にとっては刺激的で、私自身の活動を考えるにあたっても得るものが多い会議でした。

もうこの会議で壇上に上がる出番はないと思いますので、次回からは、この会議・・・そして、世界健康首都としての松本市の取組の発展を楽しみに参加したいと思います。

そうです・・・
毎年、松本市「世界健康首都会議」実行委員会から依頼を受けて、健康栄養学科の学生がメニュー提案するのですが、本日はその「健康づくり応援弁当」(信州ACE弁当の基準に適合)が提供されました。
今年は1年生だけのメンバーで、株式会社王滝の木村管理栄養士さんと本学の成瀬先生、地域健康支援ステーションの飯澤管理栄養士さんの指導と支援をいただいて作り上げてきたお弁当でした。
カラフル健康ランチBOX
という名称で販売されました。

いつもは学生が会場に来てプレゼンテーションをするのですが、今年はメンバーが皆、授業の関係で出席できず、スライド放映となりました。

1年生らしい、とてもかわいらしいプレゼンテーションにまとまっていました。
お疲れ様でした!! 頑張りましたね!!!

2016年11月8日火曜日

Worksiteで栄養教育をテーマとした卒業研究

私の研究室の卒研ゼミ生のうち3名は、Worksiteつまり職場における栄養教育を研究テーマとしています。

これまで、塩尻市にあるプレス加工のメーカーさんの社員食堂で、ヘルシーメニューを提供させていただいたり、その献立をもとにした栄養教育などをさせていただいたりといった活動をしてきました。
本学の地域健康支援ステーションの活動の一環でもあります。
活動は3人が共同で進めていますが、それぞれの研究テーマは異なっています。

いよいよ卒業研究もまとめの時期になり、本日は、彼女たちが提案したメニューで昼食を提供する最終日でした。

朝、早くから厨房に入って頑張ってきたようです。

社員食堂での給食提供は委託会社がなさっていて、そこの栄養士さんはもとより、メーカーさんの管理部門の方々のご協力のもとに実施できた取組みでした。

私はいっしょに行くことはできませんでしたが、最終回の今日は調理作業にも慣れ、これまでお世話になった皆さんに
「ずいぶん段取りや手際が良くなって、若い人の成長ぶりはすごいですね」とほめていただいたり、
喫食してくださった社員の皆さんには、
「とてもおいしかったので、またぜひやってみてほしい」と言われたりしたのだそうです。

とてもやりがいを感じつつ、大学に戻ってきた様子です。

個別の食物摂取状況調査もさせていただいたのですが、11月11日はその結果をお返しして、締めくくりの栄養教育の時間をいただいています。

しばらく前から、3名の卒研生は、そのプレゼンテーションづくりに熱心に取り組んでいました。
今日の3年ゼミの時間には、3年生の力も借りて、プレゼンテーションのブラッシュアップを図り、皆さんに配布する資料を準備していました。

社員の皆様の健康づくりにつながることを願っています。

この活動の継続については模索中ですが、今回お世話になりました多くの皆様にお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました!!

2016年11月6日日曜日

学校給食に長野県産物を活用した献立コンクール

今年も、この時期恒例の「学校給食に長野県産物を活用した献立コンクール」が開催されました。

今日は朝から2次審査会でした。
このコンクールは(公財)長野県学校給食会主催ですが、私は、毎年、審査委員長を務めさせていただきます。

なぜか、このコンクールの日は寒いのですが、今年も薄曇りの1日となりました。

2次審査会には応募数117献立の中から選ばれた10チームが参加しました。

どの献立も地場産物を活かしたもので、甲乙つけがたく、難しかい審査でした。

年々、質がよくなり、生きた教材としての価値も高くなっているように思います。

今の給食は、私が子どもの頃に食べた給食とは全く異なり、子どもたちは幸せですね。

薄味で素材の味が活かされた献立は、子どもたちの健康だけではなく、Child to Familyという形で家庭の食事にも影響を与えていると思います。

そんな役割も意識しながら、献立作成者の学校栄養士の皆さんのと調理員の皆さんには、頑張っていただきたいと思います。

その両者が想いが重なって、良い給食が提供されるのだろうと思います。

松本大学の卒業生の献立を審査できる日が来ることを楽しみしていたいと思います。

日本栄養士会の会議

土曜日は東京で会議に出席していました。
(公社)日本栄養士会の生涯教育担当者会議に(公社)長野県栄養士会の人材育成部長として参加したのです。

日本栄養士会では卒後教育の体系化を進めています。
「CEからCPDへ」という考え方です。

CEはContinuing Education(生涯学習)
CDPはContinuous Professional Development(生涯職能開発)

つまり受動的なシステムから、自ら自分の業務に適する研修を組んで職能を高めるという流れです。

この理念とあたらしい生涯教育システムを、一般の会員の皆さんに理解してもらい、意欲的に取り組んでもらうために各都道府県栄養士会は苦労しています。

意見交換の時間が設けられれていて、グループディスカッションのメンバーとなった愛知県や静岡県、岐阜県の担当者から各県の取り組みなどを教えていただき、参考になりました。

長野県栄養士会会員の生涯教育参加率が低くなる傾向のなかで、考えなければならないことが多いと感じました。
卒業していく学生たちの将来のためにも・・・ですね。

2016年11月2日水曜日

冬が近づいて来ました!

寒くなりましたね。
今朝、雲の合間から見えた北アルプスの山頂付近は雪化粧していました。
高速道路の反対側に見える里山の尾根の木々は色づいていました。

秋と冬が混在する季節です。

11月に入って、卒研生は卒論のまとめに向けて、アクセルを踏み込みました。
今日もまだ、3名のゼミ生が実習室で作業をしています

頑張りどころの1か月間です。

私は来週に迫った松本市の第6回世界健康首都会議に向けて、プレゼンテーションファイルをつくらないといけないのですが、どうにも話の内容がまとまりません。

昨日、このイベントを主催する商工観光部の部長様が大学にお越しくださって、詳しい話をしてくださいました。
少し頭が整理できたように思いますが、まだアクセルを踏み込むという感じにはならなくて・・・困っています。

構想がまとまったら、ハイスピードで仕上げたいと思います。

2016年10月31日月曜日

Happy Halloween !!

土曜日、日曜日に続いて、今夜も渋谷はハロウィーンでにぎやかなようです。
すっかり秋の大イベントになりましたね。

私の周りではその気配はありませんが・・・。

でも、今日は講義の受講票にHappy Halloween !!と記した学生たちがいました。
学生たちの間では、何か予定があるのかしら??

明日から11月です。
今年もあと2か月・・・早いものです。

やり残しの仕事をこなしていかなくっちゃ!!

2016年10月30日日曜日

名古屋→塩尻→諏訪→松本→長野

先週末の金曜日。

前日に大阪から移動していた名古屋を朝一番の「特急しなの」に乗車して出発し、塩尻で「特急あずさ」に乗り換えて、諏訪市に向かいました。

(公社)長野県栄養士会主催の第39回長野県栄養改善学会に出席するためです。
会場のホテルに着いたのは9時過ぎでした。

会場には参加者が集まってきていました。
私は人材育成部長として、式典での出番が1つと研究発表会の「公衆栄養」分科会の座長を務めることになっていました。

今年は研究発表の申し込みが多くて、1つ1つの発表時間を短くしなければならず、発表者の皆様はご苦労されたのではないかと思います。
共同研究者の発表が2本、事前に相談を受けて少しアドバイスをさせていただいた研究が2本、いずれもしっかり発表できたと思います。

共同研究として発表してくれたのうちの1本は、松本大学の卒業生のもの。
初めての研究発表だったのですが、とてもよいプレゼンテーションでした。
さらに、卒業生の発表が2本ありました。皆、成長してくれていてうれしいですね。

発表エントリーが多いのはうれしいのですが、学会運営上の課題は残りました。

その学会では、もう一つ、とてもうれしいことがありました。

昨年の学会で発表してくださった中から本年度の長野県栄養改善学会賞が選定されていました。
私は人材育成部長として、開会式典でその選考過程などについて報告させていただきました。

行政の管理栄養士さんのご研究だったのですが、学会賞を受賞するとの報告を受けた町長さんが、その研究で取り組んだ腎臓病予防活動の成果に着目してくださったのだそうです。
町内で開業している医師の先生方を集めてくださり、医療機関との連携について話す機会を設けていただくことができたのですよと、うれしそうに話してくださいました。

長野県栄養士会の学会賞授与がそんな働きかけにつながったことは、主催団体としては本当にうれしいことです。

県レベルの学会ですから、学術的には全国レベルと同等というわけにはいきませんが、地域社会の健康増進につながる貢献ができたのです。

無事学会は終了し、私は、雨の中、上諏訪駅まで歩いて電車にのり、松本で上高地線に乗り換え、大学に戻りました。
大学に着いた頃には18時を過ぎていて、ちょうど授業を終えて反対方向に向かおうとしている学生たちとすれ違いました。

ひと仕事し、大学で留守番をしていたマイカーに乗って長野に戻りました。
いろいろ収穫のあった今回の学会出張が終わりました。

2016年10月27日木曜日

今は名古屋です??

大阪で開催されている本年度の日本公衆衛生学会総会は、明日までの日程ですが、私は今、名古屋におります。

明日は諏訪市で長野県栄養改善学会が開催されます。
(公社)長野県栄養士会の主催で、私は毎年のことではありますが、学会賞選考経過についての報告と、研究発表分科会の座長を務めることになっており、明日まで大阪にいることができなかったのです。

今日のうちに長野に戻っておけばいいのにとお考えでしたか?
そうなのですよね!

しかし、今日は学会プログラムの後に自由集会が予定されていまいた。
毎年世話人を務めさせていただく食事調査に関する研究グループの自由集会が本日の予定になっており、それが、19:35~という遅い時間帯に開催されることになっていました。

欠席することも考えましたが、世話人になっていて、それも申しわけないかしらと思ったので、受け付け業務くらいはしてから帰ろうと思ったのです。

そう・・・名古屋まで戻ってくるのが精いっぱいでした。

自由集会では、本当に受け付け業務をさせていただいたくらいで失礼させていただき・・・研究に関する情報が共有できなくて、とても残念ですが・・・。

20時過ぎの新幹線に乗車して名古屋まで戻ってきました。

明日は、朝一番の「ワイドビューしなの」にのって、長野県栄養改善学会が開催される諏訪市に向かいます。

いつも公衆衛生学会の後の自由集会では、学習会のあとの意見交換会の係りなのですが、今年はその役目も果たせず、とっても残念です。

来年は鹿児島市での開催とのことです。
鹿児島で皆さんにお会いできるのを楽しみにしていたいと思います。

2016年10月26日水曜日

大阪からピッツェリア・プロジェクトのアピール

大阪で開催されている第75回日本公衆衛生学会総会に来ています。
大阪駅周辺は、以前来た時とはずいぶん変わり、めざすところに行きつくまで時間がかかってしまいました。
都会の変容ぶりには、びっくり!!・・・です。

学会初日の本日、自分の研究発表が終了し、気が楽になりました。
昨日の午前中に準備することになってしまい、リハーサルが不十分だったため気が重かったのです。

多くの知り合いの先生方が声をかけてくださいました。
こうした出会いは、学会の楽しみの一つでもあります。

学会の準備に追われていた10月24日の夜は、以前にもご紹介したピッツェリア・プロジェクトのプレス発表の日でした。

ピッツェリア・プロジェクトについては、下記をご覧ください。
http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2016/09/blog-post_28.html
http://matsu-nhirota.blogspot.jp/2016/10/blog-post_14.html

私は、学会準備に追われていてプレス発表の場所まで行くことができませんでしたが、テレビ局や新聞社の記者の皆さんなどが来てくださったそうです。

翌10月25日にテレビ局が地方ニュースで取り上げてくださる予定とのことでしたが、私は大阪に向かっていたので、見ることはできませんでした。

学生たちは自分の提案したメニューについてアピールさせていただいたようです。

素敵な経験になっていることと思います。

左の写真はその時に配布されたものだそうですが、月替わりのメニューブックでもこんな感じの情報提供がなされるそうです。

長野県の「3つの星レストラン」の基準に該当したヘルシーメニューになっています。

11月は、
松本一本ねぎとチキン信州見味噌のピッツァ 
キノコたっぷりかぼちゃソースパスタ
です。
いずれもサラダ・ドリンク付きです。

機会がありましたら、お楽しみください!!

よろしくお願い致します。

2016年10月25日火曜日

大阪に向かっています。

明日から大阪で開催される第75回日本公衆衛生学会に参加するため、大阪に向かって移動中です。

週の初めの日中の時間帯ですから、電車はすいているだろうと思っていたのですが、案外、人が多くてびっくりです。
もちろんお仕事かなという方もいますが、インバウンドの方々とシニアの皆さんが多いように思います、
世の流れを感じてしまいました。

午前中、大学で仕事をしてから出発しました。
研究発表の準備ができていなかたtのです(・・・まだ十分できているとはいえませんが・・・)。

そんな中、今年の3月に卒業したゼミ生が訪ねてきてくれました。
出発前に合うことができてよかったです。

プレゼントをいただきました。
学会準備に追われていて頭から抜けていましたが、プレゼントをいただき、今日が誕生日であったことを自覚しました。

覚えていてくれて、ありがとう!! とてもうれしかったです。
大切に使わせていただきますね。

間もなく、大阪に到着しそうです。
一人でささやかに誕生日を祝いましょう!!

2016年10月22日土曜日

松本山雅スタめし発表会と鳥取の地震

昨夕、松本山雅スタめし発表会が開催されました。
第7期ですって。

松本山雅FCと地域の業者の皆様、ホームスタジアムのアルウィンにに足を運んでくださるサポーターの皆様に支えられて続いてきた事業です。

今年は、18メニューの中から、3作品が販売ということになりました。

学生たちの想いを活かしつつ、製作販売してくださる業者の皆さんが、製造工程やスタジアムでのオペレーションを勘案して検討を重ねてくださった結果です。

1年生2名の考えたカレーとフルーツデザート系のバーガーと、3年生の考えたたい焼きのアレンジ「たいおやき」、同じく3年生の提案した納豆入りのメンチカツの3品です。

どんなメニューかは、10月23日のホームタウンゲームでの販売を楽しみにしてください!!

発表会には、松本山雅FCから、ホームタウン担当の片山真人氏とクラブマスコットのGanz君が駆けつけてくれました。
ありがとうございました。

このスタめしが松本山雅チームがJ2リーグから、J1へ駆け上がる後押しになりますように!!

その発表会が終わってひと仕事して帰ろうと車に乗ったところで、鳥取で地震があったことを知りました。
いつも大変お世話になる先生がお住まいの地域だったので、とても心配になってメールをしました。

ご自宅は大きな被害はなかったとのお返事で、ほっとしました。
ちょうど学生の実習の巡視訪問で鳥取市の方にお出かけだったそうです。
大学の建物で少し被害があったようで、明日行って確認するのがこわいとおっしゃっていました。

今年は大きな地震が続き、なんだか不安になります。
防災意識を高めないといけないですね。

2016年10月21日金曜日

ゼミ長の笑顔が素敵です!!

信濃毎日新聞という長野県の地方紙があります。私たちは親しみを込めて“信毎”と呼びます。

長野県は大きくは「北信」「東信」「中信」「南信」の4つの地区に分けることが多いのですが、信毎の紙面には、この県内の地区ごとのニュースを掲載するページがあります。

松本大学は中信地区にあります。

中信地区の紙面には「研究室 おじゃまします」という連載コラムがありまして、本日の紙面で私の研究室を紹介していただいています。
これまでに、本学の研究室のいくつかが紹介されているのですよ。

9月下旬に女性の記者さんが取材にいらっしゃいました。
その時に、本当にいろいろお話させていただいたのですが、そのとりとめのない話を適切にまとめて下さっていました。
さすが記者さんですが、ご苦労なさったことと思います。

私自身は、とても恥ずかしいのですが、4年生の卒研ゼミの時間に取材に来てくださったので、4年ゼミ生の話も聞いてくださり、ゼミ長のインタビューが「学生に聞く」というミニコラムとして載っています。

とても素敵な笑顔だったので、紹介したくなりました。
信毎をご覧になることができる皆様、私に関する記事内容はさておき、彼女の笑顔を見てあげてください。

2016年10月17日月曜日

ツクリタケ??

ツクリタケってご存知ですか?
マッシュルームの和名ですって!! 知らなかったぁ!

そもそもマッシュルーム(ズ)というのは英語できのこのことを指すわけですから、私たちが普通に呼ぶマッシュルームにはちゃんと名前があるということですね。
不勉強で知りませんでした。

今日届いた農林水産省が発行している雑誌が「きのこ」特集で、それを見ていて知りました。

さっそく日本食品標準成分表を見てみると、ちゃんと解説に記載されていました。
ホワイト種、オフホワイト(クリーム)種、ブラウン種などがありますが、成分値は1食品として記載されています。

学生たちにも説明するのですが、日本食品標準成分表は基本的には1食品1標準成分値を収載しています。
1成分値でないものもありますが・・・興味があったらご覧になってみてください。
本当に食品成分表は情報満載で、じっくり見ているとおもしろいのです。

でも、管理栄養士・栄養士さんたちは日常業務の中で、じっくり見ている時間はあまりないのが現実です。

今日は、大学祭の片づけ日で、キャンパス内はひっそりとしています。
係の学生と教職員の皆さんが片づけの残りをしています。

授業日確保の関係で、来年度から片づけ日の月曜日が授業日となる方向です。でも日曜日中に片づけるのはたいへんそうです。大丈夫かしら?

係の皆さん、お疲れ様です。

2016年10月16日日曜日

梓乃森祭、終了間近

第50回の記念すべき大学祭「梓乃森祭」が幕を閉じようとしています。

多くの来場者があり、キャンパスで出合った卒業生は、大学から離れた臨時駐車場からずいぶん歩いて到着したと言っていました。

好天にも恵まれ、本当によかったです。

朝一番で、昨日もお邪魔した茶道部の茶席に伺いました。
お正客席で、健康栄養学科2年の男子学生のお点前でお抹茶をいただきました。

私も裏千家の名取りではあるのですが、お点前を見ていて手順を忘れてしまっているかもしれない自分に気づきました。
情けない名取りです。

その後、ゼミ生がたくさん参加している「和カフェ 松大カフェ×obusedo」で梓乃森祭限定の「いがぐり」とコーヒーをいただきました。

←生菓子仕立てで中に入っている栗あんが上品な味を醸し出していました。
お抹茶をいただきたくなりましたが、コーヒーとの相性も良かったと思います。

廣田ゼミから貸し出した角皿にはドングリなどの秋の木の実が飾られていました。
そして、3年ゼミ生のお祖母さまがつくってくださったという折り紙の手毬も素敵でした。
学生のテーブルコーディネートもすばらしいですね。        ⇒

お昼には、模擬店でおでんとたこ焼きと豚汁を買い込んでいただき、お腹がいっぱい!!

14:00からは姜尚中氏の特別講演に参加して、示唆に富んだお話をお聴きすることができました。

そろそろ帰宅しようかなと思って研究室に戻ると、うれしいメールが届いていました。

先日、このblogでもご紹介したピッツェリア・プロジェクトについて、メンバーの代表が毎年大学祭で開催される「地域貢献大賞選考会」にエントリーしていました。

そのプレゼンテーションが大賞(学長特別賞)に選ばれたのだそうです。

審査員の皆様に、このプロジェクトチームの活動を認めていただけたなんてうれしいことです。
レストランのお客様にも受けいれていただけますように!!

なんといっても長野県の「3つの星レストラン」事業の基準に適合するヘルシーなメニューですから・・・たくさんの方々に召し上がっていただきたいです。

50回記念の梓乃森祭にお越しくださった多くの皆様、
ありがとうございました。

梓乃森祭と卒業生

松本大学の大学祭「梓乃森祭」がスタートしました。
私は研究室で仕事をしていましたが、ときどきブラッと大学祭の会場へ・・・。

キャンパス内のウッドデッキではいろいろなプログラムが進行していました。
野外ダンスに健康栄養学科3年生の女子学生ペアが登場。
すばらしいダンスに見とれてしまいました。
その前にはアカペラのコンサートもあったのですが、普段の教室で見るのとは違った学生たちの姿を見ることができます。

開会式で学生委員会委員長が、「10年前は教員がサポートしないと進まなかった大学祭が、今では学友会の実行委員にお任せできるようになった。大学は場所を貸しているくらい・・・。」とおっしゃっていましたが、本当にいきいきした学生たちの様子はうれしいですね。
皆、個性豊かな才能を持っていることを実感します!

卒業生も訪れてくれます。

今年の3月に卒業生したゼミ長の男子学生から、「大学祭に行きます」との連絡が入っていました。
現4年ゼミ生がサポートに入っているとなりの進藤ゼミのオム焼きそばのテントに行くと・・・
クラスメイトだった男子学生といっしょに後輩たちと話をしていました。
JAバンクでの仕事にも慣れてきたようです。
よかった、よかった!!

そして、うれしいニュースがひとつ。
4期生で、臨時任用で学校の栄養士として頑張っていた卒業生が、今年の長野県の栄養教諭採用試験に合格したと報告しに来てくれました。

長野県はこれまで学校栄養職員として任用されている皆さんを栄養教諭として再任用するための試験しかしていなかったのですが、昨年度から新任の栄養教諭の採用試験をするようになりました。

1期生で長野県の学校栄養職員として採用された男子学生は今も頑張ってくれています。
昨年は補欠合格したゼミ生がいたのですが、栄養教諭にはなりませんでした。

栄養教諭採用試験に合格して正式採用になる卒業生の誕生は初めてです!!
「よかったねぇ!!本当に!!」と二人でよろこび合いました。

おめでとう!! 今までの経験を活かして活躍してね!!

2016年10月14日金曜日

ピッツェリア・プロジェクト・チーム

秋空のもと、大学祭の準備が始まりました。
気持ちの良い日なので、それだけもウキウキしますね。
週末も天気にはめぐまれそうでよかったです!!

本学の地域健康支援ステーションが株式会社レオパレス21さん、株式会社あっぷるアイビーさんとの産学連携で進めてきたイタリアンレストラン「ピッツェリア」での学生提案メニューは間もなく販売となります。

来週にはプレス発表も予定されているのですが、本日、メニューなどに載せていただくプロジェクトチームメンバーの写真撮影が行われました。

←来月から、レストランでのメニューにこの学生たちの写真が載ります。

そして、そして、当初松本市内の2店舗のみでの販売予定だったのですが、株式会社あっぷるアイビーさんのご配慮で、長野市と上田市の店舗でも販売されることになりました。

私も長野市のほうでいただけることになったので、とてもうれしく思っています。

どうぞ、来月からの月替わりの作品をお楽しみに!!
召し上がってみてくださいね」!!

2016年10月12日水曜日

第50回梓乃森祭が近づいてきました!!

今週末は、松本大学の第50回梓乃森祭です。

今日、2年生の講義時に、学友会学祭局の学生が大学祭のパンフレットを配布したいというので、「どうぞ」ということにしました。
学生の意識は大学祭に向かっているようです。

今年のテーマは『50 OVER THE LIMIT ~限界を超えろ!!~』

第50回という節目の年なので、いろいろな趣向があるようです。
なんと俳優の「佐藤 健」さんのトークショーもあるのですよ。
もちろんチケットは完売のようですが・・・。

そして、廣田ゼミ生は和カフェ運営委員会のメンバーとして
松本大学 和(なごみ)カフェ with Obusedo
に協力することになっています。

昨年は、私が関わったことから、行きがかり上、オーガニック野菜スイーツ専門店ポタジエのオーナーシェフである柿沢安耶氏をお迎えしてポタジエとのコラボで開店したカフェ“Veg*Sweets”運営の主体が廣田ゼミの3年生になったのです。

自分たちの模擬店であれば、自分たちの収益になるのですが、このカフェは大学祭の特別企画なので、売り上げは自分たちには入ってこないのです。

今年も、そういう企画に携わることになるのはかわいそうだなと思ったので、私はあまり深入りしないようにしていました。

ところが、昨年もスタッフとして参加していて、今年リーダーを務めることになったほかのゼミの学生からの誘いで、廣田ゼミの3年生たちが協力することになり・・・
(私も「よかったら手伝ってほしいということらしいよ」と声をかけたのは確かですが・・・)

いつの間にか、昨年、中心となって活躍した廣田ゼミの現4年生も協力することになったのです。

なんて心優しいゼミ生たちでしょう!!

というわけで・・・皆さん、この心優しい廣田ゼミ生のためにも、松本大学 和(なごみ)カフェ with Obusedoにお出かけください。

もちろん私のところのゼミ生以外の和カフェ運営委員会のメンバーも加わって、皆さんをお迎えします(・・・と思います)。

小布施町の有名老舗店の小布施堂様が、このカフェのためにオリジナル和菓子「いがぐり」を提供してくださるそうです。

限定100 個ですって!
http://azusanomori-fes.matsumoto-u.ac.jp/news/2016_obuse.html
をご参照ください。

10月16日(日) 10:00~15:00 松本大学 フォレストホールの2階で開店です。

よろしくお願いいたします!!

2016年10月9日日曜日

”セミナー de マルシェ” レポート

10月8日(土曜日)に廣田ゼミナール3年生が実施した”セミナー de マルシェ”について、「そば蔵」のご担当者様が写真を送ってきてくださいましたので、報告させていただきます。

今回は「腸内環境を整える」といったテーマでした。

「腸内フローラ(腸内菌叢)」を良好に保つことに視点をおいて、食材を選定し、講義内容をまとめました。

☆腸内で善玉菌として機能するビフィズス菌(乳酸菌の一種)などの「プロバイオティクス(probiotics)

☆腸内で、善玉菌を増やすオリゴ糖類や食物繊維などの「プレバイオティクス(prebiotics)」

を組み合わせたメニューを提供しました。

前期に取り組んできた真空ミキサーを活用したヨーグルト入りのスムージーを組み入れたところが、廣田ゼミならではといったところでしょうか。

前日の夜遅くまで、ブラッシュアップを図っていた講義も楽しい雰囲気で進めることができたようです。

栄養教育実習で紹介した、エプロンシアターの「元気なまあちゃん」を使って説明したところも廣田ゼミ生らしいところでしょうか。

子どもからシニアの方までいらっしゃったようです。

学生たちがアンケートをつくってくれたので、その結果も踏まえて、今後について考えていきたいと思います。

重ね重ね、セミナーに参加してくださった皆様と、お世話になった多くの皆様に感謝申しあげます。

2016年10月8日土曜日

セミナー de マルシェ は無事に終わったようです。

入試業務とそれに続く委員会の仕事も終わり、帰宅しようかなと思っているところです。

3年ゼミ生の セミナー de マルシェ のことが気になって、学生たちにメールをしました。

「無事終わりました!!
皆さん笑顔で帰って行ってくれたので良かったです。私達も勉強になりました。
ありがとうございました!これから皆で花火を見てから帰ります!」

と返信メールが届きました。

ほっとしたことでしょう!

全国農業青年経営会の事務局長様からも、先ほどメールが届きました。

「本日は本当に有り難うございました。
ゼミの皆様のおかげで無事セミナーを終えることができました。
参加者の皆様も喜んで頂けたと思います。
ゼミの皆様に、感謝していることをお伝えいただきたくお願い申し上げます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。」


ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
学生たちは、また少し成長したことと思います。

今日は、セミナーの会場だった「そば蔵」さんのすぐ近くの長野市川中島古戦場で、第23回川中島古戦場まつり」があり、18:30から花火の打ち上げがあるそうです。
それを見て帰ることにしたのでしょう。

私はこれから、そちらに戻ります。
車が渋滞しているだろうなぁ。一つ手前のインターで高速を降りることにしましょうか!

セミナー de マルシェ

土曜日ですが、入試業務で大学に来ています。

本日、3年ゼミ生は長野市で “セミナー de マルシェ” という栄養講座に取り組んでいます。

一般社団法人「全国農業青年経営会」の事務局長様からご相談があり、野菜を使ったメニュー提案と栄養講座を行うことになったのです。

場所は、長野インターのそばにある「そば蔵」という外食店です。
インターに近く、団体のお客様が多いそうです。
製麺会社の経営なので「そば」などを中心に提供している店です。

準備段階から、私はなかなか都合がつかずに、学生たちが全国農業青年経営会の事務局長様、そば蔵の関係者の皆さんと打ち合わせをして、企画を決め準備を進めて来てくれました。

本番の今日はいっしょにいて見守ってあげたかったのですが、入試業務があったので、私は参加できていません。

朝、松本に向かう前に、店によって皆の様子を確認して励ましてきました。

昨夜も講座担当のゼミ生たちは21時頃まで、内容についての再検討とリハーサルを重ねていました。
当日を迎えて、少しドキドキしていることでしょう。

「お客様に楽しんでいただくために、皆も楽しんでやりましょうね!!」と言い置いてきましたが、あまり見てあげることができなかったので、心配しています。

このようなチャンスを活かして、大学での学習の重要性に気づいてくれること、現場力を磨いてくれること願っています。

しっかりね!!

2016年10月6日木曜日

表彰状

先日開催された(公社)長野県栄養士会の「長野の野菜はおいしいよ コンテス」・・・小中学生対象のクッキングコンテストですが、そのときに進行役を務めたことは、ご報告しました。

コンテストの最後に表彰式があったのですが、「表彰式」ってとっても言いにくいのです。
皆さんは、ちゃんと言えますか?

「ひようしよう‥しき」というような感じで、進行役としてはとても困ってしまいました。
滑舌をよくしないとだめですね。

ところで、私は本日、表彰状をいただきました。

科学研究費助成事業の第一段審査に対する表彰でした。
松本大学の住吉学長が、独立行政法人 日本学術振興会の理事長様に代わって授与してくださいました。

この作業は私にとっては荷が重い仕事でしたが・・・公的資金の配分に関する責任の一端を担うものですし、多くの研究者の皆さんが採択を目指して申請したものについて公正・公平に評価をしなければならないからです・・・務めさせていただくからには、きちんとしなければと頑張ったのは確かです。
私が担当したのは予算規模が大きいものではありませんでしたが、審査を務めている間は、そのことを公表してはいけないので、人知れず、申請書を読み一人であれこれ考え、評価をしていかなければならないのです。

どういう観点で表彰が決められるのかは存じませんが、ありがたく受けさせていただきました。

でも、実際にはこちらからお礼を申し上げたい気もします。
研究申請の仕方について、改めて考え学習する機会を得ることができたからです。

自分の分野に近いものは、もちろん研究計画の目的や研究方法の緻密さ、研究期間内で成果がまとまりそうかなどを考えることができます。
しかし、担当する申請書の中には、自分の研究分野とはずいぶん離れていると思うものもあるのです。
それでも、研究内容が魅力的で成果が期待できるかどうかは、申請書をしっかり読むと判断しうるものだということを実感しました。

表彰はノーベル賞の発表時期に合わせているのかは存じませんが、科研費を得て研究を進める、特に若い研究者の皆様の活躍に、少しだけでも貢献する仕事ができたのだとすれば、うれしいことです。

台風一過

台風18号が通り過ぎて、ほんの少し朝焼けの秋空です。

昨夜はいつもよりも早めに大学を出ました。

松本はかなり強風が吹いていて、このままでは高速道路が通行止めになるのでは・・・と思ったのです。

強い横風の吹くハイウェイをハンドルをしっかり握り、慎重に長野に戻りました。
長野は松本に比べると風は穏やかでした。
台風の影響を受けた南風ためでしょうか、蒸して暑い感じがしました。

実りの秋を迎えて、収穫間近のリンゴやブドウなどが心配です。
大きな被害になっていないといいのですが・・・。
農家の皆さんが1年がかりで育ててきた農作物が無事でありますように!!

2016年10月4日火曜日

2016年のノーベル医学・生理学賞

ノーベル賞の受賞者が発表される週に入ったところで、うれしいニュースが飛び込んできました。

東京工業大学栄誉教授の大隅良典先生がノーベル医学・生理学賞に選ばれたのです。
すばらしいですね。昨年の大村 智先生に続いてですから・・・。

昨年の3月に開催された(公社)日本栄養士会の全国研究教育栄養士研修会で、平成26年11月に日本文化功労者として表彰された東京都医学総合研究所の田中啓二先生の講演をお聞きしました。

そのときに、「オートファジー」についてお話を伺ったのですが、そのお話を思い出しました。

今回の大隈先生の受賞で、マスメディアがその仕組みついて分かりやすく説明してくれるので、理解が進みました。

基礎研究に対する情熱の強さは、お二方の先生に共通していると感じています。
研究者をめざす日本の学生たちにとって、そういう情熱の芽生えと大きな成長をめざす機会になってほしいですね!!

2016年10月1日土曜日

第9回長野の野菜はおいしいよコンテスト

10月になりましたね。

今日は、(公社)長野県栄養士会の常任理事としての仕事をしていました。
会主催の「長野の野菜はおいしいよコンテスト」の進行役です。

野菜をメインにした子どもたちのクッキングコンテストで、毎年この時期に開催されています。
書類審査で、十数倍の難関を勝ち抜いた10組の子どもたちが、料理づくりに臨みました。

私は、審査員の先生方のサポートとコンテストの進行役の2役。

調理師をめざす調理専門学校のプロ仕様の調理台で、子どもたちが一所懸命に料理づくりする姿は、何度みてもうれしくなるものです。

進行役を務めていた私の目の前の調理台で自分の提案メニューづくりにチャレンジしていた女の子は、小学3年生。
包丁づかいなどがとても上手で、びっくりしました。
日頃からよくお手伝いしているのだろうと思います。

10作品の中から、最優秀賞が1作品、優秀賞が1作品、選ばれました。
どれもアイディア豊かで、審査員の皆様も2つを選定するのがたいへんそうでした。

優秀賞には遠く南信の清内路村から参加したチームが決まりました。
伝統野菜の清内路カボチャを使った料理でした。
カボチャがとてもおいしかったそうです。

最優秀賞には右の写真の「なすのおやき?ビックリ!夏野菜ピザ」が選ばれました。

ギョウザの皮を使ったおやきで、審査員の皆さんもとてもおいしかったとおっしゃっていました。

私は、審査員室と調理実習室を行ったり来たりで、子どもたちの作品を試食することができなかったのです。

とっても、残念。

子どもたちの真剣な姿と、表彰されたときのうれしそうな顔を見ることができたので、それでよかったということにしましょう。

将来、シェフやパティシエになる子もいるかもしれませんね。
皆さん、お疲れ様でした。これからも料理づくりを楽しんでください!!

卒業生たち

9月30日、松本大学では9月期の学位授与式が行われました。

一人ひとり様々な理由で、この前期が終わったところで学位授与に至った学生たちが卒業していきました。
私のゼミ生も一人、この授与式に参加していました。

卒業おめでとう。頑張りましたね。
プロ野球、特に読売巨人軍のファンの彼から、Giabbit君のぬいぐるみ(ピッチャーです)をいただき、研究室のキャビネットに飾りました。

ときどき眺めて、彼の活躍を願いたいと思います。

彼を送り出してしばらくすると、2期生の卒業生が訪ねてきました。

週末に行われる長野県栄養士会の活動のお手伝いを仰せつり、その準備のために大学に寄ってくれたのだそうです。
ご苦労様です。

大学院で指導した学生だったので、いろいろ話をしていると、研究室のドアをノックする人が・・・。
ドアを開けると彼女のクラスメイトだった卒業生の男性が4人。

皆で、約束していたわけでもないのに、こんなに揃うなんて・・・と語り合いながら、それぞれの近況を聞くことができました。

まあ、いろいろあるようですが、元気にやっている様子でした。

卒業早々のゼミ生と、しばらくぶりの卒業生と・・・にぎやかな日でした!

2016年9月28日水曜日

レストランでの学生提案メニュー販売に向けて

9月27日は松本大学地域健康支援ステーション所長としてのうれしい業務がありました。

6月に、本学の地域健康支援ステーションの活動のひとつとして、株式会社レオパレス21さんからお話があり、株式会社あっぷるアイビーさんが経営するイタリアンレストラン「ピッツェリア」との協同企画が始まったということをお伝えしました。

学生が考えたメニューを提供してくださることになったのです。
その後、1年生から3年生までの学生有志が参加して、夏休みをはさんでこのプロジェクトが進行していました。

そして、この日は、いよいよ販売商品としてまとまったメニューの試食会でした。
参加学生全員が参加しての試食会に、私も参加させていただきました。

所長の役得ですね。

ピザ3種、パスタ4種を月替わりで提供してくださるそうです。
プロジェクトに参加した学生全員にとって、自分の提案を活かしたメニューがあるように考えてくださったです。

ありがとうございます。

メニューの詳細はお店にお出かけになって、ご確認ください。

学生提案をもとにしたメニューの試食
長野県が進めている取り組みである「3つの星 レストラン」事業への登録をめざしています。

登録するにはいくつかの基準があって、エネルギーもあまり高く設定することができないので、麺のなかにコンニャク粉を混ぜてくださったそうです。

お店でも初めての試みであり、私も初めていただきました。
つまり、生麺ということですね。普通の麺も選べるようにするとおっしゃっていました。

どうぞ、お楽しみに!!

10月24日には、プレスの皆さんへの報告会が予定され、その後、松本市内のピッツェリアで月ごとに、ピザが1種、パスタが1種、提供されます。

皆さんも店を訪れて、召し上がってみてください。

2016年9月24日土曜日

秋、満載「1日限りのレストラン」

松本大学健康栄養学科の企画として恒例になった“1日限りのレストラン”
今年は例年より早く、本日開店です。

今日の松本大学のキャンパスはイベント等がたくさん!!

第1体育館では、毎年、総合経営学部健康ホスピタリティ学科の山根教授がプロデュースして開催される“フラ・イズ・アロハ ハワイアンフェスティバル”が行われています。
第6回ということです。

夕方には、ハワイからのスペシャルゲストを迎えてのプログラムがあるからとお誘いいただき、健康学科の学生の“1日限りのレストラン”の応援もできるし・・・と大学に来ました。

教員免許更新講習として開講されている科目もあるようで、大宅の駐車場には車がいっぱい。

レストランは昼を挟んで2回の料理提供が予定され、私が大学に着いたのは、1回目のデザートが運ばれようとしているときでした。

調理担当の学生たちは、7:00に集合して準備に取り掛かったそうです。
キッチン担当とフロア担当の学生がそれぞれに頑張っていました。

メニューは・・・細かくてわからないでしょうか?

学生がプレイスマットとして用意したシートの裏にお料理の説明が入っています。
ご覧いただけるといいのですが・・・。

数か月をかけて検討を重ねてきたメニューです。ご指導くださる先生方のご苦労も並大抵ではありません。
このような場を経験することが、学生にとって食に関する専門職として「 おもてなし」の心を育むことにつながる場になると信じて、ご指導くださっているのだと思います。

毎年、予約はすぐに定員オーバーとなり、抽選になります。
お越しくださいました皆様、ありがとうございます。

学生の運営で、不手際もあるかもしれませんが、温かく見守っていただけると幸いです。

さて、フラのほうのスペシャルゲストが登場する時刻が迫ってきました。
そろそろ体育館に行ってみます。

2016年9月23日金曜日

秋分の日も高校に行っていました

変な時刻にやたらに眠くなるJet Lag(時差ボケ)の症状が、ようやくなくなりました。
それにしても回復までに要した時間が長すぎるので、単に夏バテ症状たったのかもしれません。

9月22日は秋分の日。
いよいよ日が短くなりますね。

この日は、卒研生の活動に付き添って、高校野球部の栄養サポートに出かけていました。
マネージャーさんに補食の提供について提案し、選手の皆さんに試食してもらったり、調査票に記入してもらったり・・・。

私は、脇役に徹し、調理室の片づけなどをしていました。
翌日の調理実習の準備で出勤されていた家庭科の先生とお話することができました。
調理実習では、ハヤシライスをつくるのだそうです。
休日に準備をなさっているなんて、お疲れ様です。

片づけ終わって、皆が集まっている地学教室に行くと、太陽系の惑星の大きさを示した模型がありました。
卒研生の調査のほうはそっちのけで、「木星(Jupiter)ってこんなに大きいんだ!!」とびっくり。
高校時代にこんな学習をした記憶がありません。
ひとしきり眺めて楽しみました。

知らないことを知る(ちゃんと学習したはずで、知っていないとおかしいのかな?)のは、楽しいですね。

2016年9月21日水曜日

高校での特別講義

今日は、千曲市にある屋代南高等学校のライフデザイン科フードデザインコースでの特別講義の日でした。

うかがうところによると、長野県が募集した「サイエンス・アソシエーション・プロジェクト事業」の一環としての授業なのだそうです。
この事業は、「ものづくりやそれにつながる基礎研究に対する生徒の興味喚起・視野拡大を目的とする、大学や企業等と連携した体験的・課題解決的な学習やその指導法についての国内研修」、「国際性の涵養や卓越性の伸長を図り、世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的とする海外研修」に対して補助するというもの・・・らしいです。

夏休み前の6月に、家庭科の先生からご依頼があり、伺わせていただくことにしました。

昨年から進めている研究で、他校ではありますが、高校の家庭科の先生にはたいへんお世話になっていることもあって、協力できることはしたいと思ったのです。
さらに、屋代南高校の校長先生は家庭科の先生で、以前からいろいろとお世話になっているのです。

女子17名、男子3名の生徒さんたちは、とても熱心に聴講してくれました。

日頃から、食に関する授業や地域での活動を行っているということだったので、松本大学の地域協働型教育の推進とその活動の礎に健康づくりに向けたどのような思いがあるのかといった私の話が、すんなりと入っていったのかもしれません。

2時限目はワークを組み入れて・・・というご要望だったので、フードモデルを用いて食事評価ができる食育SATシステムをもっていきました。

グループワークで夕食のメニューを組み立ててもらいましたが、こちらも皆で相談しながら、楽しそうに取り組んでくれました。

このような高校生たちなら、長野県の健康づくりに向けた活動が根付くかもしれないという期待が膨らみました。
私の現在の研究テーマの1つとつながるのです。

このような機会をいただいこと、お世話になった高校の先生方、食育SATのパソコンのオペレーションなどを担当してくれた私のゼミの卒研生に、感謝したいと思います。

2016年9月18日日曜日

3連休ではありますが・・・。

9月17日~19日の3連休中ですが、17日と18日はお休みというわけにはいきませんでした。

17日(土曜日)の午前中は(公社)長野県栄養士会会員有志の学習会、午後は同じく県栄養士会の研修会でした。
午後の研修会は、栄養士会の研究教育職域事業部の主催で、事業部長として私が企画したものでした。

前日の準備、当日の受付、進行等、毎年のことながら一人何役も務めました。

研究教育事業部は会員数が少なく、しかもこの週は皆さんいろいろ予定があったようで、残念ながらお手伝いをお願いできる方がいなかったのです。

他の事業部の会員さんが参加してくださいましたが、それでも少数の参加者でした・・・が、その分、密度の濃い良い研修会になったのではないかと企画した者としてはうれしく思っています。

信州大学医学部付属病院整形外科の中村幸男先生には、「ロコモ対策における栄養の重要性」というテーマで、先生方の研究成果に基づいた刺激的なお話を伺いました。
フロアから、たくさんの質問をしていただくことができ、これも少人数で和気あいあいとした雰囲気で進めていただいたからだと思います。

中村先生のご講演のあとは、松本大学地域健康支援ステーションの健康運動指導士の赤津恵子先生に「ロコトレ指導の実践」ということで、ご講演と実践指導をしていただきました。

こちらも皆の笑顔があふれるとても素敵な講座となりました。
参加者の皆さんには満足していただけたのではないかと思います。

そして、本日18日(日曜日)は、卒研生が取り組んでいるKids Cooking教室の実施日でした。

私のゼミではこれまでも、松本市内のシェフとコラボレーションでこの教室を実施してきています。
シェフのご指導をお願いしていたのは、子どもたちにコックコートを着てもらって、シェフ気分で料理づくりを楽しんでほしい、料理づくりが好きになってほしいという趣旨からでした。

今年は初めて、学生だけで運営するというスタイルで実施しました。
それでも、子どもたちにはコックコートを着てもらいました。
コックコートに袖を通した時の子どもたちの照れくさそうな笑顔がとても素敵なのです。

松本市の芳川地域づくりセンターには、本学と松本市との「地域づくりインターンシップ戦略事業」の事業委託契約によって、特別調査研究員(地域づくりインターン)として活動している私のゼミの卒業生が在席しています。
今年は、彼女と連携して松本市の芳川公民館の調理実習室で実施させていただくことになったのです。

初の試みですが、保護者の皆さんにはワークショップでお互いに情報交換していただくことにして、そちらは卒業生が担当し、子どもたちはCookingをするという形で実施しました。

廣田ゼミではない4年生もサポートに入ってくださり、無事終了しました。

子どもたちの楽しそうに料理づくりにチャレンジする姿は、何度も見てもいいものです。

終了後、さっそく先輩の声掛けで反省会が行われました。
課題も挙げられましたが、けが人もなく、多くの子どもたちと保護者のお母様たちに笑顔で帰っていただくことができ、合格点だと思います。

スタッフを務めてくださった卒業生とゼミ生、サポートしてくださった4年生、お疲れ様でした。

私の3連休の2日間は、こんな感じで終わろうとしています。

2016年9月16日金曜日

優秀賞が届いていました!!

8月の台風10号を含む4つの台風による被害について、内閣府が「激甚災害」の指定をすることになったようです。

スペインで開催された国際栄養士会議に出かける1週間前。

異例の動きをして、東北地方に太平洋側から上陸した台風10号ですが、その台風がUターンして日本に近づきつつあった8月26日、平成28年度「乳の学術連合」学術研究報告会が開催されました。

昨年度この「乳の学術連合」の1つである牛乳食育研究会から研究助成をいただき、研究活動を進めていました。
その成果報告の場でした。

乳の学術連合は「牛乳乳製品健康科学会議」「乳の社会文化ネットワーク」「牛乳食育研究会」という3つの研究組織があり、私は「牛乳食育研究会」の研究助成に採択されていました。

これまではそれぞれの分野ごとに報告会が開催されていたそうですが、今年は合同の開催ということでした。
昨年も今年の成果報告会に備えて参加させていただいたのですが、今年は会場に着いて参加者が多いのにびっくり!!
そういう理由だったのですね。

学会よりも発表時間を長くいただいての成果報告だったのですが、それでも時間オーバーでした。
いけませんね。
発表後の講評で「時間を守って発表するように」とのコメントがありました。
私以外の方も、皆さん長くなっていたので・・・。

異なった分野の関係者も多く、フロアからいただいた質問に啓発される点も多々あり、ありがたいことでした。

各分野ごとに表彰があるのですが、私が発表した「食と教育」の部では、今年は最優秀賞は該当なしということになりました。

その代り2名に「優秀賞」が授与され、私はそのうちの一人に選んでいただきました。

その時の様子は下記に紹介されていますので、ごらんください。
http://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2016news/huh1j40000001hjx.html

表彰状は名前等を書き入れて後日届けてくださるということでしたが、スペインから戻ると届いていました。

ご褒美はいくつになってもうれしいものです。

この関連の研究はまだ継続中のため、しっかり進めたいと思っています。

2016年9月15日木曜日

GranadaからMadridへ

ナスル朝宮殿にあるライオンの中庭
Granadaで泊まったホテルの私の部屋には
この壁紙が貼られていて、なんだか親しみを持ちました
グラナダでの国際栄養士会議ICD2016の合間を縫って、アルハンブラ宮殿に出かけました。

前日には、宮殿の見えるサン・ニコラス展望台近くの素敵なレストランで夕食をいただき、ライトアップされた宮殿を眺め、期待に胸を膨らませての訪問でした。

イスラーム勢力がキリスト教徒に領土を占有される前のヨーロッパにおける最後の華麗なイスラーム文化による宮殿だそうです。

旅立つ前の予習は全くしていなかったのですが、アルハンブラ宮殿の訪問はとても楽しみにしていました。

学生時代に、クラシックギターの名曲「アルハンブラの思い出」が弾けたらいいなあとあこがれていたこともあって・・・。

暑い中、広い宮殿を歩いて回るのはたいへんでしたが、想像以上に素晴らしい宮殿でした。
マドリードのスペイン広場のセルバンテスの石像と
ドンキホーテの銅像
いろいろな建物があるのですが、なんといってもナスル朝宮殿がすばらしく、どんなふうに建設されていったのかを考えると、「すごいなぁ!!」で頭がいっぱいになりました。

ここは見学時間が指定されていて、ほかの場所からあわてて駆けつけました。
間に合ってよかったです。

Granadaからスペインの首都Madridに向かいました。
ここでは、スペイン広場、マヨール広場、王宮などにも行きましたが(本当に、よく歩きました!)、一番時間を割いたのはプラド美術館。

チケットを購入してあったのですが、10時過ぎに並び始めて2時間近く並んで待ったでしょうか?

マドリードの王宮
歴代のスペイン王家のコレクションを展示する美術館ですが、中に入って収蔵品の多さにびっくり。

ゆっくり見て歩くには、とても時間が足りませんでしたが、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤなどの名画を人ごみ越しでなく見ることができ、とても良い時間を過ごすことができました。
ただ、足が棒のようになりましたが・・・。

そして、往路同様、ヘルシンキ空港を経由して、無事、日本に帰国しました。

さっそく仕事に追われていますが、変な時刻に眠くなり、変な時刻に目が冴えます。
体内時計がずれているのか、単に仕事がいやになっているだけのか・・・???

“ICD2016Granada” 報告

実はもうスペインから帰国しております。

グラナダでの国際栄養士会議International Congress of Dietetics (ICD)の様子をお伝えするとしたまま、すっかり遅くなってしまいました。

すみません。遅ればせですが、お伝えします。

XVII International Congress of Dietetics - Granada, Spain

9月7日の朝、参加受付を済ませ、オープニングセレモニーに参加しました。
世界各国から3100名ほどの参加者があったようです。

ICDの会議には、2008年に開催された横浜の大会から参加しています。
2012年はシドニー、そして今回はスペインのグラナダということです。

オープニングセレモニーは、格式張らず、フレンドリーな雰囲気で進んでいきました。

セレモニーの終盤では、ICDの参加国の国旗と共に、フロアの参加者がHola!!(オーラ、英語のHelloらしい!?)と言いながら立ち上がり、世界の仲間に手をふりました。

日本からの参加者はベストスリーに入るほどたくさん・・・でしたよ!

世界中に、同じ食という面から人々の健康を支える仕事をしている栄養士の仲間がこんなにいると思うと、なんだか感動してしまいました。

私は、ポスター発表でエントリーしていました。
ポスターはすべて、e-posterとなっていて、会場にあるモニターで検索すると見たいポスターが現れるというようになっていました。

このような発表形式は初めてでした。

今回のICD2016のメインテーマは
Sustainable eating

その関係か、大会全体がペーパーレスになっていて proceedingも配布されませんでした。

会場の案内も日本ほど丁寧ではなかったので、自分が参加したいプログラムの部屋を探すのもたいへんでした。

日本は、丁寧過ぎるのかもしれません。

ランチタイムに、Malaysian Dietitians' Associationのメンバーとして参加していた若い病院の管理栄養士さんと知り合いました。
マレーシアでは都市部の子ともたちに肥満が増えているということでした。
彼女はとてもスリムでしたが・・・。とても気配りのできる人でした。

今後も情報交換していくことができればうれしいなと思います。

2016年9月8日木曜日

バルセロナBarcelona

現在はGranadaにいます。
ICD2016Granadaがスタートしました。
グラナダに来る前には、バルセロナの旅を楽しみました。

到着翌日は、前夜噴水ショーを見ることができたモンジュイックの丘にあるカタローニャ美術館をゆっくり回りました。
ここも、とてもよかったのですが、いろいろ周った中でもやはり圧巻はガウディの作品。

ご存知、サグラダファミリア
写真やテレビ映像ではみていましたが、実際に足を踏み入れると、ため息が出るほどすばらしく、その作品に魅入られてしまいました。

年代を追って見学するのがベストなのだろうと思いますが、とても全部を回る余裕はなく・・・
カサミラ
それでもサグラダファミリア、カサミラ、グエル公園を見学することができました。

ガウディの頭の中はどうなっているのかしら? もしかしたら宇宙人だったのでは? 
と思うほど・・・。

どこも混み合っていましたが、行列に並んでも、見る価値は十bんにあります。

グエル公園にて
他にもいくつかの名所を巡り、パエリアもいただき、バルにもいき、バルセロナを楽しみました。

本学観光ホスピタリティ学科の山根教授に勧められたピカソ美術館は一旦行列の最後に並んだものの、時間切れで入ることができなかったのが、心残りです。

その後、熱射のグラナダに来ました。
日中、日向を歩いていると干物になりそうな暑さです。
朝夕は涼しくなるのが救いです。

ICDの様子については、またあとで報告します。

2016年9月4日日曜日

バルセロナに着きました!!

バルセロナのホテルです。

ヘルシンキで乗りついで、4時間・・・
バルセロナに着きました。

現地時刻で20時を過ぎていましたが、まだ夜の闇ではなく、バルセロナ上空では窓寄りの席から夕焼けが見えました。

緯度は日本の青森県あたりと同じくらいのようですが、日の出日の入りの時刻が1~2時間ほどずれているらしい・・・です。

ヘルシンキでユーロ圏に入ったためでしょうか、スペインでは入国審査も無く、なんて便利なことでしょう!

イギリスがユーロから離脱すると、このようなメリットは無くなってしまうということでしょうか?

ホテルに向かうタクシーになかで、街中に大勢の人たちのいる光景を見ていました。

チェックインとして、今回ご一緒させていただいている先生方と夕食を食べに行く途中、その人ごみの意味がわかりました。

モンジュイックの丘の噴水ショーだったのです。
予期していなかったので、その見事さに、皆で暫し見とれてしまいました。

カメラを持ってでなかったので、ご紹介できません・・・すみません。
写真画像を紹介している人は多いので、インターネットで検索してみてください。

知らずに通りかかってみることができ、ラッキーな旅のスタートでした!

現地時刻で午前1時(日本時刻で午前8時)ころにやっとベッドに入りました。
飛行機の中でもあまり寝てこなかったので、さすがに疲れました。

午前4時ころに目が覚めてしまって・・・日本とは時差7時間なので、午前11時ということですから、私の体内時計では寝ている時刻ではないようです。

無理して寝るのは止めて・・・過ごしています。
本日はどこに出かけるのだったかしら?
出発前が余りにあわただしかったので、ツアーに関する予習がまったくできていません。

欲張らず、ゆったりと楽しむことにします!!

2016年9月3日土曜日

Helsinkiにいるのです!!

今、Helsinkiにいます。
これからSpainに向かいます。

Granadaで開催される国際栄養士会議ICD2016に参加するためです。

FINNAIRもHelsinki空港もいい感じです。
日本の方たちも多いです。

いっぱいある仕事を残して日本を発ちました。
しばし、忘れて・・・といっても無理かな?・・・先ほど、ゼミ生からのメールに返事をしました・・・でも、楽しみたいと思います。

2016年8月28日日曜日

8月も最終週

なんだかご無沙汰してしまいました。
気持ちにゆとりがなく、あっという間に日が過ぎてしまったのです。

オリンピックもあり、お盆もあり・・・いろいろありました!
少しずつ振り返ろうと思います。

今日の午前中は(公社)長野県栄養士会の生涯教育研修会。
いつもは進行役を務めるだけですが、本日は調整がつかずに講義することができなかった長野県栄養士会長の代わりに講義をすることになって・・・その準備もありこの間大変だったのです。

おまけに、昨日の土曜日は日本きのこマイスターの「栄養学各論」という講義の実施日。
2時間分の講義の準備をしなければならず、

おまけに、その前の金曜日は、研究助成費をいただいて進めてきた研究成果の報告会で東京に出かけていました。
こちらは20分の研究成果発表をしなければならず、

その前の日は、9月に実施される松本大学健康栄養学科恒例の「1日限りのレストラン」の試食会と松本市の世界健康首都会議実行委員会への参加・・・、

なんとかこなしてきましたが、薄氷を踏む感じです。
ゆめの中で追い詰められて、目が覚めるといった感じの日々。

そうそう、本日の午後は日本栄養改善学会関東・甲信越支部会の市民公開講座でした。
支部会としては第2回目の市民公開講座ですが、今年は長野県で実施させていただくことになり、企画運営と当日の進行にあたりました。

テーマは
これを食べると 「健康に!!」って本当?? 正しく向き合おう! 健康食品

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
国立健康・栄養研究所情報センター長の梅垣敬三先生のご講演「健康食品の真実~表示制度の楽しい理解が有効利用の基礎~」の後、参加者からの「質問コーナー」をセットしました。

そこでは、関東甲信越支部長の国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の食品保健機能研究部部長でいらっしゃる石見佳子先生にも加わっていただきました。

事前にいただいていた質問とその場でフロアから出していただいた質問とに対応していただきました。

あれこれ準備不足のところがあったのは否めませんが、参加者の皆さんからは、よい学習の機会になったという感想をいただき、ほっとしています。

東京からお越しくださったお二人の先生方と、長野県栄養士会の皆様など、お世話になった皆様への感謝の気持ちでいっぱい! です。

2016年8月9日火曜日

ようやく夏休みに入りましたが・・・

先週末の8月5日で前期試験が終了!!
学生たちも、私たち教員も、少しホッとします。

・・・が、共にまだまだあわただしい日々が続いています。

私は懸案の原稿がまだまとまらず、とりあえず、締め切りが設定されている担当科目の成績をつけなければなりません。

この仕事があまり好きではありません。
どこかで区切らないといけないのですが、それがなかなか決め難いからです。
授業中の学生の様子が思い浮かんできたりします。
でも、なんとか成績はつけなければなりません。

松本大学は8月11日~17日まで一斉休校で、基本的に学生は大学の建物内に入ることができません。

4年生は本日が休校前の最後のゼミでした。
先日、受託事業として実施してきた小実験が終わったのですが、委託先のメーカーさんから、頑張ってくれた学生たちにお礼の製品が届きました。

ヘアドライヤーやヘアーアイロンなどです。
いただいた後、皆うれしそうに確認していました。
夏休み中、ますます女子力up! になるのでしょう。

大学生として過ごす最後の夏休み。
「楽しく過ごしてネ」とだけ言ってあげたいのですが、卒業研究と管理栄養士国家試験の学習と、彼女たちもそうのんびりとはしていられないのです。

時間をうまく調整して、楽しく、かつ、充実した夏休みを過ごしてほしいものです。
といっても、一斉休校明けには卒業研究の活動です・・・ね。
お互い頑張りましょうか!!!

2016年8月4日木曜日

小実験、一区切り!

今年、廣田ゼミでは、ミキサーを製作している企業さんに協力し、小実験を進めています。
ゼミナールの3・4年生がそのミキサーを使って調整したスムージーを試飲してきました。

6月にスタートした試飲期間が8月2日でいったん終了となりました。この間、お肌や体組成の変化をモニタリングしてきました。

8月2日にメーカーの皆さんが来学されて、試飲してきた学生たちへのヒアリングが行われました。

結果のまとめはこれからです。

ゼミではこの実験に際して、新しいスムージーレシピの開発も行いましたが、学生たちは2か月間、きちんと試飲を続けてきてくれました。

そのことについては、メーカーの皆さんから感謝の言葉をいただきました。
小実験の被験者ですから、当然と言えば当然ですが、確かに2が月間、週に5日スムージーを飲み続けることはそれなりの責任感がないとできないことかもしれません。

ご褒美に、メーカーさんが自社製品をプレゼントしてくださることになりました。
皆、うれしそうに「どれにしようかな?!」と選んでいました。

ともあれ、お疲れ様でした!!

7月のキャンパス見学会

8月に突入。リオのオリンピックも迫ってきました!!

7月の最終日・・・31日は松本大学のキャンパス見学会でした。
高校も夏休みに入り、1年の中でもっとも来場者の多いキャン見です。

学科説明会を既に聞いてくださった方々を対象として、リピーター対応が行われます。
この担当は各研究室持ち回り。

廣田ゼミは今回担当する3つの研究室の一つでした。

いっしょに担当することになっていた先生方と相談して、それぞれのゼミのコーナーを設けることにしました。
来室者を少人数の3つのグループに分けて、各ゼミを回ってもらおうということになったのです。

3年生は前期試験の直前でたいへんなので、4年生に担当してもらいました。

廣田ゼミは、5月に皆で参加した日本食育学会の発表で用いたPosterで、ゼミに活動や研究内容について説明することにしました。

学会でも発表した3名の4年生が自分の研究について説明。
発表者がいなかった2つの研究についても説明し、廣田ゼミがどのような活動を行っているのかを高校生に伝えてくれました。

ブッツケ本番でしたが、「高校生にわかりやすくアピールしよう」という気持ちが伝わってきました。

そして、私はこの日、「体験講座」の担当でした。
こちらでも4年生1名がサポート役を務めてくれました。

4名の4年生の皆さん、お世話になりました。
ありがとう!!

2016年7月28日木曜日

学生のふるまい弁当の日

年に一度のやってくる健康栄養学科2年生の調理学実習の総まとめ・・・
松花堂弁当の日。

私は昨日、Aクラス4班の作品をいただきました。


毎年の楽しみです。

お品書きは→


いつもの実習時間でこの品数をつくるのはたいへんだろうと思います。
しかもおもてなしのお弁当ですから、手がかかります。

1品ずつゆっくり味わいながらいただきました。
汁物のだし汁がとても美味、揚げだし豆腐も品のよい味にしあがっていました。

枝豆ご飯がやや固めなど、改善点もありましたが、精一杯につくってくれたことが伝わってきました。

ごちそうさま。
この機会の学習を活かして、今後も成長していってほしいと思います。

2016年7月26日火曜日

本年度の実習授業が終了

私が担当している3年次科目の栄養教育実習で実施した「おいでよ♪ 松大健康教室」。
7月16日に無事終了し、今日はまとめの授業でした。

本年度のこの実習の最終回です。

ブレインストーミング形式で、「おいでよ♪ 松大健康教室」について、いくつかのテーマを設定してまとめるという内容でした。

「おいでよ♪ 松大健康教室」のプランニング、教材づくり等に関して、最初はあまり前向きではなかった学生もいたと思います。
実際に教室を終え、今日のまとめのグループワークでは、それぞれに学んだことを思い起こすことができたようです。

私から見ても「一回り成長したなぁ」という感じがします。
皆が発表してくれたグループワークのまとめは、私にとっても有意義でした。

今は、迫りくる前期試験のことで頭がいっぱいだと思いますが、3年後期、4年次、そして管理栄養士として旅立ってから、この「おいでよ♪ 松大健康教室」の活動を通して得たものを思い起こしてもらえたらと思います。

明日は、3年生の講義の最終回です。
3年後期から4年次にかけては担当科目がないので、ゼミナールの学生以外とは会う機会も少なくなります。

今後の1年半、実り多き日々でありますように!!

2016年7月23日土曜日

ポケモンGO

世界的に一大ブームにになっているらしいスマホアプリの「ポケモンGO」が、日本でも配信され始めたらしい。
昨日の朝、何人かの学生の様子でわかりました。

「近く配信される」という話題がニュースになっていたので知ってはいましたが、昨日が配信スタート日とは知りませんでした。

スマホを片手に友人たちと語り合ったり、階段を上ったり・・・。
人を巻き込んでしまうこともあるでしょうから、事故にならないように気をつけてほしいものです。

この日、授業前に講義に使う資料を追加しようと考え、急いで4階の印刷室に向かっていたとき・・・。
曲がり角をよそ見しながら内回りでターンした途端、4階に研究室があるスポーツ健康学科の先生とぶつかりそうになってしまいました。

よそ見していた私がいけませんでした。

若いスポ科の先生は、さすがすばらしい機敏性!
見事に、よけてくださいました。

「ポケモンGO」によりどんな状態が生じるのか? 学生の学習に対する姿勢も含めて、いろいろな意味で心配です。
 
ともあれ、曲がり角では、なるべく外回りをすることにしましょう!!

2016年7月21日木曜日

前期授業もあと1週間ほど・・・

あっという間に7月も残り少なくなってきました。
8月はいよいよオリンピックですが、まだその高揚感を感じるゆとりはありません。

松本大学は8月の第1週が試験期間で、このところ、学生たち、特に3年生はとにかく忙しそうです。

試験準備に加えて、各実習のまとめの時期で夜遅くまで残っている姿を見かけます。

今日は4年生の卒研ゼミでしたが、最後の臨地実習を終了した学生たちはなんだかのびのびしています。
彼女たちの「お言葉」によれば、「こんなに何も入っていない夏休みなんて、このところなかったので、どこかに行きたいなぁ!」だそうです。

「卒業研究も、国家試験のための学習もあるでしょ!!」
といいたいところですが、3年生の様子を見ていると、4年生がこの時期にそんな気持ちになるのもわかるような気がします。

夏休み中、4年生の「お尻を叩く役」を仰せつかりました。

少しリフレッシュしてから、気持ちを新たにしてやるべきことに励んでほしいですね。

今日、他学部の先生に「廣田先生はいつも大学にいますねぇ」と言われました。
土日も来ていたりするので、確かにそうかもしれませんが、それでも学会や栄養士会の仕事で出張することも多いので、いない時間もあるのですが・・・。

きっと、いつも「仕事におわれている感」を漂わせているので、そんな感じに受けとられているのかもしれません。

私の「ゆとりの時間」はいつやって来るのでしょう?
試験が終わることには少し落ち着いて、オリンピックの応援をしたいものです。

2016年7月16日土曜日

2016「おいでよ♪ 松大健康教室」終了!!

なんだか足が重い・・・!

長い期間、私の担当科目である「栄養教育実習」で準備を進めてきた「「おいでよ♪ 松大健康教室」が、本日無事に終わりました。
出番待ち
寸劇でメタボの怖さを扱うチーム

昨日、学生たちは5時限目の授業を終えた後に準備を進め、本日は8:45集合としていたので、大変だったことと思います。
松本大学は通常は9:40始まりなので、いつもより1時間早かったのです。
「野菜を食べよう」で
ミニクッキングをとり入れたチーム

お疲れさま!!

私も疲れました!

今年は、初めて、本学で開催される「2016まつもと広域ものづくりフェア」に合わせて実施しました。

事前に申し込んでいただいた方が45名、当日参加という形でお越しくださった方も含めると、のべ80人を越える参加者数となりました。
ペープサートを演じたチーム
の舞台裏

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

学生たち、頑張りましたよ。

成人期、高齢期向きのプログラムから、幼児期、学童期向きのものまで、いろいろ。

参加者は、毎年お越しくださる松大応援団の新村地区のシニアの皆様が一番多かったと思いますが、参加してくださる方がいなかったらどうしようと心配していた小さなお子さんもいてくださって、ほっとしました。
噛むことの大切さを
指人形を使って伝えたチーム

幼児期、学童期を扱ったグループも熱心に準備をしてくれていたものですから・・・。
大学生期を扱ったチームが二つあったのですが、大学生の参加は少なくて、残念でした。いいプログラムだったのですが・・・。
箸の持ち方などを扱ったチーム

それでも、会場の教室の近くでパソコンを操作していた、たぶんスポーツ健康学科の学生と思われる二人に声をかけると、「いいですよ!」と参加してくださいました。

ご協力、ありがとう!!
運動講座で学ぶ学生たち

学生たちには、プロの講座からも学んでほしいと欲張り、(公財)長野県健康づくり事業団の健康運動指導士さんと管理栄養士さんによる運動講座と栄養講座も開催しました。

午後には、学生のためだけにこの講座を実施してくださいました。
ありがとうございました。

学生たちは、今日の「「おいでよ♪ 松大健康教室」から、どんなことを学びとってくれたのでしょう?

まとめは前期の最後の回に行います。

参加した方々、ご指導いただいた健康づくり事業団の皆様から、プレゼンテーションが上手だったというお褒めの言葉もいたただきましたよ。

他の科目もまとめの時期で、課題がたくさんあることでしょう。
前期終了まで、まだまだ大変な日が続くと思いますが、しっかり取り組んでください!!