2017年2月25日土曜日

2017年2月も間もなく終わり!

2017年2月も残すところ数日。
この1週間はなんだかあわただしく過ぎていきました。

21日(火)は13:00から松本大学5号館にて「食を育むつどい」が開催されました。
私は、昼過ぎから、松本地域食を育む連絡会議会長。松本大学地域健康支援ステーション所長、松本大学人間健康学部健康栄養学科長の3役を兼ねた役割がありました。
ところが、午前中に予定されていた学内会議が長引いてしまい、開催ギリギリになってしまいました。

こんな写真ですみません。
高橋先生の横顔です。
昼食をいただく余裕もなく、このつどいがスタート・・・食育実施事例発表、活動交流会、群馬大学名誉教授である髙橋久仁子先生のご講演というプログラム・・・事例発表のうち3つは、松本大学関連の報告で、地域の皆様に日頃の活動を知っていただく機会になりました。

250名以上の参加申し込みがあり、会場は満席にちかく・・・食生活改善推進協議会の皆さんのピンクのTシャツがいっぱい。
いつもながら、食改の皆様のパワーには圧倒されます。

翌日の22日からは追・再試験期間。
22日と23日に1科目ずつ再試験があった上に、23日は入試日でもあり、その関係の仕事もあって、あわただしく過ぎました。

24日の午前中は3年生ゼミ生とのミーティング。
本日の少しだけ夕焼けした山々(長野市)
午後は長野市で長野県体育協会の体力向上・スポーツ医科学専門委員会の会議でした。

現任期の最後の会議ということで、初のプレミアムフライデーだというのに17時過ぎまでかかってしまいました。

そして、本日25日も3年ゼミ生2名と卒業研究に関するミーティングを開催することになっていて、大学に向かいました。

2月最後の土曜日は、日差しの暖かな気持ちのよい1日でした。

2017年2月19日日曜日

平成28年度長野県健康づくり研究討論会報告

先週の2月17日金曜日に、平成28年度長野県健康づくり研究討論会が開催されました。
午前中は講演会、午後は3会場に分かれて研究討論会でした。

今年度の講師は、松本大学副学長・人間健康学部長の等々力賢治先生でした。
この会を運営している長野県健康福祉部健康増進課から頼まれて、等々力先生に講演依頼があることを伝えたのは私。
忙しい中、お受けいただき、少々責任を感じておりました。

「ビジネス的発想に基づく健康づくり」と題したご講演は、先生のご専門のスポーツビジネスに関することを例示しつつ、健康づくりへと発展させるお話で、示唆に富んたお話でした。

考えてみれば、人間健康学部長として先生が考えていらっしゃることをきちんとお聞きする機会をいうのは、学内ではあまりないのです。
90分にわたってお聞きしたお話から、私たちが考えていきべきこと、していかなければならないことに関する気づきがありました。

等々力先生に講演依頼をつないだご褒美として、カバン持ち役で昼食をご一緒させていただきました。

午後の研究討論会では、松本大学地域健康支援ステーションが学生と進めた「3つの星レストランの取り組み」につい、ステーションの飯澤裕美管理栄養士さんが発表してくださり、私は、現在すすめていく「異世代間地域ネットワークづくりのための活動」について報告させていただきました。
この研究討論会には、行政の専門職の皆さんが多数参加されるため、行政の皆さんの力もお借りして進めている活動について、ご報告させていただこうと考えていたからです。

私たちが参加した分科会では、健康づくりの運動プログラムに関する発表や、糖尿病予備群を対象とした教室に関するご発表などもあり、いろいろな取り組み事例を知ることができました。

午前中の等々力副学長のお話も踏まえ、それぞれの関係者がそれぞれに活動の充実を図っていかなければと思いました。

2017年2月16日木曜日

4年生とランチ - Table For Two


毎年この時期になると、松本PARCOにあるレストラン「ファイブホルン」を訪れます。
TABLE FOR TWO(TFT)のメニュー提供が行われるためです。

TABLE FOR TWOは野菜などを多めにとり入れた指定のメニューをいただくと、その代金の一部が、開発途上国の子どもたちのもとに、食事提供の資金として届けられるという取り組みです。
食べている人と届けられた先の子どもたちとの「二人の食卓」ということなのです。

(株) 五千尺「ファイブホルン」の松本エリアマネージャー様から開催のご案内が届きます。
松本大学に来学されて、ホテルやレストランで提供するメニューのことで少しご相談にのって以来、ご案内をいただくようになりました。

今年は、“白味噌と豆乳仕立てのクリームパスタ”がTFTのメニューです。
  ⇓ 下記をご参照ください。

廣田ゼミの4年生を誘って、本日伺ってきました。
私はTFTメニューをいただきました。
キノコと根菜類がたっぷり入っていて、見た目よりもお腹がいっぱいになった感じです。
ヘルシーな感じでありながら、コクがありました。

学生たちはそれぞれにTFTメニュー、ペペロンチーノ、カルボナーラ、ナスのトマトソースといったお好みのものを選びました。
TFTメニュー以外のパスタもおいしそうでした。

ファイブホルンのTFTは、2月28日まで開催されています。
皆さんも開発途上国の子どもたちのためにも、いかがでしょう!!

ゼミ生たちは、今、管理栄養士国家試験に向けてラストスパートのときです。
久しぶりに皆が集まって語り合いながらの食事会で、リフレッシュできたのではないかと思います。

明日と週末は、また模試等が続きます。
皆が揃って合格できるよう、もう1か月、力を尽くしましょうね!!

2017年2月15日水曜日

松本発「30・10運動」の拡大

昨日の信濃毎日新聞のトップ記事は、
松本発祥 宴会の食品ロス削減 「30・10運動」全国拡大へ
というものでした。

「30・10運動」は食品の食べ残しを少なくするという「食品ロス削減」のための取り組みです。
宴会開始後、30分は自分の席で料理を楽しみ、終了前の10分は幹事らの呼びかけで自分の席に戻り、残った料理をいただきましょう!!
ということを市全体で進めようという運動です。

来年度、環境省がこの「30・10運動」の普及に取り組むことになったという記事でした。
ほかにも同様の取り組みをおこなっている地方自治体はあるのでしょうが、「30・10運動」というキーワードが覚えやすく、市民一人ひとりが心がけ、飲食店にもできることを考えてもらうために、インパクトのある表現だったのでしょう。

松本市は2016年度から、食品ロス削減を進める飲食店などを認定する制度「『残さず食べよう!』推進店・事業所」を展開していて、現在100以上の店舗や事業所が認定されているそうです。
全国展開発祥の地になるということで、市民の自覚も高まりそうです。

新年早々、静岡市で開催された(公社)日本栄養士会研究教育事業部全国研修会の時に「第3次食育推進基本計画」を踏まえた食育の推進についてというテーマで、農林水産省の消費者行政・食育課の米倉礼子氏のご講演がありました。
食育推進基本計画には、健康的に食べるということ以外に、食品ロス削減の観点も含まれています。

その研修会で、私は運営スタッフとして講師接待係を務めていたので、名刺交換をしてごあいさつをさせていただきました。
そのとき、「食品ロス削減に向けた松本市の取り組みは非常に注目されていますよ」とおっしゃっていたことを思い出しました。
すでに、この時点で環境省が「30・10運動」の普及を検討していたのでしょう。

自治体はごみの排出量削減を念頭においているわけですが、「30・10運動」は、自分が食べているものに目を向けるチャンスを提供することにもなります。
個人ベースの「食育」という視点でも、意味のあることだと思います。

2017年2月14日火曜日

バレンタインディ前日は修論発表会

2月13日は本年度の修士論文審査発表会でした。

2年間の研究成果を論文としてまとめた4名の院生の発表がありました。
社会学的な研究と分子生物学研究とがあり、松本大学大学院健康科学研究科がめざしているところが見える発表会だったと思います。

他分野の専門的なところはよくはわからないのですが、研究としての面白みは伝わってきました。
わかりやすい発表になるように心がけてくれたこともわかりました。
こうした場で得た経験は、この後も活きてくるものと信じます。

修論をまとめた院生の皆さん、お疲れ様でした。この後も論文の修正等、頑張ってください。

夕方からは大学院の学生と教員メンバーが集まってご苦労様会がありました。
修論をまとめた院生の皆さんはやはり晴々とした様子でした。
大学を巣立っていくのね・・・と少しさみしくなりました・・・。

この日、卒業生が訪ねてくることになっていました。
修論発表会とその後に続いたいくつかの会議のため、会えないかもしれないと伝えていました。
学生センターを通りかかったときに、会うことができました。
バレンタインディ前日に手づくりクッキーをいただきました。ご馳走さま!

そして、少し話ができました。
彼女はいま、自分の育った町の公務員として勤めています。
今は国保の関係の部署にいるそうで、「わからないことも多くてとても大変」と言っていました。
でも顔には沈んだ様子はなかったので、本来の頑張りを発揮しているのだろうと思いましたが・・・。

いただいた手づくりクッキーに添えられていたカードには、
「仕事も順調になんとか頑張っています。この春で5年目になります。」
最後に
「ちなみに、4月はホノルルマラソン、5月には石垣島のウルトラマラソンと、プライベートも充実し・・・」
とありました。

やはり、心配することはないようです!!

2017年2月12日日曜日

東京は晴天、心は曇

日本栄養改善学会関東・甲信越支部会の学術総会出席のために向かった東京は晴天。
東京へ向かう新幹線からは白い富士山がくっきりと見えました。
気持ちがさわやかになりました。
学術総会の全体テーマは「実践栄養学研究のすすめ ~EBN(evidence-based nutrition)の構築をめざして~」でした。
午前中は一般発表、午後は東京大学の佐々木敏先生の基調講演「実践になぜ科学が必要なのか?」に続き、研究分野ごとに分かれて「実践栄養学研究の進め方を探る」というテーマでディスカッションを行いました。
各分科会それぞれに若い会員さんが座長を務めることになり、そこにアドバイザーとして中堅・ベテランがつくということになりました。
私は、栄養教育分野の座長サポート役。

日本において、EBNに基づいた実践活動を行う若い人、それを支える研究者の育成ができているのか、我が身を振り返って考えさせられ、反省することが多い半日でした。

東京方面に向かいます!

今朝、長野では雪が数cm積もっていました。
寒い朝です。

千葉の聖徳大学で日本栄養改善学会関東・甲信越支部学術総会があり、東京方面に向かいます。
雪のためにでしょうか、新幹線が遅れていて私の乗車した「あさま」も「かがやき」の到着を待って4分遅れで出発しました。
車窓からは屋根が白くなった家々が見えます。

ではでは、行ってきまーす!!

2017年2月10日金曜日

寒さ厳しき日々

西日本では、これからまた大雪になるようです。
長野も寒い1日でした。

(公社)長野県栄養士会の理事会があり、事務局への行き帰り、歩行中は耳が痛くなるような寒さでした。

長野県栄養士会も課題が山積み。
事業を充実させようとすれば予算規模が大きくなり、予算を縮小しようとすれば、公益的事業や会員増対策が十分にはとれなくなり・・・難しいです.

明日は、今日よりも冷え込むようです。
寒さが厳しい週末になりそうです。皆さん、体調管理に気をつけてください。

2017年2月8日水曜日

やはりねぇ・・・

今、NHKのクローズアップ現代プラスで『消費者の誤解を招く? 食品表示のウラ事情」という番組が放送されています。

いわゆる健康食品や機能性表示食品、特定保健用食品などについて取り上げています。
企業の責任で表示できる機能性表示食品については、2年前のスタート時から、消費者がきちんと理解して利用するのは難しいのではないかと思っていました。

番組でも類似のスタンスで、消費者がきちんと理解して利用しなければならないけれど、それは結構難しいといった取り上げ方でした。
「やはりねぇ・・・」という感じです。

私の授業でもこの点について学生に説明しますが、一般の人できちんと理解している人は少ないと思います。

昨年、日本栄養改善学会の関東・甲信越支部の市民公開講座を長野県でお引き受けすることになったときも、これに関連したテーマを設定しました。

そして、今回、松本大学地域健康支援ステーションが毎年企画しているフォローアップ研修会、健康栄養学科の特別講演会として実施するイベントでもこれに関連した講演を行うことになりました。
今回は長野県松本保健福祉事務所、松本地域食を育む連絡会議(私、会長を務めています)と共催企画です。

講師に群馬大学名誉教授の高橋久仁子先生をお迎えし、
「食べ物情報」ウソホント~「健康食品」で健康が買えますか?
というテーマでお話いただきます。

だた今、参加者募集中です。下記をご覧ください。

そして、明日の信濃毎日新聞の朝刊に広告が掲載される予定です。

会場の収容人数に限りがありますので、参加の申し込みをお願いしています。
皆様、食品の機能性表示などについて、学習を深めてみませんか?
お待ちしています!!

2017年2月6日月曜日

高校生と食改さんからパワーをいただいて!!

今朝は、久しぶりに完徹明けの朝でした。
自分でも、「今でも完徹できるんだ!」 と感心したりして・・・。

もとはといえば、やるべきことを貯めすぎてしまったことが原因です。
なかなかエンジンがかからず、“ 困ったちゃん ” です。

昨夜はどうしてもしなければならない仕事があり、夜通しかかってしまいました。
今朝、なんとか、完成!!

そして、今日の午前中は、屋代南高等学校での3回シリーズの活動の最終回。
この活動があったので、完徹明けでも何とかなりました。
食改さんが野菜のダンスを披露

グループワークをすることにしていたのですが、それに先立って、高校の先生からのリクエストで、食生活改善推進員さんたちがイベントなどで披露している、野菜の寸劇とダンスを見せてくださいました。

皆さん、芸達者で、関心してしまいました。

やはりボランティア活動の原点は、“自らも楽しめる”ということなのかもしれません。

その後のグループワークも異世代間で声掛けをしながら、楽しく行うことができました。

私がこのアクションリサーチで重要だと考えているキーワードを、高校生が挙げてくれたりすると、本当にうれしくなります。

これで今回の企画が終わると思うと、なんだか寂しい感じがしました。
でも、また、どこかで会うことができるでしょう・・・また、お会いしましょうね「!!

活動が終えてから、大学に来ました。

さすがに、眠気と闘いながら運転するのはたいへん・・・自分に声をかけながら、頑張りました。

問題は、帰宅するときです・・・上瞼と下瞼が仲良くなってしまいそうです。
少し目を閉じて、仮眠をとってから帰ることにしましょうか!

2017年2月5日日曜日

一般入試2日目

今日は次第に曇り、雨になるかもしれないそうです。今のところ、陽が射していますが・・・。

一般入試初日の昨日は、夕方まで穏やかに晴れていました。

入試業務が終わって実習室の窓から見た、少しだけローズカラーに染まった北アルプスがきれいでした。

17時ころ大学を出ましたが、まだ、明るくて、日が長くなったことを実感しました。
トンネルを通り抜けるたびに、暗さが増して行く高速道路を走って帰宅しました。

さて、今日は入試2日目。この数分の間に、東の空も雲におおわれてきたようです。
受験生が試験を終えて帰る頃には雨になるのでしょうか?

2017年2月4日土曜日

立春の日の入試

立春です。
晴れ渡って・・・その代り、気温は低いのですが・・・、朝、高速道路を走っているときに見えた、白い屏風のような北アルプスの姿に心が洗われるようでした。

この土日は、松本大学の一般選抜の入試日で、出勤です。

学生たちは昨日で後期試験が終了し、ほっとしていることでしょう。
試験終了後、3年ゼミ生に集まってもらいましたが、みな、うれしそうな顔をしていました。
彼女たちの中には、来週からさっそく臨地実習に出ていく学生もいます。

充実した春休みを過ごしてほしいと思います。

昨夜は少し遅くなってしまって、自宅に戻ってから節分の豆も恵方巻きも食べることなく過ぎてしまいました・・・残念!!

でも・・・自宅に着いたときに見上げた夜空には、私でもすぐみつけられるオリオン座がありました。
今年になってオリオン座をじっくり眺めたのは、昨夜が初めてかな?!

春休み中、少しはゆったり夜空を眺めたいものです。
相変わらず、たまっている仕事をどうにかしないといけません。

今日は、まずは入試作業です。