2017年11月27日月曜日

ごちそうさま!

この土・日曜日の学会は実り多いもので、研究に関していろいろなアイディアをいただき、取組んでみたいことが、また増えてしまいました。

共同研究者が発表してくださった研究について、わざわざコメントを伝えにきてくださった参加者もいらっしゃり、発表していただいた甲斐がありました。

そして、週明けの今日は、今年の1月・2月に研究活動で関わらせていただいた長野県屋代南高等学校から、2年生の授業の成果発表の場の一つである「試食交流会」にお招きいただき、うかがいました。

私がいっしょに活動したのは現3年生なので、2年生とは初めての出会いでしたが、私がきっかけを作った千曲市の食生活改善推進員さんとの活動は、2年生の活動としても引き継がれていました。

・・・というわけで、昨年度お世話になった食改の皆さんともお会いできました。

2年生のお一人が今年の「長野県きのこ料理コンクール」奨励賞を受賞されたそうで、その作品もいただくことができました。

千曲市のとなりの坂城町の原木きのこ生産組合「おーい原木会」の皆さんが提供してくださったヤマブシタケとマイタケ入りの手づくりウィンナーがその作品です。

←白いものがヤマブシタケ

具材として入っている肉がきのこと混ざって食感が軟らかく、高齢者にも好まれそうなウィンナーでした。

他に炊き込みご飯、豚汁、ローストビーフ、スティックとんかつ、焼き鳥、サラダ、デザート類など10作品も作っていただき、全部は食べきれませんでした。

高校生の皆さんのおもてなしの心、そして前回の活動でも感じた指導されている先生方の指導力・・・すばらしいなと思います。

ご招待いただきありがとうございました。そして、ごちそうさまでした!!

2017年11月25日土曜日

朝陽の中・・・

千葉県で学会があり、新幹線で東京に向かっています。
窓から朝陽が射しています。

ちゃんと朝食をいただいて乗車したのですが、隣に座られた方がおにぎりを召し上がっていて・・・海苔の香りって、結構刺激的ですね。

23日は勤労感謝の日でしたが、私はあわただしく過ごしていました。
午前中は松本市の会議。
委員と事務局との調整の結果、なんと休日に会議を持つことになったのです。
松本市の学校給食のあり方について研究し、方向性を提言するという研究会ですが、いろいろな立場の委員さんからそれぞれの立場でのご意見が出て、考えさせられる会議です。

結論はまだ先になりますが、私自身は、この研究会のメンバーになったことで、新しい研究テーマを考えることができ、大変有意義な研究会なのです。
この日もNPO法人で子どもたちの支援をしている方と出会うことができました。
ただ、会の方向性をまとめるまでには、いろいろな議論がありそうです・・・。

その会議が終わると、長野市にもどり、(公社)長野県栄養士会の在宅ケア人材育成研修会に参加しました。
運営スタッフなのですが、半日以上遅れての参加で、あまりお役にたてませんでした。
学び、考えることの多い研修会でした。

その後、車のタイヤを履き替えるため、お世話になっているディーラーさんに向かいました。
履き替え作業をしていただいている間に、そのブランドで扱っているオリジナルグッズのカタログを見て、名刺入れを購入しました。
(でも、今日はまだ20年近く愛用してきたCartierの名刺入れです。いただきもので、しっかり作られているのですが、さすがに傷が目立つようになってしまって・・・。)

タイヤの履き替えが終わり、いつ雪が積もっても大丈夫。
ともあれ、今日、東京方面は晴れ渡っています…大宮につきました。

2017年11月21日火曜日

この冬、初の雪景色

今朝、雪が降りました。
長野市は家々の屋根が白くなりましたが、幸い道路には積もらず、高速道路も長野-松本間はチェーン規制にはなっていませんでした。
まだ、ノーマルタイヤのため、雪が積もるかどうかは今朝起きるまでの心配事だったのです。
ホッとしました。

道路脇の木々の枝が白い衣をまとって美しかったこと。
今日は、そんな木々の様子を見やりながら運転するゆとりがありました。

タイヤの履き替えは11月23日夕方の予定です。
それまで、なんとかノーマルタイヤで乗り切ることができますように!!

2017年11月19日日曜日

食育がらみの週末の最終日

金曜日は長野県食育推進計画評価策定委員会、
土曜日は長野県大北地域「食育フォーラム」の講師、
・・・と食育がらみの仕事が続き、本日の日曜日は卒研ゼミ生が実施したキッズクッキングの開催日でした。

8月に松本市の芳川公民館で実施させていただいたプログラムとほぼ同じ内容を松本大学8号館の家庭科室をお借りして実施しました。

実験着で食品の変化を観察
牛乳・乳製品を使って、アイスクリームとカッテージチーズとバターをつくるという実験を実験着で行った後、エプロン姿で料理づくりをするという教室です。

私は、子どもたちの送り迎えとサポート役。

夏の実施時は時間延長となりましたが、そのときよりは順調に進み、時間内で終えることができました。
子どもたちの作品の一つ
学生たちが作成した学習ノートに、子どもたちはたくさんメモをとってくれたようです。

担当のゼミ生がうれしそうに読んでいました。

私は食育関係の仕事が詰まった週末で、少々疲れ気味。

子どもたちの学習内容を見るのは明日にします。
今夜から明日にかけて雪が降るとの予想ですから、そろそろ帰宅することにします。

長野県大北地域の「食育フォーラム」

昨日の土曜日(11月18日)は、長野県の大北地域(大町市と北安曇郡の町村をまとめた北アルプスの北部山麓の地域)の「食育フォーラム」で基調講演の講師を務めました。

「長寿村から学ぶ食のかたち」というテーマでお話させていただきました。
大北地域の食育フォーラムのようなイベントでお話させていただくのは、たぶん3回目だと思います。
いつもお声掛けいただき、ありがたいことです。

今回は、男性長寿日本一の松川村で実施させていただいた食事調査の結果なども盛り込んでお話をとリクエストをいただいていたので、それに沿うよう考えてみました。

少し足元が冷えてしまう講堂での講演でしたが、皆さん、熱心に耳を傾けてくださいました。
ご依頼いただいた保健福祉事務所の所長様や管理栄養士さんはもちろんですが、地域内の学校栄養士の皆さん、長野県栄養士会の皆さん、いろいろなところでお世話になった県職員の皆さん、教え子など、知っている方がたくさんいらっしゃり、あちこちで声をかけていただきました。

皆様の心に何かが届く話をすることができていれば、うれしいなぁと思います。

長野県食育推進計画評価策定委員会

11月17日金曜日は、松本市で開催される世界健康首都会議への出席を見合わせて、長野県庁で行われた長野県食育推進計画評価策定委員会に出席しました。

この日の世界健康首都会議のプログラムは魅力的だったのですが、県の委員会では委員長を務めているので、欠席するわけにもいかなかったのです。

長野県食育推進計画(第3次)の案について審議するこの委員会も、この日で審議を終えることになっていました。
あとは、親委員会である「信州の食を育む県民会議」での審議とパブリックコメントを経て決まっていくことになります。

委員の皆様からは、提示された(案)を評価する発言が多くありました。
事務局の皆様がしっかりと検討し、作成を進めてくださった賜物です。

「あとはどう進めていくかということですね」という委員さんの声もありましたが、その通りだと思います。

私が研究として進めてきた、また進めていきたいと考えている内容と重なる部分もあります。
私自身も、頭の中にいろいろ浮かんでいる「やってみたいこと」を前進させる5年間(第3次の食育推進計画は次年度から5年間の計画です)にしたいと思っています。

2017年11月16日木曜日

ゼミ生が第7回世界健康首都会議の企画セミナーに登場

松本市では、11月16日・17日と第7回世界健康首都会議が開催されています。
私、松本大学を代表して実行委員会委員を務めており、参加致しました。

本日は朝からあわただしく、会場に向かうのが1時間ほど遅れてしまい、到着した時にはすでにオランダからお招きした保健・福祉・スポーツ省のエルウィン・エイジンガー氏の基調講演が始まっていました。

メイン会場のほかに松本市のMウィング内では様々なセミナー等が開催されていますが、今日は長野県次世代ヘルスケア産業協議会☓信州大学の「信州の魅力ある地域食材で健康・幸せ生活を」というセミナーが開催されました。

私が今、信州大学と共同研究とて取り組んでいるモチ麦に関するセミナーです。

料理研究家の横山タカ子先生、丸子中央病院「ヴァイスホルン」山田康司シェフに混じって、私の研究室の4年ゼミ生が開発したモチ麦レシピを紹介するという企画でした。

畏れ多いこと!

プロのお二人に混じって、学生たちの提案品はすぐに日常食にとり入れられる料理で、学生らしくてよかったと思います。

前日にシナリオが届くという急ごしらえでしたが、きちんと役目を果たしてくれたと思います。

お疲れさま!!

長野県農政部の藤永真史氏の長野県産モチ麦「ホワイトファイバー」に関するお話もありました。
長野県農政部では、小麦のモチ種と区別できるようにモチ大麦のことを「もち性大麦」と呼称しているというお話も伺って、そうなのかと学習しました。
司会の方から、学生をサポートする発言を求められたので、今年、大麦全国シェア1位の愛媛県に行って長野県の大麦品種改良の研究はとても進んでいると教えていただき驚いたというような話もして、少々しゃべり過ぎだったかも・・・と反省。

本日、このセミナーとダブって開催されていた千葉大学医学部予防医学センターの近藤克則先生のお話を楽しみにしていたのですが、学生の出番を見守ってからメイン会場に戻ると、すでに講演は終わりに近づいていました。
とっても残念!!

明日は、長野市の県庁で県の食育推進計画に関する会議があるので、欠席です(クシュンッ!!)
健康先進都市ゼミナールの報告と、「健康が人と地域をつなぐまち」というパネルディスカッションを聞きたかったのですが・・・。

そして、明日は健康栄養学科2年生が提案して、(株)王滝さんがつくってくださる
「~あなたのカラダとココロがあたたまる~ やさしさお届け弁当」が販売される日でもあるのです(クシュンッ!!)

お出かけになるご予定の皆様、どうぞ、お買い求めください!!

2017年11月12日日曜日

昨日の長野県栄養士会の研修も含めて・・・

健康サポート薬局をめざすための研修会の講師という役目を終えて、研究室に戻りました。
男性の薬剤師さんも参加されていました。

お役に立てたのかはわかりませんが、こんな機会を薬剤師さんと管理栄養士との仕事上でのコラボレーションにつなげていければ・・・思っています。

昨日は(公社)長野県栄養士会の研修会でした。
「平成29年度 在宅ケア人材育成研修会」
内容の濃い研修会でした。
私はこの研修会の企画運営にあたっている委員会委員であり、当日は司会を務めました。

厚生労働省保険局医療課課長補佐 塩澤信良先生の講義に始まり、
実際に在宅医療を進めている栃木県の医療法人アスムス理事長 太田秀樹先生
日本栄養士会の担当理事の西村一弘先生
長野県ですでに訪問栄養食事指導に取り組んでおられる松本市相澤病院栄養科長の矢野目英樹先生と4名の講師の先生方からお話をうかがいました。

長野県栄養士会の栄養ケアステーションを在宅訪問栄養指導に対応できるようにするための実践的な研修会で、皆さん熱心に受講されていました。

塩澤先生とは、7・8年前、先生がまだ大学院で研究をなさっているときに、学会の自由集会でお会いし、お話したいことがあります。
初めてお会いしたときからその鋭さに敬服していました。

講義の中では何度も「見える化」をしていかなければならないとおっしゃっていました。
厚生労働省で管理栄養士業務の拡大に尽力されている立場で、現場の管理栄養士さんたちから「見える化」のエビデンスをだしてほしいと願っているに違いないと推察しています。
1人ではできないことですから、歯がゆいことも多いのではないかかと拝察しています。
現場からの「見える化」「納得できるエビデンスづくり」をすすめるために、できるサポートはしていかなければと思いを新たにした研修会でした。

本日の薬剤師の皆様とのつながりもそんなことに活かしたいと思いました。

北アルプスが白くなりました

鹿児島から戻って、あっという間に1週間が過ぎていきました。
留守中にたまった仕事に追われています。

今日は、松本市で健康サポート薬局をめざす女性薬剤師の皆さんに話をしてほしいと頼まれて、松本に来ました。
少々、気が重いのですが・・・。
大変お世話になっている薬剤師さんに頼まれた仕事ですので、なんとか務めを果たそうと思います。

長野から高速を走っているときに見えた北アルプスの山頂付近はすっかり白くなっていました。
ここ数日は朝、冷え込むようになりました。
冬が近づいていますね。

さて、そろそろ会場に向かうことにします・・・!

2017年11月2日木曜日

夏のようです!

第76回日本公衆衛生学会が開催されている鹿児島。

今朝、目覚めたときには雨でしたが、会場に向かう頃には雨があがりました。
やはり日頃の行いがいいのでしょうか?!

晴れてくると、コートを脱いで、スーツの上着を脱いで・・・それでも暑いくらい。
さすが九州南部の鹿児島です。
松本や長野もこんな天気なのでしょうか?

大学院生の発表も、私の発表も本日、無事終了しました。
同じ時間帯だったので、様子を見に行くことはできなかったのですが、情報交換もできていい機会になったようです。

今年はいつもこの学会に合わせて実施される自由集会がなかったため、初めて参加してみた自由集会で、またネットワークが広がりました。

今、構想している新しい研究テーマに関しても多くの示唆を得ることができました。
でも、知るほどに研究計画の練り直しが必要であると感じます。

信州大学の共同研究者の先生方にもお会いし、長野県の保健所長さんで参加されていた先生にも声をかけていただき、鹿児島という遠い地にいることを忘れてしまいます。

そうそう、昨日は大学院生と、その院生がいつもお世話になっている共同研究者のかたと3人で薩摩の郷土料理の店で食事をしました。⇒
写真のような床の間のある個室でゆっくり、学生教育のこと、研究のことなどを話しながらお料理をいただいていると「閉店時刻になりますので」とお店の方に声をかけられてしまいました。

薩摩料理はやや甘味が強めのように思いましたが、さすが、豚骨煮などは絶品でした。
大学院生が予約してくれたおかげで、楽しい食事会でした!!